え!もうあかん!?激ヤバ紀州鉄道①
昨年のビジネス誌のインタビュー記事から廃線危機が明らかになった紀州鉄道、突然降って湧いたような内容でしたが、中身を深堀するほどもう、廃止は免れないんじゃないかって状況・・・↓
さぞかしテツが押し寄せてるかも?って思って昨秋別件のついでで寄ってみたら同業者なし・・・まあ平日だったし、運用2両の気動車だけ、営業距離2キロ強でパッとした撮影ポイントなし、御坊って意外とアクセス不便。だからなのか、留萌本線や日高本線のヨンマルなんかと違って集客むずかしい? とはいえ、週末はいつもそこそこ訪問者いるみたいだから、テツには一応気にかけてはもらえてる?↓
雑誌での鉄道部門ヘッドのインタビュー内容がほんと辛い内容で、「運賃改定の申請わかる人が退職して値上げできなくなってます」ってくだり、確かにこの地方で初乗り120円ってバスより安い。律儀に他の鉄道会社にこんなことあるのか裏を取ってた記者がいましたが、やればできるはず なーんて意見を入れてアンチニュアンス入れてたけど(他意はないんだろうけどね)、世の役所申請関連の書類って素人にわからん文字や表現多数、「確定申告」すらそんなんだから、経験ないとかなりハードル高い。まあ、それだけ鉄道部門はギリギリの体制で回してるって...運営自体も限界超えてるやん。↓
今回の鉄道存廃については雑誌に話が出てくる前からあったようで、自治体も対応を考えていたようだけど、この紀州鉄道の本体ビジネスが少々胡散臭いってのがあって、直接的な経営への介入にはためらいがあったんでしょう。。。↓
3年ほど前に紀州鉄道の親会社(不動産会社)が紀州鉄道部門を中国系投資会社へ売却したんですが、いろんな記事ではこの中国企業やばい的なニュアンス出して不当な廃止をもくろんでる・・的な若干偏向報道になってるところがあるんですが、それよりも紀州鉄道自体がもともと胡散臭い会社。。。中国企業もよくこんな会社を買ったなあって。↓
紀州鉄道のダークサイドは、「リゾート会員権トラブル」ってググればいろいろできますのでここでは割愛しますが、この会社、基本リゾート開発メインの不動産会社で、いわゆるリゾート会員権を販売するってのが主の会社。鉄道と名前を入れて信用度を取りたかったという理由で廃止間際だった御坊臨海鉄道を購入、社名を紀州鉄道と変更して全国区の知名度を獲得したといういわくつき会社。投資話を吹っかけて金品巻き上げるような違法行為はしてないんだけど、経営手法がちょっとモヤモヤなんだよね・・・まあ、このあたりについてもいろんなサイトに載ってるんで詳しくはそちらにて。↓
当時御坊臨海を買収した不動産会社は磐梯急行電鉄不動産って会社。このあたりの経緯もネットでたくさん情報が出てるんで割愛しますが、随分前から胡散臭い雰囲気が出てた・・・なので、これまでの経緯を知った上での公的資金投入・・・となると、なかなか県も市も躊躇してしまいますね。。。御坊市の年間補助金60万円?なんて記事もありましたが、生活保護受より安い金額だったりするんですが、これまでのブラックな背景が資金投入を躊躇させているとしか思えない・・鉄道部門は関係ないんだけどね。↓
中国系へ売却するときには事業にシナジーがない鉄道部門を切り離すようなことも話し合われてたかもしれない・・・親会社もちょっとモヤモヤ感ある不動産会社だったし、まあ、真相はわからんけど、こうしたことを総合的に判断すると、存続のための支援はすんなりとはいかないんじゃないかなあ。会員権問題には関わりたくないだろうし、地元としてはバス転後の市民への支援はするからそっと廃線にしてくれないか・・なんてのが本音でしょうね、自治体が責められてもちょっとかわいそうな話でもありますから。↓
・・・ほんと、鉄道部門は何も悪くないんだけど、不運というか.....まあ、御坊臨海廃止のタイミングが運よくこの令和まで先送りできた って、逆説的にこれまでが幸運じゃないのかってことかもしれないけど・・・↓
先日は踏切が故障したけど修理代がないとかで部分運休してたり(踏切メーカーや周辺鉄道会社がボラで直したらしい・・・関連事業者はみんな気の毒に思ってるだろうなあ)、老朽化した設備、特に終点の西御坊駅舎は柱が相当傾いているんで、三セクになったとしても追加投資がかなりの額になりそう。以前は枕木劣化で脱線もしてたんで、上下分離なんかになったら自治体は相当額の負担になる。距離が短いとはいえ南海貴志川線のようにはならんでしょうから。↓
車両も結構お古、こちらのKR205は信楽高原鉄道のお古で1992年製、LE-DCなんでレールバスのボギー台車版であり、もともと長期利用が考えられてないらしい。↓
こちらは主力機のKR301、これも信楽高原鉄道のお古。1995年製で同じくLE-DC。信楽高原でスクラップ予定だった車両でもあり、すぐにでも代替車を考えたい状況。↓
昨年はKR301とKR205との使い分けは概ね平日or週末という交互で運用に就いてました。検査時はどちらか一方が終日連日運用となるので本来はもう1両ほしいってのが本音でしょう。どちらもスクラップ予定から10年以上使ってるわけだしさ。↓
あと休車扱いで運用終了したキテツ2も車両としては存在。紀伊御坊駅の側線に突っ込まれています。↓
休車とは言え、実際は構内運行はできても客を乗せて本線上を走るのはむずかしいんじゃないかなあ・・・↓
・・・ということで、存続条件がかなり厳しい紀州鉄道、こんなミニ私鉄なのに背負ってるもの重すぎるってのもちょっとした悲劇ですね・・・うまくまとまるかな、関係者の皆さんにどうか無理のないように・・・次回は懐かしの紀州鉄道ご紹介。・・・・・つづく↓


