阪堺電軌 お正月の住吉大社前 Location at 住吉鳥居前, 大阪市, 日本(2016) 三が日は参拝客対応で特別ダイヤとなる阪堺電車。毎年恒例、住吉大社参道前は人ごみでカオス状態。平常時は閑散とする鳥居前も参拝客でごった返し、電車から降りるも困難、乗るも困難とすごい状態。参道入り口には毎年警察のやぐらが作られてDJポリスが信号守りなさいと叫びまくるのもこれまたおなじみの光景。 特別ダイヤでは参道前の人ごみを避けるべく住吉公園駅をフル活用して鳥居前の通過電車を減らすんですが、来年からはこの住吉公園駅が使えなくなるとあっていったいどんな運用になるのか気になるところ・・・。かつては住吉駅折り返し列車もあったのでそれを復活するんでしょうね。なお今年の元旦は旧型車の使用は控えめで写真の166だけ夕方まで運用に就いてました。 Bruckhausen Plant, ThyssenKrupp Steel Europe Location at Duisburg, Nordrhein-Westfalen, Germany (2015) ルール工業地帯に位置する工業都市、デュースブルク。この町はデュッセルドルフから電車で30分強のところにあり、交通アクセスは悪くないところですが、目立った観光資源がないのか、ガイドブックには紹介されていません。ただテツにとっては製鉄構内鉄道を間近で見られる町として超有名なところ。写真のように普通の高架橋歩道から自由に写真が撮れます。 ここへの足はデュースブルク駅地下から発着するトラムが便利。901、903どちらの利用も可ですが、903のほうが若干早いかな。トルコ人が多く住む901と903が交差するMarxlohへ。このエリアから徒歩20分強でお目当ての撮影地にたどり着けます。他にも同様の立体交差から撮影できる場所があり、体力があればグーグルストリートビューを参考に探してみてもいいでしょう。 阪堺電軌モ161 Location at 住吉, 大阪府, 日本 (2015) グリーンツートン南海7000系に続き、年明け廃止になる住吉公園~住吉にモ161が期間限定で運用に就きました。茶色の扉と緑のカラーリング、うなる独特のモーター音、これこそが記憶に残る阪堺電車!超懐かしい~丸サボ期待してましたがそこまではちょっと・・・でした(住吉公園駅廃止のときはあの丸サボつけてほしいなあ)。 写真の平面クロスもあと残り2ヶ月。以前は見慣れたこの光景もわずかとなってしまいました。堺トラムなんてハイカラすぎて阪堺電車のイメージがわかないよ、という古い世代にとって、こうした古豪がたまに走るだけでもうれしいものです。毎年恒例の正月大運転時にいつまで使ってもらえるか。。。がんばってほしいです。ちなみに日本では運行されなくなった古豪仲間モ247はカナダの保存鉄道で現在も運行しています。 南海電鉄7000系車両 Location at 住吉大社, 大阪府, 日本 (2015) 片引きドアに独特の空調を載せた南海7000系。大多数を占めていたこの車両も知らないうちにどんどん減って、この10月に運用を終えることとなりました。南海電鉄はサヨナラ企画としてかつてのグリーンツートンカラーで特急サザン運用に就かせる、最後の晴れ舞台を用意。さらに併結される10000系もかつてのグリーン基調に塗り戻し、昔の羽の南海マークまで付けるという粋な計らい。旧南海を知るひとにとっては南海の色はやっぱこれ!久々に走り去るツートンを見たらほんと、超懐かしい・・・ 私にとって7000系は思い出いっぱい。このボロ電に乗って高校に毎日通ってたんですよね~、当時普通列車には扇風車しか当ててくれなくて通過していく急行の冷房車両にあこがれたものです。 伊予鉄道大手町平面クロス Location at 松山市大手町, 愛媛県, 日本 (2015) 定番中の定番、伊予鉄・大手町といったらこの平面交差。しかも軌道線と鉄道線がクロスするということでマニアは一度は訪れたい場所の1つ。松山は学生時代に道後温泉へ遊びに来て以来。路面電車の風景は昔ながらも道後温泉周りの激変にはショック。ここまで観光地っぽくなってるとは思いも寄りませんでした。 現在、伊予鉄では「IYOTETSUチャレンジプロジェクト」という会社革新をスタート。その一環として電車やバスはすべてオレンジ一色になる予定です。郊外電車は一足先に700系からオレンジ化がスタート。写真の路面電車もいずれオレンジ一色に、3000系もオレンジのラッピングで包まれる予定です。 寝台特急「北斗星」号 Location at 文蔵(蕨~南浦和), 埼玉県, 日本 (2015) 8/23、とうとうブルートレインという寝台特急の運行が終わってしまいました。。。カシオペアやはまなすもまだ運行してますので終わったというと早すぎるかもしれませんが、いわゆるブルートレインという列車としてはこれが最後なんだと思ってます。 北斗星の初乗車はなんと出張での利用。20年前はシーズンは3本北斗星が走っていたため、東北・北海道出張時は重宝しました。今のように飛行機が手軽に利用できず、東●インのようなビジネスホテルがあまりなかった時代でしたから、ちゃんと存在意義もあったんですよね。夜行移動といえば2次会でいやいやカラオケ歌うこともなくいい断り文句にもなりましたし。そんなことも思い出話になってしまうとは。。。時代が変わったんですね~。 特別なトワイライトエクスプレス号 Location at 豪渓, 岡山県, 日本 (2015) この春に運転を終了した寝台特急トワイライトエクスプレス。この5月から団体列車としてJR西日本管内で運行が再開されました。夏からは山陰コースが設定され、こうしたDL重連で客車牽引という、寝台特急出雲号を彷彿とする編成が走っています。 夕刻に岡山を出た列車は伯備線・山陰線と経由し朝の萩に到着。あの美しい海沿いを行く風景はさぞかしすばらしい被写体になるんでしょうね。。。ここもとにかくすごい人で有名撮影地はどうなってるんやら・・・恐ろしいものがあります。 でも単純にDD51重連ってかっこいいですね~。 寝台特急「北斗星」号 Location at 外ヶ浜, 青森県, 日本 (2015) 8月で運転終了となる最後の特急ブルートレイン「北斗星」。30年前はあちこちに走って決して珍しい部類ではなかったのに、時代は変わりもうすぐ終焉を迎えようとしています。貧乏旅行ばかりだった学生時代は高嶺の花だった寝台特急。食堂車でフランス料理のコースを一度は食べてみたいなと夢見てましたね。 ここは夏場だけの撮影スポットの1つ、蟹田と瀬辺地の間の海沿いを走る区間。ガスが出やすくてなかなかいい写真が撮れない撮影難スポットでもあります。最後の今年は比較的好天が続き名残惜しむ人たちへの神様からのプレゼントとなりました。 静鉄1000系電車「急行」 Location at 新静岡, 静岡県, 日本 (2015) 「急」マークの丸サボつけた電車が現役で走る静岡鉄道。急行は平日朝限定とあってゲットするのは少々難しいも、他にも朝だけ運転の区間列車もあって珍しくなってきた方向膜も一緒に記録できます。この急行、実は2011年から運行の新しい列車なんですが、もともと1996年に一旦廃止されたのが復活したもの。復活時かつての丸サボが足りなかったのか、1編成だけ四角のミニサボが使われています。 写真の1000系は登場時代の帯なしスキン仕様。かつての東急電車や南海高野線を彷彿とさせますね。2016年からは新型A3000系への置き換えが始まり2024年までに今の1000系すべてが置き換えられる予定です。 大阪環状線103系電車 Location at 福島, 大阪府, 日本 (2015) 東京だとすでに2世代前、3世代前の103系車両も、JR西日本管内ではまだまだ現役。しかも利用者の多い大阪環状線に固めて、車体更新してでも使い続けるJR西のセコさに脱帽っていうこの路線からも、とうとう201系含め一掃されることが決まりました。新型車量は紀州路快速や大和路快速と同じく3ドア車に統一するとのこと。 とはいえ、色違いの103系や201系は環状線以外にも阪和線、奈良線、関西線でバリバリ現役中。ただ225系増強のあおりを受けて年々221系への転用が進んでおり、活動範囲は確実に狭まっています。ただ、播但線、加古川線、和歌山線や紀勢線のローカル運用もあることから、旧国鉄車両が絶命危惧種になるまではしばらく時間がかかりそうです。 一畑電車3000系 Location at 一畑口, 島根県, 日本 (2014) 2015年に東急から中古を購入し、旧南海21000系の3000系が全置換え予定の一畑電車。引退に先立ち元の南海カラーに復活塗装のサービスもしてくれました。写真の南海色はすでに解体され、今後東急中古の増備で来年あたりには消滅しそうです。 一畑にやってきたのは1996年。約18年のどちらかというと短い期間でしたが、もともと1960年代製ということで車齢は50年以上とかなりの老体(かつての風景)。なんせ21世紀に丸み帯びたこんな流線型が走ってるほうが驚きかもしれません。大井川にも仲間がいますがいつまで使ってもらえるか心配なところ。南海も買い戻して支線とかで復活運転などのイベントに使ったらいいのに・・・なんて思ってしまいます。 寝台特急「トワイライトエクスプレス」号 Location at 南条, 福井県, 日本 (2015) 2015年3月のダイヤ改正で廃止となる寝台特急トワイライトエクスプレス。大阪から札幌までを走る国内最長の旅客列車も北海道新幹線開業を前に廃止となってしまいます。 北陸本線から羽越本線、奥羽本線を経て北海道へ向かうルートはかつて特急白鳥号=青函連絡船=特急北斗号を乗り継いで北海道へ渡ったルート。北陸新幹線の開業後は平行在来線部分は三セク化され特急も廃止。かつてロングランで北海道旅行した旅の途上もなくなってしまいます。このトワイライトエクスプレス号もいつかは乗りたいな・・・と思い続けて結局乗れずじまいで終わります。緑の基調がなんとなくロシアを横断しているシベリア鉄道に似てる感じで好きな列車でしたが・・・。さようなら。 東京メトロ銀座線 Location at 渋谷, 東京都, 日本 (2014) 新型車両1000系の導入で2016年度に引退が決まっている01系電車。最近は2本に1本くらいの割合で1000系がやってくるようになりました。渋谷駅到着前にわずかだけ地上区間を走るこの部分も、渋谷駅周辺大改造の改良部分となってあと少しで様相が変わる予定。ヒカリエからこんな写真が撮れるのもあと少しの間になりそうです。 将来はここに1面2線の島式ホームができ、今のメトロ銀座線渋谷駅はビルごと撤去となります。かつての東急東横線渋谷駅跡を使って埼京線ホームもこのあたりに移設されるとのこと。ヒカリエから見える渋谷の風景も10年後はまったく違ったものになるんでしょうね。 某製鐵所構内鉄道 Location at 戸畑, 福岡県, 日本 (2014) なかなか撮れなかったELの標準色。いつもワニさんあったりDLプッシュプルだったりと普通の写真が撮りたかったのでした。ここは公道から堂々と狙える戸畑サイトのとある場所。九州工大前から散歩がてらに訪問できるとあって出張ついでサクッと立ち寄ることも可能。現在撮影ポイントちょうど上に陸橋がかかり、この先どうなるか興味津々。公道となる場合は新たな角度で容易に撮影できる新スポットになるかもしれません。 ここの構内鉄道は工場隣接部の再開発であちこちで新撮影スポットが生まれ続けてます。とはいえ、いつかは建物にさえぎられたり障害物ができて見えなくなりそうなので、できるだけこまめに写真を撮ったほうがよさそうです。 再就職おめでとう! Location at 太平洋セメント四日市出荷センター専用線, 三重県, 日本 (2014) 2014年5月29日が最終日だった北海道室蘭、本輪西の栗林商会の専用線。そこで働いていたスイッチャーたちはそのまま廃車と思われていたのが、なんとその1台のDD511が同年7月に太平洋セメント四日市出荷センター専用線へ再就職。10月に訪れたところきちんと現役で動いているのを確認し、ちょっと感動。 運転台側面にあった栗林商会の丸七マークはさすがにもぎ取られたものの、その他は北海道時代のまま。色もこのままでいてもらいたいなあと思います。弟分だったDD512の青のスイッチャーはこれまたなんと秩父鉄道武州原谷貨物駅のスイッチャーとして再就職。どちらもしばれることない内地で活躍の場が見つかりよかったです。 JR南武線 Location at 川崎市尻手, 日本 (2014) かつては国電後の車両増強で関東のどこかしこに走っていた205系も幹線から撤退が相次ぎ、この南武線も今年の10月から順次置き換えが始まります。南武線というと黄色の103系がノロノロ走るイメージが残っているのですが、今は快速運転もあってと、準幹線としての役割を担っています。 写真は尻手駅から超望遠で切り取った一コマ。都市部の写真はなかなか撮りにくいし駅撮りが多くなるので撮影に躊躇しがち。車両の置き換えとかない限りはなかなか行きにくく、今回もたまたま撮影できたというのが正直なところです。 岩手開発鉄道 Location at 岩手県大船渡市, 日本 (2014) 震災で赤崎駅が津波被害を受けましたが、全線では大きな被害を受けずにすんだ貨物専業の岩手開発鉄道。 かつては夜間も運行があったというこの鉄道も今は日中のみの運行となってしまいましたが、鉱山と工場とを結ぶ砕石列車が頻繁に走ります。基本は平日のみの運行で保全や修繕の関係で1ヶ月ほどのストップもあります。 写真は長安寺の先、下板用にかかる板用橋から望遠で狙うところ。秋には紅葉で美しくなります。降雪時期にきたことがないので今度は真冬に来てみたいですね。釜石線へのアクセスも悪くなく、SLと絡められれば効率よく回れそうです。 太平洋石炭販売輸送 Location at 釧路市千代の浦, 日本 (2014) 一時は廃止も危ぶまれた太平洋石炭販売輸送の石炭列車。炭鉱は釧路コールマインとして存続が決定し現在も研修目的に採掘が再開されましたが、安い海外炭と競争に敗れたとはいえ、昨今のエネルギー原料高騰により収益は改善してるとか。とはいえ、本格復旧になることはなく、しばらくはこの状態が続きそうです。 ここへは10年強ぶりの訪問でどうなっているのか心配でしたが以前とはまったく変わらない雰囲気でびっくり。ただし凸型電気が残っていた木枠工場の専用線は電線が撤去されて単なるバテロコだけになってたのはショックでした。三笠村に妙に並んでいたのが気になっていたのですが・・・もう少し早くくればよかった・・・ちなみに石炭列車は坑道整備で6月末まで運休中です。 阪急千里線 南千里~山田 Location at 吹田市, 日本 (2014) 千里線の桜といえば、ここ、府立千里高校脇の定番ポイント。阪急電車の写真はなんだかんだで14年ぶり。マルーンの車体に木目調の強めの内装、グリーンのモケットが定番の阪急スタイル。かつての近鉄・南海・関西線に阪和線通勤通学組はこの高級感にあこがれたものです。 昔はしょっちゅう乗っていたのでカメラを向けることもなかったのですが、車両は知らないうちにどんどん変わってサボ車もこの2月に絶滅してました。写真の2300系も古豪になってしまい、今では貴重な部類とか。支線も昔は吊り掛けが走っていたんですが、今や6300系まで入ってる始末。ものすごく変わってしまいました。とはいえ、3000系グループや5000系グループもバリバリ現役で昭和な阪急顔もまだ元気。引退後は能勢電でも頑張ってくれるでしょうからなつかし阪急はしばらく楽しめそうです。 南海高野線木津川 Location at 大正区, 日本 (2013) 都会の超ローカル線の1つ、通称汐見橋線の南海高野線汐見橋~岸里玉出の日常風景。ほぼ30分ヘッドで運転しますが、平日・土日祝日とも2両1編成が単純に行ったり来たりするのみ。かつては貨物列車が走っていたこともある路線で、高野線のステンレス車両が走っていたころは2編成が入ってほぼ木津川駅で離合する20分ヘッドだったと思います。その後岸ノ里の高架化で電車は南海本線から入るようになり吊り掛け電車の1521系が走っていました。 関空開業時の列車大幅更新に際、現在の旧22000系改造車が走るようになりさらに減便、今ではいつ廃止されてもおかしくないような閑散路線になってしまいました。汐見橋駅は阪神大阪線桜川駅とほぼ直結ですが乗り換え駅という概念がないほど印象が薄い路線になっています。 JT浜松工場専用線 Location at 西浜松, 日本 (2013) JR貨物西浜松駅から分岐する日本たばこ産業浜松工場専用線。JR東海浜松レールセンターと専用線を供用することからスイッチャーはレールセンターのものが使われます。場内は荷受ホーム1本、機関車付け替え用の側線、サブ側線1本のシンプルな場内。コキ2~4両が基本の、こじんまりとした専用線です。 この浜松工場、国内たばこ工場のリストラ対象となり、閉鎖されることが決まりました。専用線も時を同じくして廃止される運命です。ただ専用線の大半はレールセンターが引き続き使うものと思われ、しばらくは安泰といったところでしょうか。とはい、週2回ほどの運転とあって今のような頻度で使われることはなくなります。 ※2014.3.27最終運行にて廃止となりました。 王滝森林鉄道 Location at 長野, 日本 (2013) まるで現役の森林鉄道のようなこの風景は不定期で開催される王滝森林鉄道フェスティバルの1コマ。王滝森林鉄道は木曽森林鉄道の1つとして1975年まで運行されていた森林鉄道で、有志が動態保存設備として作業を開始。王滝村中心部の外れにある松原スポーツ公園内に線路を敷き、2005年に5月に運行がスタートしました。 線路の一部は当時使用されていた軌道敷きを活用、微妙なカーブレイアウトや入換設備などが超リアルに再現されています。今回は動態運転として4回目のフェスとなり、DL+客車の体験列車が運行されました。さらに当時を再現するため営林局から借り受けた木材を貨物列車としても運行。燃料運搬列車やモーターカーなども運行されフェスと銘打つすばらしい内容でした。 某構内鉄道:なにやらすごい工事が・・ Location at 某所, 日本 (2013) こんないい加減なページを作っていても専用線ファンの方がチラホラご覧になられているということで感謝の最新情報。某構内鉄道を拝める有名なあのホテル。今年に入り手前の空き地が工事に入り、とうとうビルとか建って撮影できなくなるのかなあ・・・と残念に思っていたところ、先週宿泊して朝のレール入換機関車を撮ろうと外を見ると・・・ わおー、写真のように全貌バッチリのなにやら操車場か貨物駅のような工事が真っ最中。この出来だと正月前には運用開始してるかもしれません。はてさて、ここには構内列車が走るのか、はたまたJRからの乗り入れがやってくるのか。どちらにしてもホテルにいながらにして見慣れない機関車や不思議貨車が見られるんですからわくわくします。乞うご期待!ですね。 Cityrail Location at Kiama~Gerringong, NSW Augie (2005) オーストラリア最大都市シドニーの近郊・中距離列車を運行するCityrail(シティレール)。シドニー周辺は電車主体ですがシドニー南端部やニューカッスル以北は非電化区間が残り、カントリーレール(長距離担当)がXplorer(エクスプローラー)として使う「Endeavour railcar」が使われます。 写真は手軽に国道(プリンセスハイウェイ)から撮影できる俯瞰ポイント。車両はエンデバータイプの他、平日のみボマデリー行き貨物列車が午後に走ります。とはいえ、情報獲得からずいぶん時間が経ったのでまだ走ってるかどうか・・・オージーは結構貨物列車の時間も押さえたのにずっと行けずにいます。 急行「はまなす」号 Location at 社台, 北海道 (2013) ダイヤ改正時に廃止の話が必ず出てくる夜行急行「はまなす」号も、最後の定期急行列車となりましたね。しかもまだ客車を引いてるんですから国鉄時代の動態保存といっても過言ではありません。昔は「まりも」に連結されていたドリームカーもまだ使われています。以前は札幌から稚内、網走、釧路もつなぐ夜行急行がありましたが、はまなす号が最後まで残るとは思いもしませんでした。北海道新幹線が開業する2016年には消えてなくなる運命ですが、前倒し廃止にならないことを祈りたいです。 写真は有名な社台のポイント。夏至前後1ヶ月くらいの夏場だけ撮影可能ですがちょうどその頃はオホーツク海高気圧の張り出しで霧がかかりやすい時期。薄日でも当たればラッキーと思ってください。 寝台特急「あけぼの」号 Location at 西目, 秋田県 (2013) 羽越本線を海をバックに撮影できる有名ポイント。フラッといったらすごい鉄がたくさんいて驚きました。夏場の早朝、青空覆い日本海側となると5~6月がシーズン。皆さんよく知っています。撮影もいいですが日本海の眺めは抜群。ただ、あちこちにある風力発電機がちょっと邪魔なんですね。自然エネルギー利用に脱原発とはいえ、目の前にあるとちょっと圧迫感感じます。なので反対する人も出てくるんでしょうね。 あけぼの号も廃止の影が忍び寄り、来春を越えてくれるかどうか微妙なところ。長年485系だった特急いなほ号もこの秋に置き換えが決まってますし、EF81も運用わずかとなってしまった今、国鉄風情がすっかりなくなりそうな羽越本線です。 タイ国鉄混合列車 Location at バンスー, タイ (2013) タイ国鉄大幹線が分岐するバンスー・ジャンクション。ここには北はチェンマイやノーンカイ、南はマレーシアからもバンコク目指す列車が集まる要衝の駅。地下鉄との接続駅ともあって乗降客が多数います。 写真は2等3等の非冷房客車に海コンがついた珍しいバンコク行き混合列車。通常貨物列車はバンスー駅構内には入らないのですが、このまま進んでいくと行き止まり駅のバンコク・ホアランポーン駅まで突っ込んで行ってしまいます。このあとどうなったか気になるところですが・・・。バンコクから近いこの駅は手軽な駅撮りスポットとしてお勧めです。昼間は暑いので朝の夜行列車狙いがベターです。 某所鉄道試験線 Location at 広島, 日本 (2012) 大手重電メーカーが持つ試験線を俯瞰できるこのポイントは、瀬戸内海の島々を見渡す展望台へ向かう道路から丸見えの位置に存在します。地上部分は高い生垣の中にあって、場内にこんな線路があるなんて思いもしませんが、ここは都市交通系、トラムと新交通システム試験線が敷設されています。 写真は連接車の試験運行シーン。ぐねぐね線路を行ったり来たりして計測していました。Rのきつい線路で連接車を運行すると脱線しやすいので、いろんなテストをしなければならないのでしょうか。トラムの試験線は川べりの直線区間と途中停留所もどきから分岐するグニャグニャ線から成りそこそこの距離を走ります。 福井鉄道200形電車 Location at 市役所前~仁愛女子高校, 福井, 日本 (2013) 2006年の低床化で従来の雰囲気とがらりと変わってしまった福鉄。しかし流線形の渋~い外観の福鉄200形は現役で走ります。残る大型車の610形含め平日朝ラッシュ時ならびに・冬季日中ダイヤで運行されています。200形はすでに車齢50年がすぎ、しょうしょうくたびれ感がありますが、現存する3編成はそれぞれ塗装が低床化前の標準塗装、今の標準塗装、かつての急行塗装と、演出がなかなかです。 写真はかつての標準塗装と急行塗装の擦れ違い。なかなかいいタイミングで撮れなくて影が付いちゃいましたがやっと収めた写真です。かつての福鉄を知ってる人は懐かしい~と思うでしょう。200形はこの春から導入されるF1000形への置き換えが確定しており、こうした風景が頻繁に見れるのも今度の冬季ダイヤまでかなと思ってます。 Bart(バート) Location at Balboa Park~Daily City, San Francisco、CA, USA (2013) サンフランシスコの高速都市交通の1つ、バート(Bart)。ダウンタウンは地下鉄として、郊外は立体交差の高速鉄道として、サンフランシスコベイエリアの各都市をつなぎます。サンフランシスコはアメリカでは珍しい都市鉄道が発達した町。有名なケーブルカーの他、広範囲のトラム網、シリコンバレーへつながるカルトレイン、サクラメントなどへの中距離運行のアムトラックがフリークエンシーで運行されています。 写真の車両は2ドアで小さな感じがしますが軌間1676mmと大きく、車体は結構でかいつくりになってます。最長10両編成の列車が走るのですが導入から30~40年を経た車両も多数あり、路線延長を繰り返し少々車両不足にもなっていることから今後数年かけて大規模な車両入換が計画されています。 遠州鉄道30形電車 Location at さぎの宮~自動車学校前, 静岡、日本(2012) 一昔前の外観に吊り掛け駆動モーター車も在籍する遠鉄30形電車。いまだ現役のレトロ感たっぷりのこの車両もいよいよ引退の時期が近づいてきました。平日朝のラッシュ時限定で、2+2の4両編成で運行。西鹿島からの2往復が運行されています。 現在は2両3編成、モハ25(吊り掛け)+クハ85、モハ27(吊り掛け)+クハ89、モハ51(カルダン)+クハ61の6両が残るのみ。この春に2000系車両が増備されるタイミングですべて通常運用引退となり、いずれはなくなる運命です。流線形2枚窓の昭和の香り漂う姿もあとわずかとなりました。 さようなら、台鐵 林口線 Location at 桃園高中~桃園, 台湾 (2012) 貨物線として戦後開通と、割と新しかった林口線。分岐する桃園駅高架化工事のため2012年12月31日を持って運転終了となりました。一旦休止線扱いになると思われますが、当初目的だった貨物輸送はほぼ終焉を迎えつつあり、かつ、試験運行としてはじめた桃林鐵路も旅客は特定の人だけの利用に終わるなど、休止後の復活には理由がありません。 平日のみ運行の旅客列車は28日が最後の運行日。唯一残った林口にある火力発電所向け石炭輸送も31日に運転終了となりました。海沿いの末端区間は観光鉄道としての再利用の話がありますが、果たしてどうなることやら。 根室本線厚岸~糸魚沢 Location at 別寒辺牛湿原, 北海道, 日本 (1988) ここは超有名な撮影ポイントの1つ、湿原を貫く線路を大俯瞰する別寒辺牛湿原脇の丘から撮った1枚。もう四半世紀前の写真で、走る車両はキハ22からキハ54に変わりましたが、大自然の中を貫くダイナミックな風景は一度は撮ってみたい一コマですね。 車窓からこの湿原を眺めるとただの葦などが茂る湿地帯にしか見えないのですが、ちょっと高台に上るとこんなすごい風景になります。ちょうど今の時期、秋から冬にかけては空気が澄んで茶茶けた湿原と湖面の青とのコントラストが美しい時期。12月になると湖面は凍って真っ白い極寒の風景に変わります。 別海町「奥行臼駅」 Location at 別海, 北海道, 日本 (2012) 1989年4月に廃止されたJR北海道「標津線」。それから四半世紀経った今も、当時のままの姿で残るのがこの奥行臼駅。1989年に車窓から撮った駅舎がこれ。比べてわかるように駅名標はかなり草臥れるも、側線の復活や建物の補修などで昔より整備された感があります。(23年ぶりに訪れ変わらない風景に感動しました) 今の標津線跡は駅舎の保存などは進められず、駅跡地はたいてい整地されて公園になったり店舗になったりと原形をとどめてないところがほとんど。当時の面影が残るのはここ奥行臼のみです。すぐ近くには1971年廃止となった別海村営軌道の奥行臼停留所施設が残り、保存車両や駅舎?などが未だ残ってます。また同じ近くには「奥行臼駅逓」の建物がそのまま残り、国指定史跡・道指定有形文化財になっています。 くびき野レールパーク Location at 上越, 新潟, 日本 (2012) 1971年に廃止された軽便鉄道「頸城鉄道自動車」。その車庫があった百間町駅跡にはいまだ機関庫が残ります。そこは「くびき野レールパーク」として整備され、特定日に公開しています。廃止から40年以上経た今もきれいに建物が残り、さらには当時のまま多くの車両が保存されているのに感心させられます。近年は動態運転を行うべく、レールの再敷設、車両の修理・整備が進められ、年に数回イベントを開催するまでに。こうなるともはや立派な保存鉄道ですね。 もう少し運転区間があるとうれしいのですが、道交法の関係で踏切がつくれないのでしょうね、それでも精一杯の構内運転をしてくれます。独特の気動車「ホジ3」も修理を終え、この10月21-22日に復活イベントがありました。 みつぎグリーンランド「森林浴鉄道」 Location at 御調, 広島, 日本 (2012) 旧御調町、今の尾道市北部にある、キャンプ場と公園を併設した「みつぎグリーンランド」。その公園内には遊戯鉄道としてはかなり力作の豆汽車が走ります。乗車片道10分は必要という長さに、エンドレス構造とはいえ、一方はデルタ線を使った入換を行うというマニアックさがここの売り。600mmゲージできつめのRが多数、トラス鉄橋まで設置という、外観だけはまさに森林鉄道です。が、全線第三軌条の集電で運行システムは完全に遊戯鉄道だったりします。 ただこの公園、かなり不便で辺鄙なところにあるため、夏休みや春秋の行楽シーズン、かつ、土日祝日くらいにしか汽車が動かないのが残念なところ(遊戯鉄道なのでお客さんがいなければ運休)。次は紅葉シーズンや花見シーズンに訪れたいですね。 旧国鉄富内線富内駅 Location at 富内, 北海道, 日本 (2012) かつてJR北海道日高本線鵡川駅と日高町を結んでいた国鉄富内線。その途中駅だった富内駅は現在「富内銀河ステーション」として駅そっくりが保存されています。廃止が1986年だったのでかれこれ四半世紀が経ったのですが、この手入れのよさは驚くべきものです。駅備品が映画「ほっぽや」のセットとして貸し出されたのですが、それくらいきちっと管理されています。 とにかくリアルに残っていて、1980年代に北海道鉄道旅行された方は感激するレベル。キハ22が今にもやって来そうって感じです。道内での廃線跡は自治体などの思い入れて保存設備がいくつか残されましたが年々劣化が進み、ここまでリアルに保っているところは少なくなっています。 寝台特急「あけぼの」号 Location at 富根, 秋田県, 日本 (2012) 通常運転でこんな本格的な寝台特急の編成はもうこの「あけぼの」と「北斗星」くらいになってしまいましたね。新幹線の新函館延長までもってくれるかどうか、かなり怪しい状況になってきました。 国鉄型車両が最後まで活躍したこの北東北エリアも、2つの寝台特急にプラス、唯一残る寝台急行の「はまなす」号も現存するとあって、最後まで国鉄臭が残ってくれてます。かつては日本のあちこちで見れたこうした編成も、あとわずかの風景となってしまいそうです。 某専用線ロッド式機関車 Location at 富士, 静岡県, 日本 (2012) 運行気まぐれな某富士にある専用線。新富士側の末端区間が何度行っても撮れなくて、やっと撮れたのがこの日。しかしいつもは静かなここも、沼津のシキ撮影流れで大勢の人が・・・。イベント列車が走るみたいなすごい人手でした。あまりに人が多かったので、下水溝掃除期間限定、邪魔するトラックがなくなるこの場所で撮影することにしました。 写真を見ると場内に入ってる感じに見えますが一応公道から安全に撮れるところです。歩きで来ている人ならどこかはすぐにわかるかな。この古いロッド式もそろそろ退役なのか、塗装も痛んでます。この秋から被災した石巻の貨物輸送も復活するのでスイッチャーたちにも動きがあるかもしれません。 ヘルシンキ市交通局「157」号 Location at Kauppatori, Helsinki, Finland (2010) 北欧フィンランドの首都ヘルシンキにはグリーンとクリームのツートンカラーのトラムが網の目状に走ります。最近は低床タイプの車両が入り、長年慣れ親しんだこのカラーも減りつつあります。 写真は夏場の観光シーズンに走るトラムが牽引するトロッコ。トラムの157号は1930年製の古豪で、こうしたイベント時にだけ走ります。車内の保存のためトラム側にはお客さんが乗れません。このあたりは市役所や大聖堂、波止場のマーケットが隣接し、ヘルシンキの中でもいい雰囲気のところです。 栗林商会:本輪西 Location at 室蘭,北海道, 日本 (2012) 北海道最後となった専用線(というか専用スイッチャーが恒常的に入れ換える専用線かな)が残る本輪西。石油を扱うこの専用線は、冬場の灯油需要をまかなうべく、シーズン中はタンク車がヤード内にあふれんばかりになる風景が特徴です。入換もスイッチャー2台を駆使してのかなり忙しい入換とあって、近くの国道歩道から入換風景を眺めているだけでも楽しいです。 2012年5月、大口の帯広向けと旭川向けが廃止となり、札幌へのわずかな輸送を残すのみとなりました。以前の取扱量が大きく減ってしまい、活発な入換はもう見れないのかもしれません。いずれは閉鎖の運命、来シーズンを越してくれるのでしょうか。 さようなら、十勝鉄道 Location at 西帯広,北海道, 日本 (2012) 北海道で最後まで残ったロング専用線のここ、十勝鉄道も5月末をもって営業終了となってしまいます。帯広貨物駅から帯広工業団地の西端に位置する日本甜菜製糖までを結ぶ約5.4kmの路線は、大半をJR根室本線と併走する形で敷設されています。 現在荷主が日本甜菜製糖と区間途中にある油槽所の日本オイルターミナルの2社のみ。5月末をもって油槽所が閉鎖となることから施設の運行経費を甜菜製糖だけではまかなえないという事で専用線自体の廃止となりました。道内の石油鉄道輸送縮小のニュースは出てましたが、まさか専用線全部が一気になくなってしまうなんて・・・ちょっと寂しいです。 某製紙工場専用線(伯耆大山) Location at 鳥取, 日本 (2012) 全国で専用線が縮小する中、ここは1日中入換が行われている有名な専用線。昨年廃止となった四日市三菱化学のスイッチャーの1台が新たに加わり、当時の原色のまま活躍しています。重い紙が詰まったコキの入換も何のその、まだまだ元気です。 写真は工場から駅までのアプローチ部分。バックにドカーンと大山が入る、専用線にしてはすばらしい写真が撮れるところです。駅と工場の間も1日2~6往復の運行があり、手軽に撮影が楽しめます。ただこの写真の振り向いた工場側はカメラを向けないでほしいとのこと。以前は一声かけておけば問題なかったのですが何かトラブルがあったのかもしれませんね、残念です。 某製紙工場専用線(富士) Location at 富士, 日本 (2012) 2012.3改正のワム運用離脱でにぎわった富士・吉原界隈もダイヤ改正後は静かな世界に戻りました。この富士の専用線もワムはなくなるもコキによる貨物輸送が引き続き行われています。 バックの工場はこの専用線とは別の大手製紙メーカーのものですが設備は結構くたびれており、この界隈の製紙業も斜陽化している感じがします。ちなみにこの専用線、運行ダイヤがやや適当。末端部の倉庫へ続く線路も運行したりしなかったり。ここは気長にお付き合いしないといけません。 十和田観光電鉄 Location at 七百~古里, 日本 (2001) 青森県の中小私鉄「十和田観光電鉄」。凸型電機や旧東急車輛で有名だったこのローカル鉄道も2012年春に廃止となります。創業が大正時代という老舗鉄道ですが、人口の少ないエリアを走るとあって、幾たびもの廃止論が出ては消えてと繰り返してきました。21世紀のこの時期まで存続できたのは地元の協力や経営側の努力だったのでしょう。 写真の吊り掛け電車は今はステンレスの東急お古となりましたが、昔の風情は残ったまま。特に始発駅の三沢駅は昭和の映画セットのようなコンコースで昔の汽車旅の風情が味わえます。昭和好きなら超お勧めスポットです。⇒2012.3.31にて運行が終わりました。 長野電鉄2000系電車 Location at 朝陽~附属中学前, 日本 (2012) 長野電鉄の長年の顔でもあった特急車両の2000系。登場が昭和30年代とあってかなり老朽化しとうとう2012年春にて運用を離脱することとなりました。変わって特急車両として入ってきたのが元小田急ロマンスカーと成田エクスプレス。この組み合わせもすごいのですが、設備のレベルは格段によくなりました。 こんな流線形で丸みのある昭和な車両って、いまや旧南海21000系が走る一畑電鉄と大井川鉄道くらいになったのかな?鉄道車両での「流線形」という言葉ももう死語のようになってきましたね。・・・やっぱ、このデザイン、かっこいいなあ。 寝台急行「きたぐに」号 Location at 柿崎~米山, 日本 (2011) 大阪発着のブルートレイン日本海号とともに2012年春に定期列車が廃止される急行きたぐに。未だ583系の寝台電車が使用される骨董列車でもありますが、急行料金は安いとはいえ、設備はかなりくたびれモード。寝台料金以下で朝食付きの快適ホテルに泊まれるご時世で、果たしてこんな列車がいるのか?というのが一般人の考えるところでしょう。 電車3段寝台という、かなり窮屈な世界も想像できませんし、せめてサンライズ号並みならば乗客もそこそこで稼げたような気もします。写真は超有名ポイントの一コマ。夏場は5時台でもしっかりした写真が撮れます。どうせ不定期列車になるなら国鉄色に戻してほしいですね。 寝台特急「日本海」号 Location at 倶利伽羅峠, 日本 (2011) 年々縮小されていく寝台列車。とうとう大阪発着のブルートレイン最後の日本海号も2012年春の廃止が確定。一時は函館行きと青森行きの2往復が走ったりもしたのですが、車両設備は改善されずに20年前と変わらないサービスで運行。旅客離れも結構進んだようです。 隔日運転のトワイライトエクスプレスは残りますが、定期運行するブルートレインは大阪方から姿を消すことになりそうです。当面季節列車として残るようですが、夜行急行きたぐに も同様の季節列車への格下げが行われます。写真は石動~倶利伽羅の有名なお立ち台から。この後を走る能登号が目当てだったのですがこちらのほうが貴重な存在になるとは思いもしませんでした。 釧網本線貨物列車 Location at 川湯温泉~緑, 日本 (1996) いやあ、自分でも懐かしいなあと思ってしまう釧網本線の貨物列車。写真の貨物は中斜里行き。ホクレンからの出荷で使うコンテナとトキは東鹿越からやってくる石灰石。コキ+トキが定番の編成でした。かつては網走までの石油列車も運行され、止別あたりでの写真はとっても絵になっていましたね。 野上峠越えのためDE10が常に重連となっていて、貨物好きの方は参拝に何度もいらっしゃったんじゃないでしょうか。とにかく風光明媚な路線を走るので、いろんなところで楽しく撮影できました。上記の場所は川湯温泉駅から緑方向に少し行ったところの踏切脇。バックに硫黄山が写る、今でも撮影ポイントの場所です。 筑豊本線50系客車 Location at 若松~藤ノ木, 日本 (1998) かつてはあちこちにいた国鉄50系客車。旧型客車の置き換え用に全国に配備され1977年から1982年にかけて1000両弱も作られました。機回しがいる客車列車は固定費増につながることから嫌がられ、各地で気動車化や電車化が進みました。 その中でもJR九州は一般用としてかなり最後まで残っていたところ。2001年10月の筑豊・篠栗線電化まで現役で活躍していました。最後まで残った50系は冷房化され、主に朝夕のラッシュ時対応をしてましたが、乗降口が前後2ヶ所しかなく、遅延を招く元凶でもありました。写真は洞海湾を望める超有名な歩道橋からの1コマ。今もこの風景は変わってないようです。 AVG S51 Line Location at Karlstraße in Karlsruhe, ドイツ (2009) ドイツ西方、フランクフルト南に位置する町カールスルーエ。カール三世が作ったこの街には「カールスルーエモデル」と言われるトラムと鉄道を融合した都市交通が走ります。外観はトラムでも鉄道本線を他の列車と同じく高速で走るもので、鉄道線乗り入れには専用車両が使われます。 市内もトラム路線が張り巡らされ、朝夕のカールスルーエ駅前はトラムがあふれかえるほど。写真はトラム専用の低床車両が走るカール通り(Karlstraße)。深まる秋の夕刻の一コマです。行き先の「Tivoli」って某大手IT会社が買い取った某ソフトと同じ名前。でもヨーロッパではあちこちにある地名だったりします。 Metra Location atUnion Station in Chicago, USA (2008) シカゴダウンタウンと郊外住宅地とを結ぶコミュータートレイン「メトラ」。朝夕は通勤客を捌くため大編成かつ運行本数も多くなります。中央駅であるユニオン・ステーションに到着後は南側にある車庫へ回送すべく、ラッシュ時間帯はひっきりなしに列車がやってきます。高くそびえるビルは暫定全米1位の高さを誇るウィリス・タワー(旧称シアーズ・タワー)。 シカゴは車社会のアメリカではめずらしく鉄道利用が多い町。市街地は地下鉄が、郊外はメトラが担当します。車両はほぼ2階建て車+DLの編成。客車末端部は運転台がついています。メトラはシカゴダウンタウンの4つの駅から11の系統が運行され、1路線は電車が走り、一部列車はとなりのインディアナ州まで乗り入れます。 阪堺電軌 "モ166" Location at 御陵前、大阪府堺市 (2011) 大阪に最後まで残った路面電車「阪堺電車」。南海電鉄から分離後苦しい経営が続き、一時は堺市内の全線廃止まで話が進みました。現在は補助金が入り、しばらくは運行が続くこととなりましたが予断を許さない状況に変わりはありません。 かつてはこうした古豪がたくさんいましたが、新型車の導入で今ではわずかの運行となりました。ただ吊り掛けがうなるモ161系はいまだ現役。非冷房のため夏場の運用は少ないですが正月住吉大社初詣対応では必ず出てきます。最近昔の雲塗装となり、懐かしさを醸し出してます。もっと前はクリームと緑のツートンもいましたね。 Nederlandse Spoorwegen (オランダ鉄道) "Koploper" Location at アムステルダム、オランダ (2009) オランダを走るインターシティ用電車「コップローパー」、先導者、リーダーとかの意味のようです。外観が485系似、またはE351系にそっくり。正面どうしでの連結と通り抜け目的でこのようなデザインになったとか。最近は車両のリニューアルが進み、この貫通扉を非貫通化しているようです。 ここオランダは客車スタイルが主のヨーロッパでは珍しく電車が主流。オランダ鉄道には他にもドックノーズと呼ばれる独特の外観の電車や着席機会を増やすための2階建て電車も数多く走ります。黄色地に青のカラーリングが代々のデザインポリシー(タリスなどの高速列車除く)です。 MTA - Long Island Rail Road Location at Jamaica、ニューヨーク州 USA (2010) ニューヨークマンハッタン島の東に位置する細長い島「ロングアイランド」には、ニューヨークダウンタウンと郊外を結ぶロングアイランド鉄道が走ります。島内を隈なく走り、フリークエンシーで列車が運行されています。 第三軌条の電車が主体ですが末端部分は非電化区間もあり、2階建て客車のDL牽引も同一線路を走ります。運行はニューヨーク地下鉄と同じオペレーターのMTA。車内は固定クロスシートで着席重視となっています。車内ではかつて日本でも普通だったパンチ式車内券を車掌が販売。大都市ニューヨークでこんな風景が見られるのも面白いです。 Ferrocarril de Sóller Location at Palma de Mallorca、スペイン マヨルカ島 (2009) 地中海に浮かぶリゾートアイランドのマヨルカ島にはTIBが運営するメトロとディーゼル主体の中距離路線、そしてこの観光鉄道のソーリェル鉄道(Ferrocarril de Sóller)が走ります。ソーリェル鉄道は軌間914mmと珍しいタイプで、1911年開業の歴史ある路線です。 電車1両が木造客車数両を牽引。途中のサミット越えの景色もすばらしく、マヨルカ島の観光スポットとなっています。終点ソーリェルから先からは古風な路面電車が接続。素晴らしい町並み、海、おいしい食事・・・そしてこんなレトロな鉄道も一緒に楽しめます。写真はパルマ市内の路面区間。ビルの合間に轟音を響かせ列車は走ります。 長野電鉄屋代線 Location at 綿内~若穂、長野 (2011) 2012年3月の廃止がとうとう決まってしまったながでん屋代線。もともと河東線と名乗ってましたが、北端の通称木島線が廃止されてからは通称屋代線が正式名称となりました。昔は屋代駅から国鉄急行列車が湯田中まで直通運転されていたこともありました。旧営団日比谷線車両が導入される前は吊り掛けの1500系が運転されていました。 以前から廃止の噂は出ていましたが、2009年に一時的に本数を増やしての社会実験を実施。思ったように旅客数が伸びなかったことから廃止が決定的となり、バス転換されることとなりました。並行して高速道路も伸び、周辺道路も整備されて長野へ出るときは車のほうが断然便利とあって、廃止は致し方ないかなという感じです。 京福電鉄北野線 Location at 宇多野~鳴滝、京都 (2011) 有名な桜のトンネルがある超有名なこのスポットもやっとのことでこの春行くことができました。震災や原発関連でちょっと心身ともに疲れていたので、思い切って訪問。桜のピークは過ぎてましたが、華吹雪の中、静かに撮影に興じることができ、和ませてもらいました。 また、線路わきから安全に写真が撮れるよう、即席の柵も作られていたため、こんな写真も撮ることができます。撮影後は京都北野の静かな町をぶらりとし、和の世界を堪能。昔じいちゃんばあちゃんが住んでいた長屋もまだ健在で、年老いたら少し住んでみたいなぁと思ってしまいました・・・。 485系雷鳥号 Location at 細呂木~芦原温泉、福井 (2007) この春に雷鳥号としての定期運行から引退が決まった485系特急。大阪方には展望グリーン車が先頭に立ちます。最後まで国鉄色をまとい、かつての国鉄時代を彷彿とさせた見慣れた風景もとうとうなくなってしまいます。 本当はドケチで有名なJR西としては北陸新幹線開業まで使おうと思っていたのでしょうけど、サンダーバードとの乗り心地さ、車内設備の差は歴然で、同じ料金で乗るなら雷鳥は避けろ!というのは日常利用者では当たり前のことでした。ただ鉄道好きにはさみしい限りです。時期同じくして九州の国鉄型特急も引退となりますね。 熊本電鉄菊池線 Location at 藤崎宮前~黒髪町、熊本 (2009) どこだここ?という風景の熊本電鉄菊池線に残る併用軌道。もともと上熊本から藤崎宮前に路線があって、この区間が路面区間だったことからその名残としてわずかながら併用軌道が残っています。 酒屋の前をでかい車体の列車が走る風景はどこかの東南アジアの感じもします。線路部分にアスファルトがまわってないため、砂利敷きの仮設レールみたいに見えます。平行するこの細い道は結構交通量があり、列車がやってくると車の行き違いが大変です。ごつい旧都営車両がなんとも似合わなくて余計に不思議な感じにさせています。 スイス鉄道 Location at 那須高原りんどう湖ファミリー牧場、栃木 (2010) 一見するとヨーロッパのローカル線、または廃止された古のナロー鉄道のようにも見えるこの鉄道、実は那須にあるテーマパーク内を走る遊戯鉄道です。その名も「スイス鉄道」と名乗り、国旗イメージの赤の車体が目をひきます。 バブル時に再開発されたリゾート地とは言え、第3軌条でアプト式レール、終点駅は転車台にて方向転換という、とってもマニアな鉄道で、踏切も第3軌条ということで線路側も塞げる回転式がつかわれています。遊園地内とはいえ、こんなしっかりした鉄道が那須に走ってるなんて驚きです。 四日市港 Location at 四日市、三重 (2010) 関西本線四日市駅から分岐する貨物支線の通称四日市港線は、現役可動橋が残る知る人ぞ知る有名な鉄道スポットです。運河にかかる末広橋梁は平日は列車通過時以外は上がったままとなります。 1日5往復の設定があり三岐鉄道東藤原から運ばれるセメントを四日市港にある出荷センターへ送っています。平日・土曜運転とあって本数も多く、橋梁まわりで好きなカットで撮影できます。写真は北側から撮ったもの。夏場早朝の列車だと光が回ります。 旧札幌駅711系 Location at 札幌、北海道 (1985) 札幌駅がまだ地上だったころの一コマ。電車は急行列車というイメージが当時強かった北海道で急行の特急化に伴って急行車両が普通列車に転用され始めたころです。 都市部のフリークエンシー電車は「ポプラ」という愛称がついていて、写真のように小さなヘッドマークがつけられていました。まだこのときは旧型客車や50系51形客車がわんさといました。18キップで初の北海道旅行で、函館から1両の旧型客車+荷物車という、今では信じられない仕立ての鈍行夜行列車で札幌に着いたときに撮った写真です。 特急「白鳥」号 Location at 黒山~佐々木、新潟県 (1997) 夕暮れの中、青森目指して快走するボンネットの白鳥号。かつてはどこでも見れた風景も今や思い出の1コマとなってしまいました。学生時代は関西から北海道へ行くときに通しでよく使いました。 大阪からは結構はしゃぎながらも新潟で方向転換後は夕暮れの笹川流れを横目にしんみりした雰囲気に。遠く街の光を車窓に眺めながらの青森までのラストスパートはこれからの旅行の期待と不安が交じり合い、なんともいえない感じを味わったものです。 某鋼管メーカー 場内鉄道 Location at 尼崎、兵庫県 (2010) 公道から堂々と撮影できる有名な某メーカーの場内ナロー鉄道。交通量の多い道路を1時間に2~3本は渡っていきます。場外へ出るときは信号操作と最低2名の補助員がついての大仕事。緑のチビDLが見たことのない特殊車両をガタゴトひっぱります。 「最近は不況でねぇ、活気がなくなっちゃって・・。以前より動く回数も減ったし。」と工場談。こんな超昭和な風景、いつまでも残ってもらいたいものです。ちなみに撮影できるところはトラックで入り口も兼ねているので危険行為は厳禁。工場での事故ゼロってたいへんな努力で達成しているので訪問するならくれぐれも良識ある行動で。 関東鉄道常総線 キハ101 Location at 大宝~下妻、茨城県 (2010) つくばエクスプレスや常磐線と接続する関東鉄道も水海道以北は地方ローカル線の様相に。ファンサービスの一環としてタラコ色のキハ101を週末単行運転しています。 かつては国鉄キハ35もどきや国鉄払い下げ車両ばかりだった関東鉄道も最近は軽快気動車を大量導入し、以前の雰囲気とは大違い。こうした昭和な風景もいつまでも続いてほしいものです。 HEV(ブダペスト郊外電車) Location at Budapest、ハンガリー (2009) 首都ブダペストとその郊外を結ぶ郊外電車の「ヘヴ」。全部で4路線ありますが、お互いは線路がつながっていません。 郊外電車といっても低床ホームから乗り降りするため、長い路面電車といったほうがふさわしいでしょう。独特の風貌である共産時代に作られた車両が味を出しています。吊り掛け電車も混じって走ります 粟津公園「なかよし鉄道」 Location at 粟津、石川県 (2007) 尾小屋鉄道の車両を譲り受け現役鉄道として活躍する「なかよし鉄道」。GWや夏休みの特定日にはこうしたイベント列車を走らせます。 公園がうっそうと緑で囲まれているため、いっそう現役時代の雰囲気が醸し出されます。単線を単純に往復するだけですが、味のある風景を楽しめます。車両も整備が行き届いており管理する皆さんの努力の賜物といった感じです。 寝台特急「はやぶさ」号 Location at 植木、熊本県 (2009) かつてはブルトレブームまで巻き起こした寝台列車も風前の灯。この3月には東京発着のブルートレインは消滅です。大阪以西ではもう走ることはないのでしょう。 かつては位の高かった列車も飛行機の普及で価値は低下。内装も20年前となんら変わらず、知らぬ間に昭和を感じさせる年代ものとなってしまいました。とはいえ、客車のあのオルゴールはまだ健在。昔を知る人間にとって廃止は寂しい思いでいっぱいです。 デトロイト空港エクスプレス・トラム Location at Detroit Metropolitan Wayne County Airport, MI,USA (2008) ミシガン州デトロイト国際空港ターミナル内には流線型の新交通システムがターミナル内を走行します。屋外ではなく、屋内に走っているのがミソで、鉄道は屋外を走るものという概念があると少々不思議な光景です。 ノースウェスト航空(現デルタ航空)がハブとするEdward H. McNamara(EN)ターミナル内を走行。入り口になる真ん中と両サイドとで3つの駅があります。動力はケーブルで、成田空港第2ビルにあるシャトル列車と同じ構造です。 阪和貨物線(関西線 竜華(操)~杉本町) Location at 大阪、日本 (1985) 関西本線と阪和線との貨物接続の役割を行ってきた通称「阪和貨物線」。かつては特急あすか号や急行しらはま号なども走ったバイパス線でしたが、2004年7月からの「おおさか東線」関連の工事を理由に列車の運行が停止されて廃線状態に。とうとう2009年11月18日付での廃止がほぼ確定しました。 晩年は113系や117系の錆取り列車が1日1往復していましたが、かつては写真のような古豪機関車が行き来していました。旅客化の話もありましたが大半が河川敷を走るため沿線住民も興味を示さず、かつての役割を終えそっと消えていくことになりました。 快速「ぬさまい」号 Location at 池田, 北海道、日本 (1996) 帯広~釧路で運転されていた「ぬさまい」号。釧路にある幣舞橋から名前を取ったこの列車は、もと、1962年~1980年まで運転された準急・急行列車から名を引き継ぎいだ列車で、1985年から快速として復活、1998年のダイヤ改正まで名称が残りました。 晩年は普通列車と停車駅が変わらず、快速というのは名ばかりになっていましたが、一時期写真のように釧路支社内の快速にはヘッドマークが取り付けられていました。ちほく鉄道の撮影待ちに何気なく撮った写真でしたが、貴重な1枚となりました。 特急「北斗星/まりも」号 Location at 音別, 北海道、日本 (2001) 道内夜行列車最後となった特急「まりも」号も2008年8月末をもって廃止に。学生時代は写真のようなDL牽引の客車列車で周遊券を使って連泊旅行をしたものです。 写真は特別企画として北斗星編成を使って根室まで延長運転した際のもの。往年の「まりも」号到来の絵に懐かしさを覚えたものです。今回廃止ということで写真BOXをひっくり返して出してきました。思い出多いこの夜行列車がなくなるのはちょっぴりさみしいです。 新幹線0系車両 Location at 小倉, 福岡県、日本 (2000) 開業当時から変わらぬ姿で走ってきた0系新幹線車両もとうとう引退の時期がやってきました。新幹線といえばこの先頭車両というイメージがありますが、今の子供たちはアヒルの嘴形が新幹線だというイメージになってるとか。 現在は、登場当時のオリジナル塗装に戻され、JR西日本管轄のこだま号中心のローカル運用に就いています。写真は帯にもう1本細い線が足されたJR西日本塗装の1つでオリジナル塗装とは少し違います。 南部縦貫(旧七戸駅構内) Location at 七戸, 青森県、日本 (2008) ええ?未だ現役で走ってるの?って感じの風景にビックリ。これは毎年GWに行われる「レールバスと遊ぼう」イベントの一齣です。 南部縦貫鉄道自体は1997年に休止後廃止されましたが、旧七戸駅は今もそのまま保存されています。年に1度、構内を使っての運転が行われ、この日はたくさんの子供たちが行列をなして乗車。これくらい実際に乗っていれば今も現役だったんでしょうね。 小坂精錬 三重連貨物列車 Location at 篭谷, 秋田県、日本 (2002) 旅客廃止後も精錬所から出る濃硫酸運搬のため貨物専用鉄道として運行されてきた小坂精錬もとうとう2008年3月から運行休止、2009年3月末に予定通り廃止となりました。 精錬方法が変わって濃硫酸が生産されなくなり自ずと荷物がなくなったということで、このまま廃止されることが濃厚となっています。勾配がきつく日常的に三重連が運転されるいい被写体だったのですが、撮り収めにも行けず少々残念です。 国鉄津軽線蟹田駅 旧型客車列車 Location at 蟹田, 青森県、日本 (1985) 青函トンネル開業前の蟹田駅、冬の風景。通学対応のため朝夕に客車列車が設定されていました。当時は蟹田駅も素朴なローカルな駅でした。 その後青函トンネルの一部ルートとして電化され駅も大きく変貌。こうした風景は懐かしの1コマとなってしまいました。ただ枝線となった中小国から三厩までは昔の風景を保っています。 名鉄モンキーパーク・モノレール線 成田山 Location at 犬山, 愛知県、日本 (2001) 日本初の跨座式モノレールとして1962年に開業した由緒あるモノレール、名鉄モンキーパーク・モノレール線。約1.2kmの路線は全線単線で途中駅を1つ持ちます。現在も開業当時の車両が現役で走り昭和のにおいがたっぷり味わえます。 ただ、昨今の旅客離れと施設老朽化でとうとう2008年12月で廃止されることに。端路線の赤字で苦しむ名鉄のリストラがまた1つ下されてしまいました。 島原鉄道 深江~布津新田 Location at 南島原市, 長崎県、日本 (2007) 来年春に島原外港以南の廃止が決定した島原鉄道。以前から何度も廃止話が出てましたが残念ながらとうとう廃止が決まってしまいました。現在、廃止を偲んで、かつての塗色に塗り替えられた旧型車両を通常旧型気動車の運用のない南島原~加津佐に運行しています(特定の休日)。 この日は国鉄急行色のキハ20が運用に入り、秋晴れの有明海をバックに高台からの映える写真が撮れました。この塗色の他にも首都圏タラコ色、島鉄3本ヒゲのキハ20が運用に赴いています。 近鉄伊賀線上野市駅 Location at 上野市, 三重県、日本 (2007) 近鉄伊賀線は本線との軌間が違う1067mmでかつ18m車までしか入らないため、未だお古の車両が中心に使われています。近鉄ではナロー線区でもなくなったサボが現役で使われる貴重な存在。また古びた駅舎などが一昔前の地方鉄道の薫りを残します。 この10月からは新たに伊賀鉄道として再出発しますが、こうしたゆったりとした雰囲気もそのまま引き継いでくれそうです。 急行「東海」号 Location at 由比~興津, 静岡県、日本 (1996) 東京~静岡を走っていた急行「東海」号。165系の8両編成の急行列車として一昔前の旅情を残した列車でした。1996年3月に老朽化した車両を置き換えるべく373系に交代し特急「東海」号として再デビューしましたが、旅客減により2007年春廃止となってしまいました。 写真は急行としての東海号の終焉の姿でJRはサービスとしてこのような昔の急行用サボを掲げてくれました。またグリーン車にはグリーン帯までつけてくれました。 三木鉄道 Location at 西這田~石野, 兵庫県、日本 (2001) JR加古川線に接続する第三セクター鉄道の「三木鉄道」。旧国鉄の赤字ローカル線廃止対象となった三木線を引継ぎ1985年4月に開業。しかしその後も旅客は増えず地域財政難も手伝ってとうとう今年3月末での廃止が決定。 沿線は三木駅周辺と厄神駅周辺以外は田んぼの中を進む典型的なローカル線です。開業時のレールバスは軽快DCに置き換えられ雰囲気は変わりましたが鉄道風景は昔のまま。同時期に三セク化した北条鉄道と掛け持ちでいかれてはどうでしょう。 キハ52秘境駅号 Location at 岩手大川~浅内, 岩手県、日本 (2007) 国鉄時代の古豪気動車キハ52が未だ現役の岩泉線。なつかしい国鉄色に塗られた2両が日中の特別列車として運転されました。この撮影ポイントは午後が順光なのですが、現在この時間に正面向かってやってくる定期列車はなく、こうした特別列車が運転されるときしか狙えません。 最近JR東日本では旧型気動車の置き換えが進められており、キハ52タイプはここ岩泉線・山田線と米坂線くらいになりました。こうした風景もあと数年で見納めとなりそうです。 アムトラック コースト・スターライト号 Location at Santa Clara, California、米 (2006) 「コースト・スターライト」号はアメリカ西海岸のシアトルからロサンゼルスまでの2235kmを36時間かけて走る長距離列車です。寝台車や食堂車も連結され旅行者に人気の列車です。 「コースト」という名はついていますが、海沿いを走るのはシアトル付近とロスにつく手前、サンタバーバラあたりのみで、ほとんどが山の中を走ります。撮影場所はサンノゼ郊外の塩田跡地。あたりは遊歩道が整備され手軽に撮影できますが列車はいつも大幅な遅延、いつ来るかわからないのが悩みの種です。 西鉄宮地岳線 西鉄古賀駅 Location at 西鉄古賀, 福岡、Japan (2006) 福岡博多圏を走る西鉄宮地岳線は少し前の時代を彷彿とさせるローカル線です。目立たない存在ですが、古豪のつりかけ電車も未だ運転、小さな駅がいくつもあって交換駅もなんとなく古きよき時代の情緒が残る、なかなかいい路線です。 しかしながら、旅客減で末端部分の新宮~津屋崎がこの春で廃止。こうした旧型電車どうしの交換風景も見られなくなってしまいました。 東邦亜鉛専用列車 Location at 宍戸~笠間(水戸線), 茨城、Japan (1995) 福島県宮下と群馬県安中にある東邦亜鉛の両工場を結ぶ専用列車。かつては福島臨海鉄道→常磐線→水戸線→両毛線→上越線→信越線という最短ルートで走っていました。支線での本格貨物ということで異色を放っていましたが、現在は水戸線、両毛線を使わずに運行されています。 この列車は少なくなった無蓋車が使われていること。無蓋車には亜鉛精鉱が積まれ、タンク車で亜鉛焼鉱が運ばれます。 三井化学大牟田工場専用線 Location at 宮浦(大牟田), 福岡、Japan (2006) 大牟田にある三井化学とJRを結ぶ約2Kmの専用線で活躍する古豪のEL「19」。1997年に閉山で廃止された三池炭鉱専用鉄道の一部が専用線となって未だ現役で走ります。 さらにほぼ毎朝休日にあまり関係なく動くとあって製造後90年がたった今もバリバリでがんばっています。JRから宮浦まで運び終えると今度は蓄電池を積んだELにバトンタッチし架線のない工場へスイッチバックで入っていきます。 神岡鉄道 (富山) Location at 漆山~神岡鉱山前, 富山、日本 (2006) この11月30日がラストランとなる神岡鉄道。旧国鉄神岡線を引継ぎ第三セクターでの運行をしてきましたが、神岡鉱山からの貨物輸送が廃止されてからは経営が急激に悪化。そもそもほとんどの収入を貨物輸送に頼っていたのですから仕方ありません。 路線の大半はトンネルという鉄道ですが、渓谷沿いを走る車窓は格別で、また、囲炉裏のついた、お客さんもまばらな車内の雰囲気も旅情を感じさせるいい鉄道でした。来年にかけてもこうした味あるローカル鉄道が1つ2つとなくなっていくということで、ちょっぴりさみしい気分です。 クイーンズランド鉄道 サバンナランダー号 (豪) Location at Mt.surprise - Einasleigh, QLD.Australia (2006) ケアンズから内陸のフォーセイスまで週1便往復4日かけて運行されている名物列車のサバンナランダー号。その名のとおりサバンナ丘陵地帯の大地をアップダウンを繰り返しながら、また地形に従って多くのカーブをくねくねと目的地に向けゆっくりと走ります。 へろへろの線路をそろりと走る姿はなかなかいい感じ。お客さんはほとんどが初老の人たち。運転手は運転しながらマイクでガイドします。途中大きな木製鉄橋は多少きしみながらの走行ということでスリル満点。 国鉄土讃本線DF50牽引貨物列車 (日本) Location at 高知・大歩危, Japan(1983) かつてはこんな風景が当たり前だった四国のなつかし風景。当時はDF50のDD51への置き換えが進み、最後に残ったのが四国。このときも余命いくばくもないときでしたが、四国での貨物列車がまだ日中3往復や4往復もある時代で、こんな写真のような風景が日常的に見ることができました。独特のエンジン音も記憶に残ります。 旅客列車も旧型客車が平然と走り、駅も有人駅が多く、ほとんどが硬券キップを扱っていました。当時は学生でお金がなく、フィルムを買って現像することがとても高価で、撮影チャンスはたくさんあったのにあまり写真をとってなかったのを覚えています。デジカメが当時あれば相当写真を撮れたんですがね・・・。 水間鉄道 名越駅 (日本) Location at 大阪・貝塚, Japan(1982) もう20年以上も前の水間鉄道の風景。唯一の交換駅名越駅での交換シーンです。写真が古くて色がうまく出せませんが、南海電車の釣り掛けのお古ががんばっていました。南海がグリーンとライトグリーンのツートンカラーに対して、赤茶とクリーム色というなんともローカル鉄道らしいカラーリングが映えていました。 その後車体カラーも変更され、さらに現在は東急のお古を譲ってもらって車両を一新。昨年は会社更生法適用で廃止の危機にも立たされましたが地元のうどん屋に救われ、なんとか経営を続けています。 113系「大和路快速」 (日本) Location at 大正 in 大阪, Japan (1989) 少しなつかしい見慣れた関西の鉄道風景。大和路快速も車両は一新されてサービスは向上しましたが、何か味気ないくなった感じがします。かつては独特のヘッドマークが早そうな感じを出してたんですが、今はヘッドマークそのものが絶滅しそうな世の中になってきました。 関西線運用の113系は赤帯、阪和線が青帯という色使いでしたが、赤帯は全滅、青帯は阪和線・紀勢本線で細々と運用されているのみになってしまいました。かつてはうじゃうじゃしていた113系車両もだんだん減ってきて、あと10年もすれば懐かしの車両にでもなってしまうのでしょうか。 桃花台新交通「ピーチライナー」 (日本) Location at 上末~桃花台西 in 愛知, Japan (2006) 愛知県小牧市を走る新交通システムの桃花台新交通、通称ピーチライナーは、この9月末をもって国内初の新交通システム廃止となります。開業が1991年なので15年という短い命、路線は全線高架の全駅自動改札設置とあって、無駄そのものです。 開業当初より採算性が取り沙汰され、本来無人運転だったのをシステム投資削減のため有人運転でのスタートとなった経緯があります。 県主導の第三セクターであり、公共投資の無駄遣いの最たるものの1つです。巻き上げられた税金が無駄に使われていくのを国民は黙ってみるしか選択がないというのは腑に落ちないところですね。。。 太平洋石炭販売輸送 (日本) Location at 春採~知人 in 北海道, Japan (2002) 釧路を走る貨物専用鉄道の「太平洋石炭販売輸送」。日本で唯一の石炭輸送を行う貨物列車として有名なところです。2002年1月にヤマである太平洋炭礦が閉山し、一時は廃止も検討されたようですが、ヤマは海外技術移転を目的とした炭鉱「釧路コールマイン」として存続、鉄道もとりあえず継続して運転されることになりました。 ここの鉄道の魅力はいろんな機関車があること。特に箱型のDE601は大陸風の顔つきで北海道の大地に似合います。また路線は風光明媚なところを通るので被写体としてもGood。いずれはトラック化の運命にあり、興味ある方は早めの訪問をお勧めします。 特急「利尻」 (日本) Location at 抜海~南稚内 in 北海道, Japan (2002) ここは利尻富士をバックに撮れる、有名な抜海と南稚内との中間付近にある撮影スポット。太陽の関係から残雪の利尻富士をバックに順光で撮れる期間は4月上旬~5月中旬。しかし、この夜行列車も2006年春のダイヤ改正で季節列車になってしまい、利尻富士をバックにした撮影はできなくなってしまいました。 ただ、時間が遅い普通列車なら冬場の撮影もOK。2月、3月にカラッと晴れ上がる日が極まれにあり、雪景色の中、利尻富士、澄んだ青空をバックに写真が撮れるそうです。しかしこのポイントまで冬場に行くには結構つらそうですし、そもそもそんな日に当たれる強運が必要です。 タスレイル;ドン・リバー鉄道特別ツアー列車 (オーストラリア) Location at West Junction~Evandale in TAS, Australia (2006) オーストラリアの一番南の州タスマニア。このタスマニア島にも鉄道が走ります。「タスレイル」が運行を担っていますが、旅客は何十年も前に廃止され、今は貨物列車だけが走ります。ただ、貨物も週3日程度、かつ路盤も老朽化してきていることからここのところ全線廃止の話が出ています。 さて、このドン・リバー鉄道というのはタスマニア北のデボンポートという街にある保存鉄道で、この会社が年に数回本線上をツアー客を乗せて懐かしの列車を走らせる企画をしています。この日はタスマニア中部のレトロタウン「ROSS」へのツアーで旅客列車が走りました。軌間が日本と同じでカラーリングも旧国鉄みたいなのでどことなく親近感を覚えます。 鹿島鉄道 (日本) Location at 桃浦~八木蒔 in 茨城 (2005) 関東中小私鉄の1つとして昔のままの風景を残す鹿島鉄道。軽快気動車と混じって古豪の気動車が活躍しています。写真は2005年の鉄道の日にちなんで運転された特別列車。機関車がこれまでの茶色からこの日に併せて朱色に模様替えしました。沿線はのどかで、東京から1時間ほどでこんな風景があるとは贅沢です。 しかしながらこんなローカルムードいっぱいの鹿島鉄道も、主要財源であった自衛隊への燃料貨物が廃止になってからは苦しい経営が続き、とうとう2007年3月末の廃止が予定されています。日立電鉄に続き東関東からまた1つ鉄道が消えようとしています・・・。 国鉄マハーチャイ線ウォンウェン・ヤイ駅(タイ) Location at Wongweanyai in Bankok, Thai (2004) チャオプラヤ川を渡ったバンコク中心地から外れたウォンウェンヤイから西に伸びるローカル線「メークロン」線。その始発駅がこのウォンウェン・ヤイ駅です。一面一線のホームでかつ市場に取り込まれているため、外から見たら駅?って感じです。ホームを歩く人も大半が市場のお客さん。ぐちゃぐちゃの駅はまさに絵に描いたような東南アジアらしい光景です。 終点のメークロンへは途中にあるターチン川で線路が分断され、東線と西線とわかれた形になっています。東線終点のマハーチャイでフェリーに乗り換え、向こう岸のバーンレームから終点のメークロンに向かうことになりますが、西線は本数が少なく利用の際は下調べが必要です。なおマハーチャイ駅も市場と駅が一体化しており、豚の頭が並ぶなどディープな空気に包まれています。 トランツ・アルパイン号(ニュージーランド) Location at Arthur's Pass in South Island, NZ (2003) ニュージーランド南島の列車は2つ、海岸沿いを行く「トランツ・コースタル」号とこの「トランツ・アルパイン」号。どちらも景色は絶景で大自然の中を走る光景は最高です。南島のアルプス越えのアーガース・パス付近はダイナミックな景色がひろがり、映画「ロード・オブ・ザ・リング」の世界そのものです。 現在の南島幹線を走る旅客列車はこの2列車のみとなってしまい、鉄道の旅客輸送の役目はすでに終えている状況です。ただ、この列車に限っては1日1往復運転でも観光客に人気があり、夏場は予約がたいへん混み合い、12両編成の大編成になったりします。展望車が必ず連結され、外の空気を味わいながらの景色三昧を楽しめます。 JR富山港線城川原駅(日本) Location at 城川原,富山 (2006) かつては交流域での直流線として旧型国電が主流だったJR富山港線は2006年4月29日からはライトレールとして生まれ変わります。廃止前2ヶ月ほどはJR西日本の粋な計らいで交流急行塗色を復活させ、往年の懐かしい姿を見ることができました。 富山駅北口に乗り場が新設され、富山口~下奥井の間にある奥井中学校付近の踏切まで路面電車区間、そこからは従来の富山港線を使っての運転となります。車両基地は交換駅の城川原に設置され現在急ピッチに工事が行われています。(なお、これにより富山~奥井中学校付近の踏切までの区間が2006.3.1付けで廃止) 寝台特急「出雲」(日本) Location at 新子安,神奈川 (2005) 年々往年のブルートレインこと寝台特急列車が廃止され、とうとうこの「出雲」も2006年3月で廃止となってしまいます。 ELが牽く出雲は夏場の早朝しか狙えないため事実上もうこの写真で撮り納めとなってしまいました。この日は春の廃止を見越してなのか結構な人が新子安のホームでカメラを向けていました。東海道線東京方で走るブルートレインはとうとう急行銀河も入れて2本だけになってしまいます。近い将来全廃が計画されており、ブルートレインというものが昔話になる日もそう遠くありません。。 石北臨貨(日本) Location at 生野~生田原,北海道 (2002) 石北本線を走る有名な臨時貨物列車。秋から春先にかけて北見に集約される農産物を運ぶため最大1日3往復設定されます。かつては写真のようなDD51重連運転だったのですが、遠軽での機関車交換(スイッチバック駅なので)の手間を省くため、前後に機関車をつけて運転するプッシュプルになってしまいました。 それでも魅力が劣るでもなく、風景は富んですばらしく、特に秋の紅葉シーズンでは絶好の被写体で、何度いっても飽きないいいところです。石北峠あたりの紅葉の見ごろは10月初旬。10月半ばを過ぎると紅葉が終わるだけでなく日の陰りも早くなり上り列車の撮影も難しくなります。冬は雪深く、悪天候時の撮影には注意が必要です。 台湾煤礦博物館台車(台湾) Location at 十分,台湾 (2005) 台北から列車で1時間ほどのところにある台北っ子に人気のローカル線「平渓(ピンシー)線」、その2つ目の駅「十分」駅近くにある「台湾煤礦博物館」(新平渓炭鉱跡)には、当時使われていた鉱山列車が復元されています。 レールは昔のままへろへろで、運転しているのは農家のおばさん。もとは工夫としてこのトロッコを扱っていたそうです。わたしが乗ったときには客車が脱線してしまいましたが、脱線はしょっちゅうらしく、おばさんはこん棒で車両を手馴れた手つきで持ち上げ、お客さんも手伝って無事軌道に。なんかほのぼのとした風景でした。 ビクターハーバー馬車鉄道(豪) Location at Victor Harbour in South Australia, Australia (2005) オーストラリア アデレードの南にある観光地「ビクターハーバー」にある有名な保存鉄道です。週末に廃線跡を馬が客車を引いて走ります。 この馬車鉄道とレールがつながるカクテルトレインも廃線跡を利用した保存鉄道で、海岸沿いのすばらしい景色の中を走ります。 ダイレスフォード・スパ・カントリー鉄道(豪) Location at Daylesfoed in Victoria, Australia (2003) オーストラリア ビクトリア州都メルボルンから車で2時間ほどの郊外にある、廃線跡を利用した保存鉄道。旧型のディーゼルカーを中心に週末運転されます。 訪れたこの日は起点駅のダイレスフォードでバザーが開かれ、結構親子連れや老夫婦が乗車し盛況でした。牧草の中を走る旧型車両は景色にマッチし、海外といえど懐かしい感じさえします。 |