置き換え始まるJR北721系①

JR発足後に登場したJR北海道721系交流電車。登場から30年以上が経ち極寒地での高速運転ということもあるのでしょうか、老朽化による車両更新をアナウンス。737系導入を機に?1~3次車の3両編成から廃車が始まりました。トプナン健在も引退まで時間の問題となっています。 ↓

(写真:苗穂~白石、2022.9)

岩見沢以北の運用の中心は737とDECMOとなり滝川以北は721の運用はなくなりました。この写真の伊納駅も廃駅となり721とのコラボは幻の風景となってます。 ↓

(写真:伊納、2016.5)

2024年春のダイヤ改正でインバウンド含め旅行者で混雑する快速エアポートの運用を大きく見直し。併せてエアポートに使われる6両編成の721を733-4000番台への置き換えも先行して行われる模様。ということで、当面は6両固定編成が先行して置き換えられそう。 ↓

(写真:北広島~上野幌、2022.6)

現在快速エアポートに就く721系はすべてuシートを組み込んだ6両固定編成の全11編成。まずこちら、1992年にエアポート用として導入された6両固定編成3本のうちの1つ、編成番号F3101+3201。元F101+201の高速化対応で3000番台となった古株。制御系更新で現在は登場時のサイリスタ位相制御からVVVF化されています。 ↓

(写真:サッポロビール園~長都、2022.9)

こちら、同時期の編成番号F3102+3202、高速化とVVVF化は先述のF3101+3201と同じ。朝夕ラッシュ時は学園都市線にも入ったりします。(その時はuシートは自由席として開放するお値打ち列車になります) ↓

(写真:八軒~桑園、2022.9)

こちらも同時期にはいった編成番号F3103+3203、高速化とVVVF化は先述のF3101+3201と同じ。 ↓

(写真:白石~苗穂、2022.9)

そしてこちらは同時期に3両固定のF22編成へ中間車3両を組み込んだF3123+3222。飛び番になってるのは中間車組み込みの元編成番号を残したためのよう。こちらも高速化とVVVF化の工事を受けています。 ↓

(写真:島松~恵み野、2022.9)

3000番台のほか、4000番台4編成と5000番台3編成が存在。2003年に快速エアポート用車両増強のために1993年登場の1000番台3両固定編成に中間車を組み込んで造った6両固定編成。モハの仕様で車両番号を4000/5000と分けているようですが、基本同時期に誕生した同一グループ。こちら、F4101+4201。 ↓

(写真:苗穂~白石、2022.9)

こちら、F4102+4202。 ↓

(写真:白石~苗穂、2022.9)

こちら、F4103+4203。 ↓

(写真:新札幌~上野幌、2023.3)

こちら、F4104+4204。 ↓

(写真:島松~恵み野、2024.4)

こちら、F5101+5201。 ↓

(写真:サッポロビール園~長都、2014.5)

こちら、F5102+5202。 ↓

(写真:白石~苗穂、2024.4)

こちら、F5103+5203・・・ってことで、以上、6両固定の全11編成でした。(全編成並べて何の意味が・・・) ↓

(写真:島松~恵み野、2024.4)

あとこの春のダイヤ改正で区間快速の登場と、朝しかなかったレア車種の特別快速が日中も走るようになり、幕車の721には3つの快速車種の表示が・・・区間快速は緑地。 ↓

(写真:サッポロビール園~長都、2024.4)

特別快速は赤地、朝2本のレア時は733も共通運用だったので721狙いはたいへんだったんだけど・・・今やあっさりと撮れちゃうんだよなあ、あの苦労はなんだったんだ・・・ってことで続く... ↓

(写真:島松~恵み野、2024.4)