沖縄軽便鉄道!?

沖縄の鉄道といえば第二次世界大戦で破壊され、現在は新設されたゆいレールだけ。。。なんですが。。。 ↓

(写真:赤嶺~那覇空港、2020.3)

。。。鉄道法にかからない遊戯鉄道が沖縄に存在!名護にあるネオパークオキナワ内を走る、その名も「沖縄軽便鉄道」。 ↓

(写真:(多目的広場)、2020.3)

ネオパークオキナワって動植物園テーマパークで本来乗り物色がまったくないところなんですが、なぜか園内を周回する形で遊戯鉄道が敷かれているんです。 ↓

(写真:(エントランス)、2020.3)

ネオパークは名護市が管理し運営は民間へ委託する形を採ってます。開園が1992年と新しく、沖縄軽便鉄道に至っては2005年開業と、結構新しい部類の遊戯鉄道です。周回して乗車を楽しむタイプなので発着場が同じところとなります。この発着場は「名護駅」と名乗っています。 ↓

(写真:(多目的広場)、2020.3)

名護駅自体はかなり大きなつくり。おみやげ屋兼コントロールセンターといったところでしょうか。 ↓

(写真:名護、2020.3)

かつては他にも遊園地があって遊戯鉄道もあったようですが、今は沖縄ではここだけ。動植物園なんですが乗り物目当ての来訪者も多いようです。 ↓

(写真:名護、2020.3)

こんなライド系遊具も用意されてますしね・・・ ↓

(写真:名護、2020.3)

さて、この遊戯鉄道、時計回りに1.2kmの周回路線を20分かけて走ります。動植物園の中をガイドしながら走るというスタイル。↓

(写真:名護、2020.3)

アトラクション的な要素も少しあるも、まあ、いわゆる乗って楽しむ系ですかね、軌道はかつて走っていた県営鉄道に模して762mmの狭軌でしょうか、機関車は電気モーター、第三軌条での集電というスタイル。機関車本体に集電シューがなくて、炭水車と客車にそれぞれコマがついているという珍しい形態。↓

(写真:(水上鉄橋)、2020.3)

編成は2本もっていて、ドイツ機関車風のこちらは茶色の客車を牽引。機関車は4分の3スケールに模しての設計でかつて県営鉄道で走っていたモデルとのこと。炭水車部分はたぶん空っぽでバッテリー搭載可能モデルってことなのかな?ただ集電シューがついてるからバッテリーを通しているのかもしれません。ちょっと謎。↓

(写真:(多目的広場)、2020.3)

もう1編成は本土の国鉄D51の2分の1スケールで作成した電動機関車+緑色客車。交互で使っているようですが同一線路を2列車が走ることはやっていないようです。↓

(写真:(多目的広場)、2020.3)

D51のレプリカはかなりリアルに作りこんでます。↓

(写真:(多目的広場)、2020.3)

訪問日はドイツ風ロコが走っていましたが何かのイベントで超派手な装飾となってました。ちょっとこれは遊戯過ぎて・・・再訪したいなあ。遠いけど・・・↓

(写真:(多目的広場)、2020.3)

この鉄道、日数も人数もかなり限定ですが運転体験をやってます。遊戯鉄道の運転体験ってあまり聞いたことがないんですが、本線使って運行するみたい。まあ、操作は上限速度があっての加減速と停止なので難しくなさそうですが、体験できるならやってみたいですね。↓

(写真:(多目的広場)、2020.3)