近々見納めか?713交流電車
九州限定で1984年にデビューした交流電車713系、製造から40年経ち、かつ少数派とあって引退のうわさが絶えませんね、ここ数年あちこちでよく聞かれています。 ↓
それもそのはず、2022年秋のダイヤ改正で運用が大幅減。延岡~宮崎~鹿児島中央・宮崎空港がテリトリーで3運用かつ朝は2連×2の4両編成もあったのが、今や2両編成のみの1運用となってしまいました。 ↓
予備を入れても2編成あれば十分な状態となっており、残る2編成は廃車待ちのような運用離脱となっています。 ↓
長崎界隈の電車運用見直しや一部のYC1への置き換えなんかで来年にも捻出された編成が入ってくるのでは?って話も出てきていよいよ引退かって感じになっています。 ↓
この713系、内装が特急車両並みで18キッパーには人気の車両、外観や電車性能以外は水戸岡デザイン車両に引けを取りません。 ↓
顔つきや外観は113系なんかと同じ国鉄顔の大量生産車両デザインなんですが、サンシャイン宮崎色というんでしょうか、赤を主体にドアを紺とした配色が今でも強烈でかなり個性強め。 ↓
さらにヘッドマーク的に描かれている古代風の太陽のイラストがまた強烈な個性で・・・ ↓
南国宮崎を連想させますが、個人的には志摩スペイン村の車両みたいにも見えて、とにかく独特感が半端ないんだなあ。 ↓
登場時は長崎エリアでクリームに緑帯っていう、仙台界隈の交流電車みたいな配色だったようなんですが、宮崎空港線開業を機に鹿児島・宮崎エリアへ転属、エリア内では713だけこんな姿になったようで・・・宮崎空港線に優先乗り入れの運用でもあったからかな。 ↓
かつてはよく目にした外観そっくりの717系が地味な感じに見えてしまってたのは713のせいかな。 ↓
こいつらも同じ真っ赤の太陽ヘッドマークにしたらよかったかもね。ま、717ってもと急行電車のアコモ改造車とあって、宮崎空港線開業時には近々の廃車対象となってたんでしょう。 ↓
そういや急行車両を2両&3ドア化した713系もいましたね。 ↓
かつては583改造の食パン電車の715系も当たり前で走ってたので今のJR九州の車両を見れば更新にかなり力を入れてきたってのがわかります。 ↓
2023年春の改正で国鉄113顔の415系が引退した後は電車だとこの713系だけが九州での存在に。 ↓
ま、引退の時は復活色シリーズで交流急行色なんかをまとってほしいかなあ。 ↓
2編成残ってるからもう一方は登場時色がほしいけど・・・ ↓
どちらにしても部品調達の問題からも引退は時間の問題。興味ある方はどうぞお早めに。 ↓