どうなる南武支線205系
今春置き換え完了予定の鶴見線の205系、年末年始に一気にE131に変わったことで改正前に見納めなるかと思いきや、疎開先からの復活とかでどうやらギリギリまで走りそうな雰囲気に。まあ、鶴見界隈の205系自体は南武線浜川崎支線=通称「南武支線」でもうしばらく活躍が見れるのですが、それでも1編成のみということでレア度がさらにアップするということになりますが、さてと・・・ ↓
もともと南武支線には先頭車化改造205系が3編成在籍。それぞれこちらのW1編成、・・・ ↓
こちらのW2編成・・・ ↓
1編成だけ残ったW4編成の計3本。 ↓
南武支線には最後まで101系が運用に就いていたんですが、最終編成がW3だったので飛び番となってW1,2,4という編成番号になってます。3編成とも山手線や中央総武緩行線で使われた205系中間車両からの改造で1000番台を名乗ってます。2両1組で南武支線限定使用です。ちなみに顔つきそっくりの鶴見線用は車両構成が違うからでしょうか、1100番台になってます。 ↓
昨年9月に3編成中2編成のE127への置き換えが完了、こちらV1編成と・・・ ↓
・・・V2編成が仲間入りしました。 ↓
V1、V2とも元新潟エリアで走っていた車両、かつてのV1はV12編成と名乗り、晩年の活躍エリアは弥彦線。帯色も違ってました。 ↓
V2も同じく晩年の活躍エリアは弥彦線でV13を名乗ってました。 ↓
日中は越後線内運用もあったんですが、2運用で2編成ということで検査時はE129が入ってのキチキチ運用を続けてましたね。115系が健在だったのと新潟駅高架化工事での車両繰りの関係もあったよう。ただ、これら置き換えや工事完了で2編成とも余剰となってしまい再就職先はどこ?みたいな話になったんですが、まあ、いい場所が見つかってよかったです。 ↓
ただ残った205系はファンの皆さん気になるようで、E127登場当初はV1とV2の積極運用で残ったW4がまったく出てこないって時期がありました。南武支線の運用って、朝ラッシュ時に2運用、以降は1運用。3編成を玉突きで回していくような運用でしたので、残る205大丈夫?みたいになってました。まあ、最近は昔みたいにV1、V2、W4の3編成を区別なく回してるような運用になってます。 ↓
で、ちょっとざわついてるのが残った205をどうするのって話で・・・1本だけなんでメンテとか面倒じゃないの?ってなるんですが、まあ、古い部品は鶴見線撤退で手に入れやすくなるだろうし、致命的な故障さえなければ数年は持つかなってことで、次世代2両編成の登場まで安泰かな。 ↓
まあ、E127の100番台に余剰が出てるってことで、1編成長野から持ってくるんじゃないかって話もありますが、現地の211系暫定的削減に貢献できるし、そもそも新しくないってのもあって、まあ来ないんじゃないかなあ・・・トキめきから買い戻すってのもあるけど、長岡への6両編成運行とか、JR線内でいまだガンガン使ってるから現時点では可能性ちょっと低いなあ・・・ ↓
となると残った205系はE127と併せての新車移行って感じがしますね~しばらく走り続けるで。 ↓
まあ、同じ顔つきの改造205が走る仙石線のほうが置き換え先でしょう。本年中にもE131の新しい仙石線仕様が登場しそうで・・・ ↓
そうなると205って富士急除くとJR西だけになるけど、まだ原型顔が活躍中なんですよね~ ↓
こんな南武線205系並びってもうずいぶん前なんだけど、奈良線だと原型がまだ活躍中。まあつい最近103が引退したところだし201も関西線で走っとるしなあ。 ↓
これってほんの少し前の風景なんだけど、かなり大昔な感じがしてしまいますね。 ↓
どちらにしろ、南武支線の205はしばらくは楽しめそう。弁天橋への回送も残るので鶴見線内での205もE131化後も引き続き運転されますしね。はてさて、次世代車両は何になるやら、いつになるやら・・・ちょっと楽しみ。 ↓