さよなら舞浜リゾートライン「TypeX」

東京ディズニーリゾートの周辺を周回する舞浜リゾートライン。全長5km4駅のこじんまりした鉄道ですが、単線モノレールで反時計回りに運行、最大3分15秒間隔で4編成を走らせることができます。ミッキー風の窓がいかにもって車両が走ってます。このリゾートラインの開業は2001年夏と比較的新しい乗り物。開業と同時に導入された車両がこのTypeXで6両編成5本でスタートしました。 ↓

(写真:ベイサイドステーション~東京ディズニーシーステーション、2023.8)

2020年から新型車両「TypeC」の導入がスタート。すでに4編成が置き換えられ、現在運用に就くTypeXはグリーン帯をまく第4編成(41+42+43+44+45+46)のみとなりました。 ↓

(写真:リゾートゲートウェイステーション~東京ディズニーランドステーション、2023.8)

先日最後のTypeC第5編成が納入されTypeXの見納めが近づいています。計画では2023年度中の置き換え完了とのことですが、年内にも完了してしまいそうです。 ↓

(写真:ベイサイドステーション~東京ディズニーシーステーション、2023.8)

新しいTypeCはTypeXと外観はほぼそっくり。こちらはすでに引退したTypeXパープル編成ですが・・・ ↓

(写真:東京ディズニーシーステーション~リゾートゲートウェイステーション、2007.5)

そしてこちらが新しいTypeCパープル編成・・・さ、どこが違う? XとCの見分け方は外観ではかなり難しい。帯配色が替えられたのでわかりやすいんですが(2色か1色か)、これがないとかなり難しい・・・前照灯の形が横楕円かなすび状か・・くらいなんですよね。あと側面窓が少し大きくなったらしいんですが並べてもわからん。 ↓

(写真:リゾートゲートウェイステーション~東京ディズニーランドステーション、2023.8)

こちらは古い方のTypeX。側面の塗装違いがなければ見分けつかないですねえ、イメージを変えないっていうディズニーのデザインへのこだわりがあるのでしょう。 ↓

(写真:リゾートゲートウェイステーション~東京ディズニーランドステーション、2010.6)

ただ内装は総替わり。こちらは昔の内装ですが、TypeCでは混雑緩和のためソファーっぽいシートをやめ通路幅を大きくとったロングシートに、リゾート感を出すため色調をこれまでのシックからポップへ、設備も防カメ設置等々かなり更新されたものとなってます。 ↓

(写真:リゾートゲートウェイステーション、2005.10)

現在の運用ですが、朝夕の入出場が増える開園閉園前後は4運用となり3分15秒置きにやってきます。 ↓

(写真:ベイサイドステーション~東京ディズニーシーステーション、2023.8)

1週13分としており、通常は2運用、6分30秒間隔の運行で、繁忙運行の時間帯などはなぜか公表されていませんし時刻を明確にした各駅の時刻表も公開してないようです。グーグルマップに出てくる時刻もダイヤと合致してなかったりして謎なんですが、まあ、園の外を走るから第一種鉄道になっただけでなんで、遊戯鉄道の運用でも十分っちゃ十分なんです。 ↓

(写真:ベイサイドステーション~東京ディズニーシーステーション、2023.8)

なので最後のTypeX編成を狙うなら朝の開園前~開園後しばらくって時間帯が一番出会える確率が高い。 ↓

(写真:東京ディズニーランドステーション~ベイサイドステーション、2023.8)

午前10時を回ると2本が入庫、日中は2運用で走りますので確率が減ります。閉園は日没後ですからおのずと朝がいいってことになります。 ↓

(写真:リゾートゲートウェイステーション~東京ディズニーランドステーション、2023.8)

撮影ポイントは意外とありそうでなくて、園内からは撮りにくくて、おのずと舞浜駅周辺かディズニーシー側駐車場入り口あたりになってしまいますね。 ↓

(写真:リゾートゲートウェイステーション~東京ディズニーランドステーション、2023.8)

太陽角度とアングルでいろいろ工夫はできますが・・・ ↓

(写真:リゾートゲートウェイステーション~東京ディズニーランドステーション、2023.8)

見上げる構図になるので、できれば晴れた日がいいですね。 ↓

(写真:東京ディズニーシーステーション~リゾートゲートウェイステーション、2023.7)

シーのアトラクションと絡めるのも可能。 ↓

(写真:ベイサイドステーション~東京ディズニーシーステーション、2023.8)

モノレールと併せるとホーンテッドマンションはかなり立派なつくりだというのがよくわかります。裏側も手を抜かずに作ってるところがさすがディズニーなんですよね~ ↓

(写真:ベイサイドステーション~東京ディズニーシーステーション、2023.8)

プロメテウス火山とも一緒に収めることもできます。噴火タイミングと列車があうとかなり映えるんですがこれはかなり難しいだろうなあ・・・ ↓

(写真:ベイサイドステーション~東京ディズニーシーステーション、2023.8)

岡本太郎先生の作品とも一緒に・・・通り向こうの1本前の列車もだいたいうまくタイミングあって一緒のフレーム入りますよ。ここ、完全自動運転なんでかなり正確な運行をしております。 ↓

(写真:東京ディズニーシーステーション~リゾートゲートウェイステーション、2023.8)

反対からだとこんな感じ、ヤシの並木道がいい感じになりますよ。 ↓

(写真:東京ディズニーシーステーション~リゾートゲートウェイステーション、2023.7)

このエリア一帯はリゾート感を出すためでしょうか、ヤシの木がたくさん植えられていてこれがまたいい演出となってます。首都圏の鉄道にはまったく見えませんね。 ↓

(写真:東京ディズニーシーステーション~リゾートゲートウェイステーション、2023.7)

とはいえ、一方で遊戯鉄道らしい感じがあって、車両交換とかイベント意外ではなかなか触手が動かない場所。乗務員はディズニーのスタッフなんで行く人みんなに笑顔で手を振ってくれるんで撮影目的だとちょっと恥ずかしいしなあ・・・ディズニーファンなら定期的に変わるこうしたラッピング車両狙いもあるかもしれませんが・・・ ↓

(写真:東京ディズニーシーステーション~リゾートゲートウェイステーション、2023.8)

今のラッピングは開園40thとトイストーリー、新編成はどうなるんだろうね。。。 ↓

(写真:リゾートゲートウェイステーション~東京ディズニーランドステーション、2023.8)

現在はグリーン編成以外はすべてTypeCの新編成となってしまいましたが・・・ ↓

(写真:ベイサイドステーション~東京ディズニーシーステーション、2023.8)

残る1本、TypeXに興味ある方はどうぞお早めに。もう引退間近です。 ↓

(写真:リゾートゲートウェイステーション~東京ディズニーランドステーション、2023.8)