首都圏は更新ラッシュ(17):東武特急りょうもう-200型・250型

リバイバル塗装がりょうもう号にも展開され、いよいよりょうもう号専用200系(200型/250型)も置き換えの時期がやってきたようです。今春のダイヤ改正で早速204F編成が離脱しましたね。↓

(写真:越谷~新越谷、2021.12)

200系はDRC種車の200型と新車の250型がありますが、見た目はそっくりでパンタグラフで見分けるんですが・・・わかりにくい。こちら下枠交差型は201F~206F編成で・・・↓

(写真:北千住~小菅、2016.11)

・・・シングルアームタイプは207F~209F、かつ、パンタ向きが浅草向きで_<<_>_のもの。↓

(写真:春日部~一ノ割、2022.2)

250型はシングルアームタイプで207F~209とそっくりですが、パンタ向きが浅草向きで_<>_>_と5号車上に向き合って2基そろっているのが250型。251F1編成のみですが、新車なのにこの春のダイヤ改正から運用はずれてます。↓

(写真:春日部~一ノ割、2022.2)

リバイバル塗装はこちら205Fと・・・。↓

(写真:越谷~新越谷、2021.12)

・・・209Fの2編成に施されました。パンタ違いを意識したんでしょうか、6050系も2編成リバイバル塗装が施されましたがこの春のダイヤ改正でほとんどが運用離脱となっているので201F~209Fまでの200型の引退は確度が高そう。↓

(写真:越谷~新越谷、2022.3)

リバイバルのもととなった1800系現役時代はこちら。DRC同様、東武特急としての印象が強かったですね、カラーリングが逆転して登場した200型が新鮮だったのを覚えています。↓

(写真:薮塚~治良門橋、1995.12)

もともとのカラーイメージがあったのでリバイバルが出てきても違和感なし。赤城山をバックに白地に赤帯でも・・・↓

(写真:県~多々良、2022.3)

・・・赤地に白帯でも・・・↓

(写真:県~多々良、2022.3)

リバイバルカラー、頭かくしてサイドから見ると往年の名鉄特急にも見えるんですよね。↓

(写真:県~多々良、2022.3)

・・・お互いが並んでも違和感ないなぁ。↓

(写真:春日部~一ノ割、2022.2)

200型はDRCを種車としているので機器をいくつか更新しているといっても結構なお古。座席もDRC流用ってのもあるらしいんでリバティを少しずつ増やしつつ、かつ、コロナで大幅に減ったビジネス客の復帰も様子見つつで少しずつ数を減らすって作戦かな。↓

(写真:春日部~一ノ割、2022.1)

日光鬼怒川系と違ってりょうもう系は太田周辺の製造拠点集積地と都心を結ぶビジネス客狙い。出張が大幅に制限されてリモート会議が日常となった今、おそらく従来の客は戻らないでしょう。旅客減でもフリークエンシーをキープして運行するには3両リバティは魅力的。↓

(写真:春日部~一ノ割、2022.2)

日光鬼怒川系統は大リストラするんですが、さあ、りょうもう系統はどうなっていくのかな?状態のいい200型を1-2本と250型を残し平日朝夕ラッシュ対応や休日日中対応に、閑散時間帯はリバティ3両って感じで当面行くんでしょうね。↓

(写真:西新井~竹ノ塚、2016.5)

こちらかつて台湾の普悠瑪号カラーになっていた208F(すでに廃車)。もしかしたらこうしたコラボ用として少し長めに残るかもしれません。かつての1800系のようにイベントに徹した車両としても活躍があるかもしれませんね。見納めはまだまだと思いますがすでに201F、204F、208Fが運用離脱となっており、置き換えは確実に進んでいます。あと数年も経てばあまり走らない貴重な車種となりそうです。撮影はお早めに。↓

(写真:西新井~竹ノ塚、2016.6)