首都圏は更新ラッシュ(16):東武日光/鬼怒川特急-100系・350型
先日置き換えが発表された東武特急のフラッグシップ特急「スペーシア」こと100系。恒例のリバイバル塗装=運用離脱という法則どおり?、まずこちら、サニーコーラルオレンジをまとった104F編成がこの3月に離脱となりました。↓
スペーシアのデビューが1990年ということで30周年行事としてリバイバル塗装へというアナウンスでしたが、のちほど2023年からスペーシアに代わるN100系を導入するリリースが出たことから現100系車両が置き換えられることがほぼ確定となってます。↓
100系は9編成作られ、2011~12年のリニューアル工事のタイミングで「雅」「粋」「サニーコーラルオレンジ」の配色でのカラーリングに変更。こちら江戸紫を強調した「雅」編成。↓
こちら水色(隅田川のイメージらしい)を強調した「粋」編成。↓
こちら日光・鬼怒川方面特急のイメージカラー?「サニーコーラルオレンジ」編成。↓
さらには2015年には日光東照宮四百年式年大祭にちなみ、103Fと106Fの2編成を「日光詣スペーシア」として金色基調に塗装変更。かなり目立つ存在になりました。↓
JRからの乗り入れ特急「日光」253系も入って、合計5色の日光・鬼怒川系特急が走ることとなります。↓
これらに加え500系リバティが加わるととこに多客臨時で1800系(すでに引退)や300系が運行。一時はバラエティに富んだ特急陣となってました。ただし、この春には300系350型も定期運用を離脱となっています。↓
2021年秋から100系のリバイバル塗装が始まります。101Fはかつてのデラックスロマンスカー(DRC)色に。↓
「雅」「粋」「オレンジ」塗装は離脱または「原色」塗装に。現在リニューアル色は「雅」だけが残り、原色と日光詣、DRC色となっています。これでもまだにぎやかですね。↓
今は亡き「粋」色。↓
西新井の大カーブで。↓
何気ない駅撮り。↓
こちらも定番の駅撮り。↓
どちらかといえば原色のほうがいいかな。さわやかさはあるも高級感が足りないような。↓
高級感といえば日光詣でなんですが・・・↓
なんかちょっとケバいというかバブリーというか・・・アイアンマンにも見えますねぇ~↓
こちら、鳥のうんちまみれでかわいそうな日光詣。100系ってデコによくフンがついてるんですがどこでつけられちゃうんだろう。この春日部駅も高架化が決まりいずれ懐かしの風景になります。↓
こちら雅色もまだ残るも原色への変更が決まってます。もちろん全編成とならず一部運用離脱もありえます。↓
で、原色に塗り替えられたといっても安泰ではないんですよね。N100系は4編成が入る予定ですが、現在の100系は9編成。ただコロナ禍での旅客減もあって持て余し気味。かつ、3両1編成セットのリバティの使い勝手もよく、現100系は運用減とリバティ増強で一気に淘汰されてしまう可能性は大きいです。↓
もちろん、波動用で1編成くらいは残すような気はしますが・・・って残るのはどれなんでしょうね、DRC色はなんか変に高級感ある塗装に見えてしまうんで意外とこいつ?↓
・・・ただ最初の第一編成なんで状態がいいのか悪いのか・・それ次第ってところでしょうか。↓
定期運用がなくなった350型についてはほぼ元1800系とあってかなりガタが来てる感じ。↓
こちらはさよならイベントかなんかがあったら、そのあとであっさり廃車になりそうですね。最近はやりのサイレントリタイヤもありうるかな。。。りょうもう号も大半をリバティへの置き換えが検討されているようですし、10年後の東武特急はがらりと雰囲気変わってるんでしょうね。100系撮影はお早めに。↓