さよなら「しもつけ」号
緊急事態宣言解除となりましたね、あおり記事になるのは控えてましたがもういいかな。来週廃止となる東武特急「しもつけ」号の振り返りを。実はコロナ対応で4/24(金)の運行を最後に現在運休中、次のダイヤ改正で消滅=そのダイヤ改正まで運休確定 となっているので事実上すでにもう運転終了となってます。
旧急行専用車両1800系改造の300/350型を使ったしもつけ号、もともと急行だったんですが車種改廃で特急に昇格した経緯があります。ただ料金は急行時代を継承する形で300/350型使用の特急は若干安く設定されました。
いまや東武宇都宮線を走る優等列車はこのしもつけ号のみ、6/5最終日以降は8000系お古や20000系改造車だけの、単なるローカル線になってしまう・・・。
しもつけ号は宇都宮線沿線の人にとって都心に出かけるのは1本でラクチンだと思うんですが、線内はさほど乗車が多いような感じはなく。
しもつけ号ってバリ順で撮れるところって宇都宮線くらいしかいいところがなかったり。ここの鉄橋は冬場だけ正面に日があたる。
さらにバックがすっきりしてるところといえばここくらい・・・?意外と沿線には工場や住宅が建て込んでいます。冬場は正面に日が当たるも、夏場は日が当たらず、しもつけ号として新栃木から回送される列車を北方向から狙うがベター。
編成全部入りませんが都心だったら季節にかかわらずここの踏切脇からバリ順でなんとか撮れます。逆光になりますが浅草からくるきりふり号もここで収められます。
手軽な撮影ポイントは伊勢崎線内ですが内側から撮影となるとどうしても側面に日が当たらない。明るい時間の走行が午前中限定なんで致し方ないですね。
有名スポットは曇天だときれいに撮れます。
300系グループはすでに6両1編成の300型が先に引退、今回のしもつけ号がなくなると定期運行までなくなってしまいます。得意の臨時枠もリバティが入ってからは肩身が狭くなっていて、写真のゆのさとは滅多に走らない状況、いつまで走ってくれるか怪しくなってきました。
ゆのさと号はかつての急行南会津号、野岩鉄道開業後観光客狙いで運行始めるも乗車はイマイチだったようで、新藤原どまりのゆのさと号に改名した歴史を持ちます。
6両固定の300型はすでに引退、残る350型も臨時枠のきりふり号くらいになるんじゃないでしょうか。少子高齢化で利用客も減っておりリバティで代替するほどもないと思われるのであともう少しは走ってくれるかもしれませんが今の3編成は不要で1編成残るかどうか・・でしょうね。