見納め:北鉄8800京王カラー

今春03系の第3編成が入った北陸鉄道浅野川線。次に玉突きで出るのは誰ぞやとなりましたが、7月から京王カラー(アイボリー)に復刻塗装された8802-8812の8800番台が引退することとなりました。↓

(写真:蚊爪~北間、2022.7)

復刻塗装は引退記念の催しの一環だったんですが、片引き戸の二段サッシ窓の側面はなかなか昭和な風情。クリーム色とすすけたステンレスボディでさらにワビサビ感が出て、北鉄じゃない、謎の地方鉄道みたいな感じに仕上がってました。↓

(写真:粟ヶ崎~蚊爪、2022.7)

方向幕文字も筆書きに変更、昭和らしい憎い演出をしています。↓

(写真:蚊爪~粟ヶ崎、2022.7)

残る8000系は8801-8811と8902-8912と、それぞれ8800番台、8900番台の1編成ずつとなります。↓

(写真:蚊爪~粟ヶ崎、2022.7)

すでに03系は3運用に就いており、三ツ屋での交換シーンで8000系が並ぶことはかなりレアとなっています。オレンジ色とクリーム色の並び、撮りたかったですね、引退が9月なのでチャンスはまだあるかもしれません。↓

(写真:三ツ屋、2022.7)

9/11には車庫での撮影会など記念催しを実施予定。8801-8811にも水色の京王カラーをラッピングして内灘で撮影会をするそうです。水色ラッピングはこの時だけのようで、少々お高い参加料ながらそれなりの価値がありそう。↓

(写真:大河端~三ツ屋、2022.7)

クリーム車両は9/24までの運行予定。運行スケジュールは北鉄WEBサイトに掲載されています。8/25からはサヨナラサボがつけられるようですが、前の引退時のデカイマスク調ではなく丸サボなので、また違った雰囲気になりそう。03系は今後2編成入る予定。最終導入が2024年度となってますので、来年度、再来年度と年度ごとに1編成ずつ交替していくんでしょうね。ということで浅野川線の車両置換は将来が決まりましたが、さあ、石川線のほうはどうなるんでしょう・・・ちょっと心配。↓

(写真:蚊爪~北間、2022.7)