首都圏は更新ラッシュ(3):東急8500系①
これまで田園都市線の顔のような存在だった8500系も登場から40年以上となり、2019年からは淘汰も加速、とうとう残すは3編成のみとなりました。↓
今となっては珍しい(初期の車両は)扇風機も健在、うなるモーター音も特徴的で個性的な存在でしたね。切妻な正面もザ・昭和の風貌。↓
また、単調な車両とはいえ、いろんなカラーリングが存在。こちらは伊豆急色だった8614F。↓
青帯で目立った8637F。最後の3編成の1つ。↓
8637FはBUNKAMURAデコレーションも纏っていました。↓
原型に近い、スカートなし、方向幕だった8606Fも昨春まで現役でした。
最後まで残るかなとみんな期待していた8606Fでしたが、コロナ禍で引退式みたいなのがなくなってしまったのかな?ひっそりと引退となりましたが、先頭車2両は東急で保存されているようです。↓
田園都市線開業50周年時にはヘッドマークシールを貼っていました。↓
方向幕なのでいろんな行先を撮りたくて・・・準急清澄白河行き。↓
急行中央林間行き。↓
各停半蔵門行き。↓
各停押上行き。↓
準急長津田行き。↓
さてさて8500系、5000系で全車置換しましょうって感じで2003年から廃車が始まりましたが途中でJAL倒産やら6ドア→4ドア化とか諸事情多数?でストップ。10年ほどブランクを経て新たに2020系導入にて玉突き廃車が始まります。↓
運用区間はかなりのロングラン、東急中央林間~半蔵門線~東武南栗橋or久喜を2時間半かけて行ったり来たり。↓
東急車両とはいえ、距離的には東武線区のほうを長く走っています。↓
東武押上~東武動物公園は東急直通車両が日中10分毎走っているので東武なのに東急車両がかなり跋扈している感じ。↓
なので東急車両を撮影するなら東武のほうが撮りやすい印象があります。↓
長らく8500系を更新しなかった理由は東武が少々古臭い30000系と同程度のサービスにするためとか?穿った見方も。↓
まあ東武利用者はあまりに8500系を見るので東急の車両とは思ってなかったかもしれません。↓
こちら廃車が始まったメトロ7000系との並び。この風景もわずかとなりました。↓
こんな風景もあとわずか。↓
大井町線では一足先に引退してしまいました。↓
この並びもなくなってしまいました。↓
2020系投入では8500系淘汰の前にこちらの8590系2編成が先発引退となって一部車両が地鉄で第二の人生に就きました。↓
サークルK編成で押上以北へは入りません。↓
前述8606FもサークルK編成。運用同じだったのでどっちが来るのかは運次第でした。↓
各停半蔵門行き。↓
急行中央林間行き。↓
急行押上行き。↓
同じくサークルK編成だった2000系は3編成とも9020系となり大井町線へ第二の人生を送っています。↓
時を同じくして東武30000系も東上線へ転属し東急線では懐かしの風景となっています。↓
こちらは最終編成だった8642F。サークルK編成で8606Fや8590系なんかと同じ動きをしてました。来春までにはこれら8500系は撤退予定。ちなみに撮り収めの時期となりますが撮影場所が狭くて限られる東急線内はできるだけ避け、余裕のある東武側での撮影をお勧めします。↓