首都圏は更新ラッシュ(1):JR日光/宇都宮線205系

なんだかんだで首都圏の鉄道は車両更新ラッシュとなってきました。まずはこちら。105系淘汰からまだ日も浅いJR日光線205系、その共通運用もある宇都宮線で、なんだか急遽?E131系に置き換わることになりましたね。↓

(写真:矢板~片岡、2021.6)

房総末端部でのE131系導入がよかったのでしょうね、古豪となってきた205系淘汰にE231系など中古を当てず、ローカル運用にまたも新車をぶつけてきました。↓

(写真:鹿沼~鶴田、2021.6)

宇都宮界隈での205系運用は日光線と東北本線宇都宮~黒磯、それぞれ車両の送り込みのための小金井~宇都宮です。↓

(写真:蒲須坂~片岡、2021.6)

投入されるE131系は3両編成15本。今の205系は4両が基本で、日光線だと日中4両は供給過剰感がありました。↓

(写真:下野大沢~文挟、2021.6)

日光線鹿沼~日光は並行して東武も走っているので観光シーズンを除けば、需要としてはそう大きくないのでしょう。↓

(写真:鹿沼~鶴田、2021.6)

さてこの日光線、205系は日光線カラーというべく、茶帯の専用車両と方向幕が用意されていますが・・・↓

(写真:鹿沼~鶴田、2021.6)

湘南カラーの宇都宮線用205系も割と日光線を走っています。↓

(写真:鹿沼~鶴田、2021.6)

ただ湘南カラーでも方向幕は日光線仕様だったりするんですが・・・↓

(写真:今市~日光、2021.6)

埼京線からやってきたメルヘン顔じゃない205系も2編成いて、それらが入ると安物3色LEDなので日光線らしさは表現できないかな。今度宇都宮界隈に導入されるE131は日光線カラーを踏襲した外観。逆に宇都宮線側で慣れるまで違和感があるんでしょう。↓

(写真:下野大沢~文挟、2021.6)

宇都宮界隈へのE131系導入は来春なのでまだ少し時間があります。↓

(写真:鹿沼~鶴田、2021.6)

とはいえ、日光線や宇都宮線とも撮影場所は限られ、意外と本数も少ないので記録はお早めに。↓

(写真:今市~日光、2021.6)

一方宇都宮線の205系はE233と混じっての運用、ラッシュ時は4+4のロング編成も走ります。↓

(写真:矢板~片岡、2021.6)

なんとなくですが、日中は205系7割のE233が3割って感じなのかな、E233って10+5の5両を活用しているんでちょっと車両キャパに余裕あり?日中はE131の3両あたりが向いてるのかもしれません。E131のラッシュ時運用は3+3とかもありそうですが、そもそもE233の10両をそのまま入線させればいいでしょうし、宇都宮線側での車両運用は日光線よりフレキシビリティありそうです。↓

(写真:矢板~片岡、2021.6)

それに黒磯以北で走るE531系も小金井まで回送されて走ってるんでこの区間はE531でも対応可能。まあ5両編成なのでキャパ過剰、なんとなくE131の交直流版を作って残る501系淘汰を図るってのもありそう。↓

(写真:片岡~蒲須坂、2021.6)

宇都宮界隈の205系は京葉線からやってきたメルヘン顔が多数ですが、少数派原型フェイスもまだまだ走ってます。湘南カラー帯って新鮮な感じでウソ電チックですねぇ。ちなみに宇都宮界隈(+相模線)の205系が撤退すると、JR東に残る205系は仙石線、鶴見線、南武支線だけになるんで、第二の人生歩んでる富士急6000系を除くと原型顔は消滅するのかな。もちろんJR西には当分はしぶとく残りそうですが。↓

(写真:片岡~蒲須坂、2021.6)