久留里線末端部 廃止はほぼ確?①

沿線との廃止協議が進む久留里線久留里~上総亀山の末端部。鉄道廃止についてはほぼ合意形成ができていて次の代替サービスについての協議が中心となっているようで、いよいよ終焉が近づいてきた感じになってきました。↓

(写真:上総亀山、2024.7)

行けばわかるのですが、この20年ほどで一気に寂れた感じとなった末端部。かつて上総亀山ではこんな風に始発ラッシュ用の気動車を3本夜間留置してたくらいなんですよね・・・↓

(写真:上総亀山、1996.2)

E130化したタイミングだったっけ?亀山駅夜間留置は久留里駅へ変更。朝の始発4連は久留里から亀山に回送されることになりました。↓

(写真:久留里、2022.6)

亀山始発のほかに久留里始発木更津行きもあったので、コスト削減目的で久留里駅に夜間留置を集約したんでしょうけど、朝の4連って10km回送で走って亀山からガラガラの状態で久留里まで走るという、なかなかの高コスト運行(久留里始発亀山行き3連も同じく)。久留里~亀山の営業係数が15,000円超とかニュースになりましたがそりゃ当たり前やろ!って内容だったんですよね。まあ、これらの留置&回送コスト引いても数千円超となったんでしょうけど、デカく見せたかったのかな?これって、悪意チラ見の切り取り報道になってたよなあ・・・↓

(写真:久留里~平山、2022.6)

とはいえ、終点駅前は店もなくなってしまうし自販機のみ、ハイキングコースがあるとはいえ、にぎやかさはすでに皆無。廃止の話が出て10年ぶりに訪問したら寂れ方にびっくりだった・・・こりゃ廃止仕方ないって状況。。。↓

(写真:上総亀山、2024.7)

キハ30/37/38時代は亀山もまだ普通の終着駅らしさがあったんですけどね・・・↓

(写真:上総亀山、2012.2)

いまは1面1線の寂れた駅、まあ首都圏でここまで終着駅らしいところもなくなったんで、ここんとこ週末は御名残乗車が増えてますね。↓

(写真:上総亀山、2024.9)

ただ一時の乗客増だけでは赤字を解消するレベルにはなく・・・とはいえ、この末端部、全列車2両以上で運行されてますよね。↓

(写真:上総亀山~上総松丘、2024.8)

朝は4連はなくなるも3連が残ってますし、久留里以北なら必要そうも以南だとこんな両数いらないんだけどね、、、日中は木更津~久留里は単行運転主体なんだけど、なんでだろう。↓

(写真:平山、2022.6)

久留里線だけで走るE130-100って全車単行運転可能。過疎区間になる久留里以南も1両でいいんだろうと思うけど2両必須なんだよなあ。この運用もコストアップになってるんだけどさあ、なんか対応策を深堀してないような気もするから、ちらほら聞こえてくる組合対策なのかなあ?・・・でもさ、いまどき組合対策なんて言葉は日本だと死語になってるし、特に非正規守ってくれないから氷河期世代からの受けは超悪いし若者は興味すらないし。まだあるんかいなってネタだけど・・・↓

(写真:平山~久留里、2022.6)

ま、首都圏で最後まで残ったタブレット交換は合理化反対の組合のおかげだって話もあったし。。。↓

(写真:久留里、2012.2)

腕木式信号機もしぶとく残ってたしね(1997年に信号機は点灯式に交換されたけど)・・・↓

(写真:横田、1996.2)

・・・まあまあ、組合問題は置いといて、結局は地元の日常使いが大きく減ってきた今、理屈で残せなくなってるってのは全国のローカル線すべての問題。↓

(写真:久留里~平山、2024.9)

とにかく久留里以南の日常使いはかなりレアになってしまってるんで、今の輸送人員からもバスで十分なレベルになってしまってます。↓

(写真:上総松丘~上総亀山、2024.8)

久留里以北ですらやばそうな雰囲気ですからね・・・↓

(写真:久留里~平山、2024.9)

さあ、今後の話し合いはどうなるんでしょうね、このまま順調に事が進むと2027年か28年春には部分廃止となってしまいそうですね。。。サンキュー❤ちばフリーパス期間中に行ければ格安で訪問できるし小湊や他の鉄道も乗れるので今が訪問のチャンス!千葉県はクマも出ませんので興味ある方は思い立ったが吉日で!↓

(写真:上総亀山~上総松丘、2024.9)

しかし部分廃止となると余るE130ってどこへ持っていくんだろうね、暖地仕様だから八高くらいしかないけどあそこはHB入るし、まだ新しいから他社への譲渡はないだろうし・・・妄想ネタだなあ・・・・・・・次回、古い久留里線写真が出てきたので懐かし集ということで・・・つつく・・・↓

(写真:上総亀山~上総松丘、2024.7)

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