さらば安中貨物②-福島臨海鉄道
この３月で運転終了が確定している安中貨物。福島臨海鉄道においても１往復分運行削減となります。そして小名浜駅から東邦亜鉛小名浜精錬所までの専用線も役目を終えることになります。↓
震災前にあった宮下駅は貨物駅というより分岐ポイントという感じで、臨鉄に入ってくる返空編成は小名浜駅まで行ったあと機関車を付け替えて宮下で分岐する専用線に入ってくるやりかただったっけ？↓
このあたりの風景は今も変わってないですね...↓
出荷時も専用線を使って宮下へ・・・↓
複線に見えますが向かって右が本線、左が専用線。↓
宮下で機関車を切り離し編成はそのままに、DLは小名浜駅で方向転換して残した貨車のお尻側について、今度は構内へ押し込んでいくって感じで入換をしてたと思います。（記憶があいまいで違ってたらごめんなさい）↓
整備前の小名浜駅構内は今と違ってかなりゴチャゴチャした感じでした。このときはタキの車両置換が途上だったので余計に狭苦しく感じてたのかもしれません。↓
現在の小名浜駅は島式コンテナ荷役場と荷役線２本、それぞれに機回線がつくというシンプルなもの。精錬所への列車のやりくりはここの荷役線と機回線を使って方向転換をしています。↓
返空は早朝に...↓
...積車は工場での入換や積み込み含めて朝10時くらいには出ていくという、割とキツキツダイヤを組んでます。↓
安中貨物廃止後は現在午後運行のコンテナ貨物１往復だけとなるため、福臨の経営も苦しくなりそうです。...つづく↓
