首都圏は更新ラッシュ(14):小田急VSE
この3月に通常運用から離脱する小田急ロマンスカー50000形「VSE」。ロマンスカーのフラグシップ車両が20年も経たずの離脱となり、かなりざわついた感があります。22年中は臨時便などで運行を継続も完全引退することになっています。↓
小田急最後の連接構造ということで部品調達に難ってリリース出てますが、特殊な車両サイズもあってホームドア展開に影響が出るため少し早めの引退になった・・・という感じでしょうか。↓
とはいえ、フラッグシップの車両をここでやめてしまうって結構英断だったんじゃないでしょうか。↓
サイドから見てもホームドアあわないよね・・・ってことなんですがフォルムは美しい~↓
丸みのある、白いボディーに赤のライン、ICEみたいで恰好いいですよね。↓
私のロマンスカーはこの7000形LSEのカラーリング。ウルトラセブンに出てきそうな雰囲気の大胆なデザイン。2018年まで走ってたんですよね。↓
ここまで美しいフォルムの車両って今の日本で他にないんじゃないでしょうか。↓
汚れやすいと思うんですがいつもすごくきれい。東武の薄汚い通勤車両を見てるから余計に感動します。↓
富士山にもお似合い。↓
次のフラッグシップはたぶんこちら70000形GSEなんでしょうね。ただ赤一色でラインをちょっと角ばった感じにしたので男性的なフォルムに見えてしまいます。比べるVSEがあるからそう感じてるだけかもしれません。↓
もしくは60000形MSEになるのかな。地下鉄乗り入れできるよう前面に貫通扉がついてますが、流線形のスタイルはいいですよね。ただ伝統の展望シートがない。↓
増解結もできる付属編成もありますので小回り効きますが、フラッグシップではないか。↓
一番目にするロマンスカーはこちらの30000形EXEも、VSEやGSEを目の当たりにしているとなんか通勤車両のような安っぽさが出てしまいます。もちろん塗装はピンクゴールドで高級感出そうとしてますけど。ちなみにこちらEXEはEXEαに更新中、ピンクゴールドからシルバーにカラーリングも変わります。↓
こうしたVSEの何気ないシーンもあとわずか。2編成とも引退になりますが、コロナ禍で旅客数も減り車両増備なし。↓
富士急あたりに再就職できればいいんですが・・・。↓
さらに先輩の3100形NSEが開成駅前に静態保存されてます。特定日には車内を公開しています。VSEもどこかで展示されるのかもしれませんね。