首都圏は更新ラッシュ(13):都営6300形初期車
2023年春に開業予定の東急新横浜線&相鉄新横浜線。これらにメトロ南北線&都営三田線&東急目黒線の乗り入れが検討されています。併せて南北線・三田線・目黒線の8両編成化も実施されることとなっています。それに合わせて各社対応が始まりましたが、まだ1年先とあって具体的な公表が控えられておりネットではいろんな噂が盛り上がっています。そんな中で都営三田線においては現在運行されている6300形初期車13編成については6500形への置き換えを発表しています。↓
また三田線は恒常的に混雑しており、8両化は先行でやってしまいたいくらい。なのでこの5月から6500形8両での運用を開始します。じゃあ残る6300形第14編成以降に+2両組み込んで8両化するのかな?と思いきや、現在のところダンマリ。まあ、1次車・2次車の13編成は登場が1994年と都営の引退目安の25年(関西だと50年だけど)を経過しているからまあええかと。それ以降はどうするんだろう・・・1999年製とまた微妙なんで、+2じゃなく、10-300パターンで全部置換!ってヤツやるんでしょうね。あーもったいない。↓
この6300形、顔が3つあり、こちら1次車。↓
こちら2次車。スカートが長くなりました。↓
そして3次車。スカートが丸みを帯びてナンバープレートが切り抜きから印刷に変更となりました。それ以外はあんまり差がないです。↓
一応6500形の増備が完了する来年度には13編成すべてが引退予定となっています。↓
あと6300形だけでなく、乗り入れ各社もいろいろ思惑があり・・・まずメトロ。9000系が走りますが、こちら初期車群の1次車。登場時はこんな感じでしたが・・・↓
B修繕でスカート付になったのとカラーリングが少し変更となってます。B修繕は第1~8編成まで、新横浜開通後も6両のままで運用する予定。1991年導入なので都営6300形より古いんですがねぇ。大事に使うようです。↓
第9編成以降は+2で8両化の予定。8両化完了時はB修繕と同じカラーリングになるんでしょう。↓
ただ最終増備車はカラーリングもマスクもちょっとだけ違うんですがどうなるんだろう・・・↓
埼玉高速鉄道2000系も走りますが、こちらは財政が苦しく、+2も行われず当面6両のままだそうです。南北線が結構混むから閑散時間帯は赤羽岩淵で埼玉高速鉄道線とメトロで分割運転できればいいんですが、駅構造からは無理ですね~。2030年以降の南北線品川延長時までこの問題はお預けかな。↓
そして東急。まず目黒線開業時に投入した3000系、こちらは8両化が決定し追加車両も準備できてることから6500形導入タイミングで先行して順次8両で運行始めそう。念願の新横浜乗り入れで相鉄とともにかなりホットな状態なんで、最大限のサービスを用意してくるでしょう。↓
それから3000系後の増備車、東急に大量に走る5000系グループの5080系(写真左)。かれらも8両化対象ですが、東横線車両を転用したりいろいろ考えているようでどうなるのやら。新横浜へは東横線=副都心線=東上線のラインも入ってくるんでちょっとしたカオス。↓
さらなる増備車の3020系。全然違う3タイプがすでに走ってます。そして目黒線と東横線は系統が完全に分かれてるんですが、東上線からも入ってくるとなると東横車両も入ってくるわけでどうなるんでしょうね。西武は東横のみ、東武は東横&目黒ともに、メトロは副都心線車両が入ってきて南北線車両と混じっちゃう。その上に相鉄車両が乗っかるわけで・・・今のところ都営は新横浜までとされているようなのですが、田園調布~日吉だけで見れば何形式あるんだ?!東急東横・横浜高速・西武・東武・メトロ副都心・東急目黒・都営・メトロ南北・埼玉高速、そして相鉄・・・それぞれ複数形式ある社線もあるんですげえ。現時点ではまだまだ各社の発表はシークレット多し。最終決定するまでは妄想で楽しめそうです。↓