首都圏は更新ラッシュ(12):東京メトロ(営団)02系

2019年から車両の更新が始まった東京メトロ丸の内線。かつての赤の車体に白帯&銀のサインウェーブという独特のカラーリングが記憶にこびりついている方も多いでしょう。しかし、登場から30年が経ち、旧車を追い出した02系も23年度までに全車置き換えするという、更新の真っ只中となっています。↓

(写真:赤坂見附~四ツ谷、2015.5)

車両更新はB修工事と呼ばれる大規模改修を終えた初期車群が後回しになってる印象。B修工事完了のグループは写真のように帯にサインウェーブが足されて区別できるようになっています。↓

(写真:四ツ谷、2021.3)

トップナンバーの第1編成と第11編成のならび。サインウェーブ02は第一編成から連番にて全19編成あり、昨年末現在で離脱はなく更新完了直前まで見れそうです。↓

(写真:四ツ谷、2021.3)

一方、修繕していないグループは優先的に廃車が進み、6両編成は写真の第50編成と・・・。↓

(写真:四ツ谷、2021.3)

・・・このラスト製造の第53編成だけとなりました。。。↓

(写真:本郷三丁目~後楽園、2021.3)

かつてはガンガン走っていた02初期デザイン車も懐かしの風景に・・・↓

(写真:本郷三丁目~後楽園、2019.5)

02の正面にはいつからか赤い番号札が掲げられるようなりました。↓

(写真:本郷三丁目~後楽園、2021.3)

パターン的には01編成が61の札なので編成番号に+60した番号が振られてますね。ただ第20編成以降はほとんど廃車になってるし、残る50と53には札がないので、2000系との識別に使ってるのかな?↓

(写真:本郷三丁目~後楽園、2021.3)

あと02系には80番台の方南町支線用3両編成4本も残ります。こちらはいつの置き換えになるかは不明ですが、前回置き換えと同様、最後まで残りそう。方向幕も残っていて導入当初の02系の雰囲気が残ります。↓

(写真:中野新橋、2021.3)

方南町支線には6両編成も入ってくるようになりましたがその際3両編成2本が廃車されてます。方南町支線の6両化で残る3両編成の置換も考えられますが、2000系の導入予定編成が52編成、現在02系6両編成が53編成なので、当分3両編成は温存されるかなと思ってます(適当な時期に2080系とか出てくるかなと予想)。↓

(写真:中野新橋、2021.3)

現在置き換えは7割近くになるんでしょうか、まだまだ02も元気に走っていますが23年度の置き換えを目指すとアナウンスもあり見納めの時間が近づいてきました。丸の内線は地上走行区間で写真が撮りやすいものの光線状態などから意外と画角が決まってしまいます。たとえばここ、四ツ谷駅を望遠抜きできる場所は金網越しになります がまあきれいに撮れます。ただし影がかかりやすいんで正午前後と撮影時間は限られます。↓

(写真:四ツ谷、2022.1)

さらに望遠でこんなカットもOK。↓

(写真:四ツ谷、2022.1)

四ツ谷駅周辺は開けているので夏場朝ならホーム端からも順光で撮影可能。↓

(写真:四ツ谷、2015.5)

ぐっと引いて南側側面からもOK。午前早い時間だけ順光です。↓

(写真:四ツ谷、2015.5)

こちらはド定番の御茶ノ水駅の神田川橋梁、JRと併せて撮るとなるとちょっと難易度高いです。影もかかりやすいので曇天や夏場の日が高い時期がいいんでしょうね。↓

(写真:淡路町~御茶ノ水、2020.8)

編成写真ならここ、後楽園の直線がおすすめ。ホーム端から比較的安全に撮れますが少し狭いので譲り合い必要。ただ順光を狙うなら夏場の午後3時以降でビル陰にならないほんの1時間くらいという難易度が少し高いところ。曇天時は時間を意識せず自由に撮れます。↓

(写真:本郷三丁目~後楽園、2019.5)

同じく後楽園駅ホームから、反対側でもこのような写真が撮れます。後ろまで入らないのと少しホーム先端の障害物をかわすため線路側に寄ってしまうので本郷側から撮るほうがおすすめです。↓

(写真:茗荷谷~後楽園、2020.7)

あとこちら、池袋駅が終点突っ込み型になっているので、真正面からこうした写真が撮れます。なおフラッシュは厳禁ですよ!手振れ防止機能を使ってF値解放にて撮影のこと。↓

(写真:池袋、2020.7)