しな鉄台鐵カラー&EMU300

車両置換が決まったしなの鉄道、惜別イベントとして現在特別カラー色の車両を運行しています。その中でも異色なカラーリングが台鉄色。黄色とオレンジの警戒色の組み合わせは日本の特急クラスに準ずる自強号用EMU300型のカラーリングから来ています。↓

(写真:御代田~平原、2020.12)

EMU300型は台鐵特急車両としては現役最古参。初代電車自強号のEMU100型はすでに引退、200型は大幅な改造をされてEMU1200型となり、原型を保っているのはこの300型だけとなってます。↓

(写真:汐止、2017.7)

115系とEMU300型の正面比較は・・・こちらしな鉄115系↓

(写真:戸倉~坂城、2020.8)

・・・こちらEMU300型と全然違いますね、南海7100系なんかがこの色をまとうと結構クリソツかもしれませんね。↓

(写真:南樹~山佳、2020.1)

側面のカラーは・・・しな鉄車両は忠実な表現してますよ。↓

(写真:信濃追分~御代田、2020.8)

・・・ほら、こんな感じなんで。EMU300型の顔、実は切妻じゃなく微妙に傾斜がついてたりします。ちょうど出入口のところでストライプ傾斜が入るので、次のコラボは南海サザンもいいかも。↓

(写真:清水~沙鹿、2019.1)

EMU300型は3両1ユニットにて最大9両まで。EMU100型がまだ活躍していた時は補助的な役割で6両運用がメインでした。↓

(写真:桃園、2012.5)

現在は1日1往復の定期運用を持ち、9両編成で走っています。西部幹線の海線経由が持ち場です。 ↓

(写真:員林、2017.11)

吊りかけ駆動のイタリア製電車と、かなり珍しい系のEMU300型。製造から30年が経ち、車両置換の話が出てきています。台鐵幹線オール電化が完成し、慢性的に電車不足になっているため、すぐの廃車はないも、そう遠くない時期に見納めとなる予定です。記録はお早めに。 ↓

(写真:汐止、2019.6)