JR七尾線、さよなら413系・415系800番台

電化後もかなりボロい車両を走らせてきたJR七尾線にもやっと新車が。来春までに521系100番台が投入され、現在使われている413系と415系800番台がすべて置き換えられることとなりました。↓

(写真:良川~能登二宮、2020.6)

413系は、特急車両の485系の交流関連装置を外して作った183系の、その余った部品を113系に付け替えて誕生したという、少々ゲテモノ形式。見た目113系そっくりですが、車体はそのままの113系なんですし、足回りも113系。車体更新工事もしてないのでかなりガタが来てるんでしょう、故障もよくあるとか。↓

(写真:津幡~中津幡、2020.6)

朝夕は6連運用があって、そこそこの迫力になりますね。↓

(写真:津幡~中津幡、2018.8)

新しく入る521-100は2両1編成の組み合わせで、2+2は想定も2+2+2まではないかもしれませんね。このあたりは交流・直流のデッドセクションで前照灯は半分だけの点灯となります。↓

(写真:中津幡~津幡、2018.8)

113系そのものの外観も地域色のEF81っぽいカラーを纏うと少し高級感がでます。↓

(写真:津幡、2019.4)

やっぱこの顔つきだと6両のほうが凛々しくなります。↓

(写真:良川~能登二宮、2020.6)

415-800と違って方向幕が使われているのも懐かしさが出てきます。黄色地という珍しい方向幕ですが、誤乗車防止のためだったとか。区間運転もあって朝夕ラッシュ時には高松どまりが運転されてます。↓

(写真:津幡~中津幡、2019.4)

こちらは記念ヘッドマークつきの高松行き。↓

(写真:津幡~中津幡、2018.8)

能登線らしい風景を走る413系。↓

(写真:津幡~中津幡、2018.8)

塗装がきれいなうちはいいんですが・・・。↓

(写真:中津幡~津幡、2019.4)

晩年は見た目がひどい編成もチラホラ。↓

(写真:良川~能登二宮、2020.6)

あともう少し、歯を食いしばって・・・て感じなのかな。↓

(写真:千路~羽咋、2020.6)

それにしても痛々しい塗装となった413系。↓

(写真:津幡~中津幡、2018.8)

6連の雄姿もあとわずかとなりました。413系は車体や電装品ともかなり年季の入った系列のため離脱後即廃車になると思われます。↓

(写真:津幡~中津幡、2020.6)

続いて415系800番台のグループ。こちらも413系と同じようなゲテモノ系だったりします。車体以外は交直流急行電車からのお下がり。両端の出入り口を車両中央より2カ所にまとめた通勤車両を意識して改造を受けた系列です。↓

(写真:津幡~中津幡、2020.6)

方向幕があるところが塞がれてますが、登場時からあとでくり貫けるよう事前加工されてたらしいんですが使うことなくこのままで運用終了となりそう。↓

(写真:津幡~中津幡、2019.4)

415-800の6連も健在。↓

(写真:津幡~中津幡、2019.4)

登場の遅かったグループは方向幕の事前加工もなくべたっと板のままの状態。↓

(写真:津幡~中津幡、2018.8)

先頭部は方向幕がない分少し寂しい感じになりますね。↓

(写真:津幡~中津幡、2020.6)

冷房装置がかつての急行型の分散仕様で種車がわかりやすいです。↓

(写真:良川~能登二宮、2020.6)

先頭部の方向幕はフタされてますが側面の方向幕は使われてるんです。逆に413系は側面に方向幕がないので先頭幕は必須なんでしょう。↓

(写真:良川~能登二宮、2020.6)

こちらは急行車両のまま転用されたクハ455-700番台が先頭の編成。2編成だけありますが1編成をえちトキが購入するうわさが出てますね。↓

(写真:中津幡~津幡、2019.4)

この編成たち、撮り納めはいけそうにないですが・・・朝は北陸本線運用があるんですよね。予定の521-100はすべて製造完了し松任へ送られてます。なので年内にも全車両の置き換えが完了するかもしれません。撮影はお早めに。↓

(写真:中津幡~津幡、2018.8)