見納め近し?105系:あとわずか、南紀エリア

近畿で残る105系運用は南紀エリアのみ。そしてその全105系列車の置き換えが発表されました。しかも来春までに という感じの、前倒し置き換えの含みある内容です。↓

(写真:太地~下里、2020.9)

もともと紀勢線の105系は急行車両の165系の置き換え目的で、1998年に福塩線3扉車105系の余剰編成を持ってきたもの。塗装は新和歌山色という、オーシャンブルーにラベンダーカラーの帯が入るという、色目のわりに見た目はちょっと地味な感じのものでした。↓

(写真:下里~紀伊浦上、2011.3)

古座川をわたる新和歌山色の105系。283系オーシャンアローの色を持ってきていたんでしょうかね。↓

(写真:紀伊田原~古座、2011.3)

ただ個人的には地域色となったほうが、なぜか南紀の色の感じがして好きなカラーです。↓

(写真:紀伊田原~古座、2020.9)

現在の運用は紀伊田辺~新宮ですが新宮口での運行が多めになってます。↓

(写真:那智~紀伊天満、2020.9)

紀伊勝浦行きの区間運転もありますね。除草代を節約したいのか、あちこちで草むらに覆われている状況。↓

(写真:紀伊天満~紀伊勝浦、2020.9)

ほんと草が多くて撮影場所に困ります。新宮行きはなぜか新宮方面での方向幕で見ないんですが理由があるのかな。白浜寄りはちゃんと出てるんですけどね。↓

(写真:那智~宇久井、2020.9)

前方の安全確認からも線路から一定距離の除草をやったほうがいいような気がするんですが、どこも背丈より高い草が繁茂してます。↓

(写真:那智~宇久井、2020.9)

もちろん海沿いを走る景色は抜群です。↓

(写真:古座~紀伊田原、2020.9)

とはいえいい撮影スポットあんまりないんですよね、ここ湯川にある小さな鉄橋は貴重な撮影スポット。105系にちょうどいいサイズです。↓

(写真:紀伊勝浦~湯川、2020.9)

桜井線/和歌山線で活躍した4扉車もまだ残っていて日によっては運用に入ります。↓

(写真:紀伊勝浦~湯川、2020.9)

南紀らしい風景なんですが、これがあっちゃこっちゃにあんまりないんですよ。↓

(写真:紀伊勝浦~湯川、2020.9)

ここは10年前にはなかった新しい撮影ポイント。海を入れて撮れる貴重な場所。いままでは海岸側からでしか撮れませんでした。ただここもお化け雑草が繁茂し、いつまで写真が撮れるのか微妙。↓

(写真:新宮~三輪崎、2020.9)

で、大半は山間を走る風景、しかも特徴がない。こちら珍しく入った4扉車。↓

(写真:紀伊浦上~紀伊田原、2020.9)

海を入れての撮影ポイントって意外とないんですよね。かつて別荘地から俯瞰ができたところは草木が生茂り私有地を意識したら入れないようになってるし、田辺~串本は車窓で海は見えるも撮影に向かないところが多いんですよね。結局ど定番の場所しかない って感じですね。↓

(写真:古座~紀伊姫、2020.9)