上田電鉄 さらば7200系
地方鉄道の車両置き換えがにわかに進むこの1-2年、上田電鉄の7200系の定期運用が2018/5/12で終わりました。
7200系は1993年の入線、元東急の7200系を譲り受けたもの。かれこれ四半世紀も走ってたんですね。最後まで残ったデハ7255-クハ7555の製造は1968年なので通算50年走ってたわけなんですが、見た目はそこまでって感じがしなかったです。
晩年は昔走っていた丸窓電車をイメージした当時のクリームとネイビーのツートンカラーのラッピングに、丸窓をあしらった姿でなかなかいい味出してました。7200系の置き換えで入ってきた1000系との外観差が大きいので、余計に目立ったのかもしれませんね。
引退が発表されてからは午後遅くの運用に就くことが多く、日の短い時期は撮影ができませんでした。春分の日が過ぎてやっと時期になってきたのですが、奇しくも5月で運用離脱ということで何とか写真を収めることができました。
まだまだ走れそうですが、天井周りが錆が回っているようで、よくよく見たらくたびれているのかな。
車庫のあるここ下之郷の敷地スペースは最小。ちょっとした留置線が並んでいるような感じ。車庫出しと言っても折り返し作業するだけの感じです。これ、出庫の入換風景の1コマなんですがわからないですよね。
実はこの有名な撮影ポイントは初めて。カエルくんの5000系時代に来てればよかったなあって思うほどきれいに写真が撮れるんですね。そう、上田電鉄で上田交通時代からこんなに多くのカットを撮影したのは初めてだったりします。
もうすぐ日没。別所温泉に向け駆け上がっていきます。なかなか勇ましい~。
折り返しの上田行きが来る頃にはすっかり日が沈んでしまいました。引退後はこの仲間が現役で残るのは豊橋鉄道と大井川くらいかな。