"若松線"気動車見納め

若松線こと、筑豊本線若松~折尾は筑豊本線電化からも取り残され、枝線としてのこの俗称が定着しています。この若松線は次の3月ダイヤ改正で気動車が全廃されますが、電化されるのではなく、すべて蓄電池駆動電車に置き換えられるのです。

(写真:本城~二島、2017.2)

ダイヤ改正後はすべての列車がDENCHAという愛称のBEC819系電車の運行となります。折尾から若松までは架線は設置されないため折尾駅停車時または折尾以南走行時に充電するそうです。架線設置などもないため見た目は単に車両置き換えだけなんですが、今後気動車は若松線で見ることができなくなります。

(写真:藤ノ木~若松、2017.2)

この写真の撮影スポットはかつて50系客車がなくなるときに訪れて以来の久々の場所。海と絡めて写真が撮れる唯一の場所だったりします。ぶらっと周りを散策しましたが、旧若松駅操車場跡を使った大規模開発以降、周りの風景はあまり変わらずの懐かしい若松界隈でした。

(写真:藤ノ木~若松、2017.2)

この若松線、特徴がなくてなかなか撮影スポットが難しいんですが、一部駅舎などは国鉄時代の雰囲気がまだ残ってたりします。そんなところに最新の電車が走るとなるので最初は違和感あるかもしれませんね。これらの風景はあと5日ほどとなりました。

(写真:本城~二島、2017.2)