東武200系普悠瑪(プユマ)ライク塗装
京急との台鐵コラボが終わったと思ったら今度は東武。EMU500ライクな塗装だった京急に対抗してなのか、大胆にも「りょうもう号」200形をTEMU2000プユマライクな塗装へ大変身。特に側面は筆記体風のTRA(台湾鉄道管理局の英語頭文字)を真似て「Ryomo」とつづりを入れ、横の赤帯真ん中には台鐵紋章風の東武のマークを入れた本格的なデザイン。こりゃかなり目立ちます。
普段のりょうもう号は左の写真の通り、ちょっと古臭いカラーリングなんですが、上下見比べれば一目瞭然、配置やデザインを少し変えるだけでこんなにも雰囲気が変わってしまうんです。写真の場所は夏場朝イチ向け、都内お気楽撮影ポイントの西新井のカーブ。この土曜日はプユマ風200がいきなり朝イチ運用で入るとあって早起きして行ってきました。梅雨入りしたのにこのところなぜか週末はいつも好天の東京、そりゃ水不足になりますね。
ちなみに本物のTEMU2000は左の通りで顔つきがまったく違います。ただ側面は(わかりにくいですが)雰囲気がよく似ていますよ。なので、台鐵に見慣れた台湾人はいい出来栄えに結構喜ぶかも。伊勢崎方面のお客さんが増えるといいですね。いっそのことタロコカラーも作っちゃえば面白かったんですけどね~。
同じように配色をガラリと変えて雰囲気が変わったのが亀戸線リバイバルカラー車8000形。写真は亀戸線じゃなく大師線に入った8000形車両で、先々週末もこの土曜日もなぜか大師線に入ってました。写真の場所は西新井駅北にある跨線橋東たもとの住宅展示場脇から。大師線って撮れるところがここと大師前駅ホームくらいと撮影には少々苦労します。しかし、こんなオレンジ地色に黄色の帯の派手なデザインが昭和30年代に標準色だったとは、当時はかなり目立った存在だったんでしょうね。そういや、オレンジといえば伊予鉄のオレンジプロジェクトはどうなったんだろう?チン電までオレンジ化してるのですがオレンジだらけの路面電車もなかなかグロそう。