#捷運淡水線はこちら、新北投支線はこちら、文湖線はこちら、小碧潭支線はこちらで別途紹介 ![]() 車両は納入時期により細かい車種がありますが、基本的にはほぼ同じデザインの車両が文山内湖線を除く全線で共通運用となっています。内装は水色のプラスチックシートと味気ない、あっさりしたつくりとなっています。独ジーメンス製と日本の川崎重工製の2つがありますが外観、内装ともパッと見の違いはありません。 ![]() 料金・乗車指南 ![]() カード自体は500元(うちデポジット100元)で発売とちょっと旅行者にとっては高めですが、数日滞在でしょっちゅう使うならこちらがお得です。チャージは100元単位で可能で、最近はオートチャージタイプ(クレジットカード合体版)も出てきました。 ヨゥヨゥカは台鐵の台北・台中・台南地区、台北市内のバスにも使えるだけでなく、4大コンビニ(セブンイレブン:7-Eleven、ファミリーマート:全家便利商店、ハイライフ:萊爾富、サークルK:OK便利店)でも使えるようになり、残高の使い切りも楽になりました。ちょっとした買い物には小銭いらずで便利です。 ![]() ![]() ![]() 乗り降りが多い場合は1日乗車券(一日票)が便利です。土城線開業を機にICカード化され、これまで有人改札口でしか出れなかったのが自動改札機で出れるようになりました。料金は200元(うち50元デポジット)で、使用開始日から3日以内に窓口に返却すると50元返してもらえます。淡水、龍山寺など1日で周るならこの1日券がお得です。他によく似たもので24時間タイプもあります(200元)。なお、この乗車券では貓空纜車は乗車できません。 ![]() 2011年の花博時からは、従来の1日乗車券に加え、TaipeiPass(觀光護照)が加わりました。一日券(180元)、二日券(310元)、三日券(440元)、五日券(700元)の4種類が発売され、しばらくいる方でかつ、たくさん乗るという方は滞在日数分を買うといいでしょう。従来券との違いはバスにも自由に乗り降りできること。台北市内運行路線バスに限られますが、旅行者には便利です。ヨゥヨゥカ同様、ICタイプで使い方は同じです。デポジットはなく、そのまま持ち帰るか窓口へ返却します。貓空纜車も乗車可能な「貓空纜車版一日券(250元)」もあります。 2006年秋から混雑の激しい淡水線台北駅、板南線台北駅と忠孝復興駅でホームドアの設置が行われました。扉のカラーをそれぞれの線に合わせて色づけされています。 ![]() また2010年以降開業となった、新蘆線全線全駅、板南線南港南港展覽館駅、信義線東門~象山には天井から床までのホームドアが装備され、今後新規開業する駅にはすべて設置されることとなりました。既存駅についても2018年末を目標に全駅でのホームドア設置が進められています。 ![]() なお、捷運では改札内および車内での飲食は禁止されてますので注意。改札内で食べたり飲んだりすると罰金の対象になります。ただし持ってはいる分にはOK、あくまで口にしないというのがルールです。 現在路線図 ![]() 沿線風景・路線紹介 #捷運淡水線はこちら、新北投支線はこちら、文湖線はこちら、小碧潭支線はこちらで別途紹介 松山新店線:松山線・小南門線・新店線(3号線) 松山新店線は松山~西門~中正紀念堂~新店までの路線で、イメージからは緑です。松山線・小南門線・新店線の3つの路線を1つの系統として結びます。2014年11月15日に松山線が開業して、これまで淡水線と乗り入れを行っていた運行系統が小南門線を介して松山線と行うようになりました。全線地下を走ります。松山線として新規開業となった北門~松山の各駅は香港と同様の天井からホーム上までのホームドアが全駅に完備されています。運行系統は松山~台電大楼と松山~新店の交合運転となっています。 新店からは観光スポットの碧潭までは歩いてすぐ。屋台も並び休日にはたくさんの人でにぎわいます。新店は烏來へのバス乗り継ぎ駅でもあります。板南線との接続駅となる西門あたりは日本の渋谷にあたる若者の町。中山あたりは日系企業の事務所が多く、スナックなどもちらほら。台北小巨蛋(台北アリーナ)駅前にはIKEAなどのショッピングモールがあります。松山駅は台鐵への乗換えが容易で便利です。夜市と胡椒餅で有名な饒河街観光夜市も駅を出てすぐの便利なところとなりました。 中和新蘆線:新莊線・蘆洲支線・中和線(4号線) 中和新蘆線は新莊線、新莊線蘆洲支線、中和線の3つの路線から成る総称です。2010年11月3日に開業した蘆洲線は、正式には中和線古亭~忠孝新生~大橋頭~廻龍を一とする新莊線の忠孝新生~大橋頭の部分開業と、大橋頭から蘆洲へ分岐する蘆洲支線全線の開業のセットで、まずは蘆洲線として10.3kmを先行開業しました。 続いて2012年1月5日、新莊線の輔大~大橋頭が開業し、路線名も蘆洲線から新たに新蘆線と改称。2012年9月30日に古亭~忠孝新生が開業し、中和線との乗り入れが始まって「中和新蘆線」となりました。2013年6月29日に残る輔大~迴龍が開業し全線開通となりました。古亭では新店線と、東門では信義線と、松江南京では松山線と、忠孝新生では板南線と、民權西路では淡水線と接続します。 新規開業となった東門~蘆洲/廻龍の各駅は天井からホーム上までのホームドアが全駅に完備されています。 中和線は新店線の古亭から南勢角まで伸び、新莊線・蘆洲線と直通運転を行っています。終点の南勢角に車両基地があり電車のやりくりが行われます。 終点の南勢角はかつて板橋から伸びていた国鉄線の終着駅で、当時の駅構内の部分がそっくり南勢角駅と階層式の地下車庫になっています。終点の南勢角は雑然とした台湾らしい雰囲気です。 2012年9月の新莊線古亭~忠孝新生の開業で中和線は淡水線との乗り入れが終了、これまでの南勢角⇔北投が蘆洲・新莊方面との直通運転に変わっています。 板南線:南港線/板橋線/土城線(5号線) 南港線/板橋線/土城線は3つ合わせて板南線(藍線)と呼ばれ、99年末に市政府~龍山寺が部分開業、その後龍山寺~新埔が開業し、この2000年12月に市政府~昆陽、2006年5月31日に新埔~永寧、2008年12月25日に昆陽~南港、2011年2月27日に南港~南港展覽館、2015年7月6日に永寧~頂埔が開業となりました。台北車站で淡水線と、西門で小南門線と、忠孝復興で木棚線と接続します。 板南線の運転は南港展覽館~亞東醫院と南港展覽館~頂埔の2系統あり、それぞれ交互運転となっています。車両基地は昆陽と亞東醫院にあります。 以前は板橋と南港での台鐵への乗換えに不便をきたしていましたが、今は地下道でつながって容易な乗換えが可能です。 貓空空中纜車 2007年7月に開業した台北郊外のロープウェイはなぜか臺北捷運が運営。2008年秋から故障多発や土砂流出などで運行休止となってましたが、2010年3月30日に再び開業。観光地の1つである貓空と麓の動物園約4kmを結びます。 所要は17分、途中2駅あり、結構な時間乗車します。ゴンドラは8人乗りほどの小さなものなので、日本によくある山岳ロープウェイというより、スキー場のゴンドラのほうがイメージとしては近いでしょう。 |
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