見納め、阿佐海岸鉄道の気動車たち

今年度中のDMV(デュアル・モード・ビークル)への切り替えを進めている阿佐海岸鉄道、明日18日よりDMV化工事に伴い牟岐線牟岐~海部でバス代行運転が開始されます。↓

(写真:宍喰~海部、2015.8)

なぜ牟岐線牟岐~海部からバス代行なのか・・・まず、阿波海南~海部が阿佐海岸鉄道に取り込まれます。で、JR側の信号施設を更新する必要があるとか。こちらは海部川鉄橋を渡るキハ40、もうJRからの乗り入れは終わって懐かしの風景ですね。↓

(写真:阿波海南~海部、2015.8)

この海部川鉄橋もDMVだけ走る区間になります。まだ新しそうなASA-101も運用離脱、廃車かな?ステンボディーなのでどこか引き受ける三セクがあるかもしれませんね。↓

(写真:海部~阿波海南、2015.8)

阿波海南でなぜJRと阿佐鉄の乗り継ぎ駅になるの?ってのはDMVの走行モードチェンジのスペース確保が楽なためらしい。確かに駅舎の前はロータリーが整備されててかつ、地上駅。このロータリー部分がモードチェンジと新しい阿佐鉄阿波海南駅(正確にはバス停)になるそうです。この駅前風景も過去のものになりますね。改良はロータリーのところだけで駅舎は残すようです。↓

(写真:阿波海南、2015.8)

反対側、終点の甲浦のモードチェンジスペースと道路との接続部は現状高架駅のため少々面倒。現在の車止めあたりにチェンジモードスペースが設けられ・・・↓

(写真:甲浦、2015.8)

今ある駅舎をぶっ潰してループ導入部を作って地上へと。駅はバス停方式になるんだそうです。もうこの駅舎もさよならです。↓

(写真:甲浦、2015.8)

今のプラットフォームは閉鎖され、乗り降りは地上に新設されるバス停からとなります。・・・ほぼバスじゃん。↓

(写真:甲浦、2015.8)

じゃ、途中駅はどうなる?宍喰ってどうなるんだろう・・・高架駅ですが待避線スペースがあるんで、そこにバス停を作るんでしょう。海部は今のホームを閉鎖し、ホーム連絡踏切のスペースを使ってバス停を作るようです。↓

(写真:海部、2019.3)

明日からは海部駅でのJRと阿佐鉄の並びはもう見られません・・・シーン1↓

(写真:海部、2015.8)

明日からは海部駅でのJRと阿佐鉄の並びはもう見られません・・・シーン2↓

(写真:海部、2015.8)

明日からは海部駅でのJRと阿佐鉄の並びはもう見られません・・・シーン3↓

(写真:海部、2015.8)

明日からは海部駅で阿佐鉄ホーム利用もたぶんなくなるかな・・・シーン1↓

(写真:海部、2015.8)

明日からは海部駅で阿佐鉄ホーム利用もたぶんなくなるかな・・・シーン2↓

(写真:海部、2015.8)

明日からは海部駅で阿佐鉄ホーム利用もたぶんなくなるかな・・・シーン3↓

(写真:海部、2015.8)

牟岐以南はDMV化で阿佐鉄になると思ってましたが海部高校の通学需要はそこそこあって気動車を残さないといけないとかいろいろあったのかな?でも、牟岐駅までは以前は普通に阿佐鉄車両が乗り入れてました。↓

(写真:浅川~阿波海南、2015.8)

阿佐鉄が所有する気動車はこのASA-101と・・・↓

(写真:海部~宍喰、2015.8)

高千穂鉄道からやってきた元TR-201のASA-301の2両だけ。ちなみにASA-201という開業時に導入された101そっくりさんは車庫内の事故で廃車になってしまい、ちょうど廃止が決まった高千穂鉄道から無償譲渡を受けた代物です。↓

(写真:海部~宍喰、2015.8)

晩秋あたりからDMVの習熟運転が始まるようで、阿佐鉄本体のバス代行も始まるようです。こちらは海部駅、今は見られなくなったJR側ホームでのASA-101。バス代行が始まるとこっちを使うんでしょうね。↓

(写真:海部、2015.8)

さてさて沿線風景、戦後の新線なので全線立体交差となってます。なので撮影ポイントも限られます。まずボディーショップかいつの裏手から。↓

(写真:海部~宍喰、2015.8)

宍喰漁港を前に国道バイパスから俯瞰が撮れます。↓

(写真:宍喰~甲浦、2015.8)

宍喰の車庫近くまで行くと風景が変わります。春は菜の花がたくさん咲いています。↓

(写真:宍喰~甲浦、2019.3)

あとはガブリ付きで安全に撮れる国道とのアンダーパスから線路伝いにある小道の先かな。もうこうした風景も半年以内となっています。↓

(写真:海部~宍喰、2015.8)