さよなら阪神赤胴車

廃止が前もってリリースされていた赤胴車こと、阪神武庫川線専用の7861/7961形と7890/7990形。

(写真:武庫川~東鳴尾、2018.12)

5月末引退と表明も、コロナ禍の影響でアナウンスが正式通達されないまま、6/2を最後に引退となりました。

(写真:武庫川~東鳴尾、2018.12)

赤胴車といえばこの昔の国鉄の急行気動車の色使いにちょっと田舎者な感じもしつつ、一見小湊鉄道みたいにも見える切妻っぽいフェースとカラーリング・・・一方で前照灯の位置など阪神らしい伝統デザインの車両でした。

(写真:武庫川~東鳴尾、2018.12)

その後の震災と近鉄との乗り入れなどで旧型車は大きく淘汰、最近は昔の阪神の面影を残していたのはこの武庫川線とジェットカー5000系だけとなってました。

(写真:武庫川~東鳴尾、2018.12)

関西を離れてもう30年になりますが、いまだ阪神電車ってイメージはこのカラーリングのまま。。。

(写真:武庫川、2016.4)

競合する阪急電車と大きな格の差があって神戸方面で阪神電車が最寄り駅 なんてなるとかなりいじられてたんですが、今や阪神も阪急も同じ会社になってしまいました。

(写真:武庫川団地~洲先、2016.4)

ここ武庫川線は本線と切り離された感じですが、武庫川~鳴尾・武庫川女子大前で分岐、スイッチバックで武庫川線武庫川駅につながります。朝夕ラッシュ時は2編成入るのですが、1編成は尼崎から送り込まれます。尼崎→甲子園→武庫川というルートです。

(写真:鳴尾~武庫川信号所、2016.4)

こんな感じで専用線みたいなところを入ってきて・・・

(写真:鳴尾~武庫川信号所、2016.4)

夜間留置線に入った後・・・

(写真:武庫川信号所、2016.4)

スイッチバックで武庫川駅ホームへ進入します。朝のラッシュが終わると一旦留置場所手前で昼寝、夕方ラッシュが終わると前日入っていた編成が尼崎へ帰るという運用。

(写真:武庫川信号所、2016.4)

盲腸線のイメージがありますが、ラッシュ時は意外と乗客が多いんですよね。

(写真:東鳴尾、2016.4)

唯一の交換駅東鳴尾。列車が並ぶのはラッシュ時だけの光景です。左の7890/7990は3801/3901形からの改造車で1編成だけの形式でした。

(写真:東鳴尾、2016.4)

武庫川線は意外とごちゃごちゃしたところを走り、かつ武庫川堤防沿いとあって撮影ポイントが限られます。たぶんここと・・・

(写真:武庫川~東鳴尾、2018.12)

・・・ここかなあ。国道43号線跨線橋~東鳴尾のちょっとした空間。あとは構図勝負でトライですね。

(写真:武庫川~東鳴尾、2018.12)

ちなみに6/3から運用を開始した5500系、5513-5913-5914-5514はこんな感じで走ってました。5500系のこのカラーリングももうすぐで見納めになりそうです(リニューアル化するとカラーリングが変わります)

(写真:今津~久寿川、2018.12)