さらば安中貨物④-小名浜精錬所専用線

このダイヤ改正で運行終了とはならなかった安中貨物。企業との契約って年度末締めが多いんでおそらく3月いっぱいまでの契約なのかな?あとは運ぶ荷物がどうか・・・部門廃止などもあるし人の配転もあるから31日まで走ることはなく、遅くとも28日(金)あたりでエンドになるんでしょうね。↓

(写真:小名浜精錬所、2021.3)

小名浜精錬所の専用線/荷受線は公道から丸見え。なのでこんな感じで写真が簡単に撮れてしまうんですが、まあ、製造工程も入らんし隠匿するものもなしってことでオープンなのかもしれません。入換は専用機ではなくそのまま福臨の機関車が入って行います。↓

(写真:小名浜精錬所、2021.3)

トキ/タキの荷役場所はそれぞれ別。西側の建物内に入るのはトキの荷役場。トキ編成は建物西の水没ヤード(雨が続くといつも水没してるけどそのまま使ってる)を使い、トキ編成の組み換え・留置を行います。東側に機関車頭をつけて押し込んだり引いたりします。↓

(写真:小名浜精錬所、2021.3)

水没中ヤードでのトキ入換の写真を撮っておきたかったのですが行くことできずこのまま終了となりそう。↓

(写真:小名浜精錬所、2021.3)

一方タキの荷役は西側に頭をつけて荷役線に押し込んでいくやり方。亜鉛焼鉱はパウダー状のため作業員の安全性から充てん作業中は荷役場をクローズにすべく入口のシャッターもおろします。↓

(写真:小名浜精錬所、2021.3)

空車編成を分割→突っ込む→分割編成2を引き抜く→・・みたいなことをやってるのかな。。。動きだけ見てたらわからんのもあるけど(貨車差し替えとか)、ま、最後タキ編成を整えて水没ヤードまで突っ込む、そのあとトキ編成を荷役場から引っ張り出してタキへ連結、それを引き出したら出荷編成となる。。。なのかな?↓

(写真:小名浜精錬所、2021.3)

一部貨車は検査とかするのか、東側にある小さなヤードへもっていったりもしますね。↓

(写真:小名浜精錬所、2021.3)

ただ、入換時間が福臨機関車がいるときだけだと困るからか、東ヤードの貨車の入換用のスイッチャーが置かれてます。動いてるところは見たことないんですけど、今となっては・・・見たかったなあ・・・↓

(写真:小名浜精錬所、2011.8)

・・・ということでこちらの専用線ももうすぐ見納め。4月以降福臨は1仕業のコンテナ運行だけになるけど大丈夫かいな。東邦亜鉛も経営立て直しに頑張ってほしいな。・・・以上、安中貨物廃止のお話でした。↓

(写真:小名浜精錬所、2021.3)

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