さらば安中貨物③-安中精錬所専用線

今のところ安中貨物は毎日運転されてますがダイヤ改正前の3/14までなのか、年度境の3/末までなのか気になるところですが・・・さて、安中貨物の荷下ろし場所でもある安中精錬所には貨車・積載品を受ける専用線がつながっています。貨物は安中駅到着後ELを切り離し、専用線スイッチャーが貨車を捌いていく、一般的なスタイルなんですが、トキ(今はない)とタキでは荷受け方法が違い、また捌く時間帯も違いました。↓

(写真:安中、2012.5)

夕刻遅く安中に到着した積車はまずタキから捌きます。専用スイッチャーが動き出し・・・↓

(写真:安中、2012.5)

荷受け場所の制限からでしょうか、タキは2両ずつ切り離して工場へ運びます。↓

(写真:安中、2012.5)

いったんひぱって横川方面へ・・・↓

(写真:安中、2012.5)

ヤード隅っこのほうまで移動・・・↓

(写真:安中、2012.5)

スイッチバックにて・・・↓

(写真:安中、2012.5)

工場内部へ延びる線路へ押し込んでいきます。↓

(写真:安中、2012.5)

タキの荷下ろし場所は丘の上工場の中腹当たり。↓

(写真:安中、2012.5)

かなりの勾配を登っていきます。積車なので重たそうですが2両単位の移動なのでDBでも大丈夫なんでしょう。↓

(写真:安中、2012.5)

しばらくするとスイッチャーだけ戻ってきます。山のほうの場内にはアントがいる?まさか別のスイッチャーはいないでしょうけど荷捌き時に貨車をどうやって動かすのかな?謎。↓

(写真:安中、2012.5)

そして2両ずつの送り込みはこのあとも継続。↓

(写真:安中、2012.5)

送り込んだら・・・↓

(写真:安中、2012.5)

また単機で戻ってきて・・・↓

(写真:安中、2012.5)

続けて送り込む・・・繰り返しが続きます。↓

(写真:安中、2012.5)

・・・?6両送り込んだら今度は残りの編成の大半を引っ張ってきて・・・↓

(写真:安中、2012.5)

ヤードにぶっこんだら残った2両をまた山へ・・・↓

(写真:安中、2012.5)

単機で戻ってきて今度はトキをヤードへぶっこんで、持ってきた積車はいったんすべて捌き終わります。そのあとは返空の編成作り。続いて空車となるタキとトキを集めてくっつけて夜中に小名浜へ出発するのですが、ま、写真は日没エンドということでここで終了・・・↓

(写真:安中、2012.5)

別の日覗いた時も、トキは運休だったも、タキは同じように2両分割して山へ運んでました。↓

(写真:安中、2014.3)

工場内のタキ荷役がどうなってるかわからないんですが、空車も2両ずつ持ってきて返空編成を整えるんでしょうね。工場は24時間操業なので、必要に応じて日中ヤードに入れたタキを場内に移動させてるかもしれません。↓

(写真:安中、2014.3)

にしても貨車入換や荷役の夜間作業は結構きついんだろうなあ、特に冬場は日が暮れるのも早いし寒いから楽な仕事ではない。。。↓

(写真:安中、2014.3)

で、一方、トキのほうは積車は当日到着後いったんヤードに入れてマルヨ、荷捌きは翌朝に行います。訪問日は朝9時前からスイッチャーがウロウロ。↓

(写真:安中、2011.9)

トキの荷捌き場所はヤードすぐ横の建物の中。↓

(写真:安中、2011.9)

建物長から荷下ろしは4両まで対応できる感じなんですが・・・↓

(写真:安中、2011.9)

2両だけ入れちゃって連結外して戻ってきた・・・トキのカバーもちょっと開けてるのと閉めてるので何か区別してそう・・そのあと突っ込んだトキが中へ動くからアントがいるんだろう。↓

(写真:安中、2011.9)

しばらくして残ったトキ2両を再び建屋へ押し込んでいくと・・・さっきのトキがついてきた!荷捌きした?カバー外しかけトキはそのまんまなんだけど何してる?!↓

(写真:安中、2011.9)

この2両は切り離してヤードにおいて、残り2両をまた建物内に・・・↓

(写真:安中、2011.9)

中途半端な位置に止めて、、、さっきと同じ。↓

(写真:安中、2011.9)

続いてヤード隅っこに取り残されたトキを引っ張り出してきて・・・。↓

(写真:安中、2011.9)

建屋入り口前に放置・・・で、スイッチャーは帰って行ってタキと連結にて作業終了。なんじゃこれ?ってことで、このあとも続きますフラグ立てられるも待ちきれずこの日はここで退散。↓

(写真:安中、2011.9)

ちなみにトキの積載物の亜鉛精鉱はこんな感じ、ウェットな砂みたいな状態。脱水した後なので雨がかかって水分吸うと脱水した意味がなくなるので雨水かからないようカバーしてるらしい。↓

(写真:安中、2011.9)

別の日、このトキ入換ってどうやってるんだろうってことで再訪問したんですが、結局わからん...前と同じように4両をそのままぶっこんで2両残しするってやつ。↓

(写真:安中、2012.4)

同じように荷役場から2両抜いて再び4両セットで動いて、荷役後?の2両はヤード放置ってやつやって・・・↓

(写真:安中、2012.4)

で、あれ?前と違って荷役場からスイッチャーが出てきたぞ?場内移動はアント利用やめてスイッチャーになったみたい。場内にいたのは古参のほう。↓

(写真:安中、2012.4)

おー、2台競演とはすげー贅沢!!ってこの時は喜んでたなあ・・・↓

(写真:安中、2012.4)

で、古参がトキ2両を建屋内に引き込んで・・・↓

(写真:安中、2012.4)

残り隅っこにあった1両をメインスイッチャーが建屋前に持ってきて・・・小休止。この日はここで撤収したのであとはわからんけど、亜鉛精鉱の荷捌きについてはスイッチャー2台体制に変更となったみたい。ここのスイッチャー、古参は形式不明の25t?機、2011年訪問時あたりでDB301って新しいのが追加となったみたい。で、後日DB302も入って古い25t機が引退、以降新しいスイッチャー2台体制となったようです。↓

(写真:安中、2012.4)

その後トキ運用がなくなったので亜鉛精鉱の荷下しは不要に、スイッチャーも1台で足りるだろうからかなり余裕の貨車捌きになったんだろう。ここのスイッチャーはまだ新しいから、廃止後は古いスイッチャー使ってる速星に行くか、台湾にでも行くかもしれない。10年ほど前?新調したタキもどうなるんだろうね、もったいないけど用途限定の構造なので廃車になってしまいそう。。。ここ安中は4月以降はガランとしたヤードがさみしさを醸し出すんだろうねえ・・・次回は小名浜精錬所専用線にて・・・つづく。↓

(写真:安中、2014.3)

▲TOP