さよなら国鉄電機(7)-EF66(サメ)②

66-100番台は投入時期で1次車と2次車があります。こちら1次車で101~108が該当。今残る2次車との外観の違いはヘッドライトが丸なところ(2次車は角)↓

(写真:西広島~新井口、2018.5)

2020年から押桃投入で104の廃車が発生、以降、1次車が脱落していきます。↓

(写真:名古屋、2016.2)

脱落タイミングではまだ0番台も残ってましたが、これは・・・↓

(写真:西高屋~白市、2015.5)

失敗電機のEF200の処遇問題から来たもので・・・こいつ、性能は超優秀なんですが・・・↓

(写真:八本松~瀬野、2013.3)

電気を食いすぎて変電所を落としてしまうかもという消費電力マックスモンスターだったんですよね~、もちろん変電設備の増強を考えたも費用が掛かりすぎるとかなんとかで頓挫、でも釜にはお金かけたからもったいないから能力ダウンさせて使うっていう事態に。↓

(写真:八本松~瀬野、2015.5)

さらにさらに製造先の日立が電機製造撤退で部品供給しません宣言にて更新時期に更新させず、サメより後から生まれたのにサメより先に始末されてしまったかわいそうな電機でした。そんなことでサメもPFともども長生きできたわけでもありますが・・・↓

(写真:三島~函南、1996.3)

製造から40年近くとなり、また、設計ベースが昭和時代というのもあって押桃との入れ替わりが進みます。↓

(写真:岡部~深谷、2012.1)

で、66-100番台もPFと同じく、全般検査はもうやんねぇ宣言されています。で、サメの全検の最終機ってこの「129」での2021年6月。一定の走行距離または6年経過時?が全般検査のタイミングなので使用可能時間は少し余裕があります。が、この春のダイヤ改正で東阪1往復のみってことなので、最終的に予備機として残るもサメの定期運用は25年度で終了ってことになりそう。↓

(写真:新鶴見(信)~尻手、2023.12)

他に全検までの期限が比較的残るサメはこの「125」と・・・↓

(写真:小田栄~浜川崎、2024.11)

・・・「131」。他はすでに期限切れ間近か夏までに切れてしまうものばかり。夏以降は「129」「125」「131」の3機で2仕業回していくのかな?ロングランだと遅延もよく発生するので押桃代走も頻発しそうですね。↓

(写真:新鶴見(信)~尻手、2024.10)

一方で、検切間近と思われる「121」や・・・↓

(写真:新鶴見(信)~尻手、2023.11)

・・・「123」、↓

(写真:新鶴見(信)~尻手、2023.12)

・・・「124」、↓

(写真:八丁畷~川崎新町、2024.1)

・・・「126」、↓

(写真:小田栄~浜川崎、2024.1)

・・・「127」、↓

(写真:岡部、2011.12)

・・・「128」あたりは早ければダイヤ改正後すぐにも運用離脱しそう。↓

(写真:小田栄~浜川崎、2024.1)

少し期限がある「122」と・・・↓

(写真:小田栄~浜川崎、2024.11)

・・・「130」は今夏あたりまで押桃/桃の代走に入るかもしれませんね。↓

(写真:新鶴見(信)~尻手、2024.1)

「119」以前の2次車についてはすでに脱落してるの多数。。。↓

(写真:八丁畷~川崎新町、2023.9)

110番台はすでに全滅ですね~↓

(写真:小田栄~浜川崎、2023.8)

そんなこんなで今度のダイヤ改正後は、PFよりめぐり合う機会が減ってしまうサメ。↓

(写真:新鶴見(信)~尻手、2023.12)

PFだけでなくサメちゃんもどうぞ見てあげてください。以上、サメのお話でした。↓

(写真:春日井、2010.12)

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