令和改元スペ:米ニューヨーク/ボストン

元号変更にあやかって・・・振り返りスペシャル。第8弾、アメリカ東部北。 まずニューヨーク。こちら地下鉄・・・といってもダウンタウンは地下走行が中心も郊外は大半がこのような高架鉄道になってます。こちらの車両はR44/46系で古いタイプでそろそろ見納めになりそう。

(写真:クイーンズ、2019.3)

こちらは導入が進むR143/160/179などの新しいグループ。 かつてのニューヨークらしい地下鉄の大半がこのルックスの車両に置き換わってます。

(写真:ブルックリン、2019.3)

そしてこちらはスタテン島を走るSIR。車両はNY地下鉄のR44系を使用。 第三軌条で見た目ほとんどNY地下鉄。ただ沿線風景は郊外電車の雰囲気が強く、日中は30分ごとの運行で地下鉄らしさは車両だけ。

(写真:スタテン島、2019.3)

こちらはかわってロングアイランド鉄道。 ロングアイランド鉄道も大半が第三軌条で見た目地下鉄。写真はM3型と呼ばれる古いタイプ。ラッシュ時の着席率アップから12両の最長編成で組まれてますね。

(写真:クイーンズ、2019.3)

2002年から入りだした新型M7型。外観は武骨さを継承してますね~。 郊外では第三軌条でも踏切が普通にあるので衝突時の強度確保からゴツゴツ感が出るのかな。

(写真:クイーンズ、2019.3)

電車に紛れてDL+客車のプッシュプルも走ってます。サイズがちょっと違いすぎかな。 一部郊外末端部分で非電化区間があるので違和感あるんですが電車と共用運行しています。

(写真:クイーンズ、2019.3)

こちらはJFK空港と地下鉄・ロングアイランド鉄道とを結ぶピープル・ムーバー。 結構な距離を走るので空港外の運行区間では鉄道接続駅で料金を徴収しています。

(写真:クイーンズ、2019.3)

かわって北に移動してここボストン、いろんな車両が走ってます。 まず地下鉄。他都市と同じくダウンタウン部分以外は大半を地上を走っています。ニューヨークに比べるとかなりコンパクト。どことなくイギリスチックでもあります。写真はレッドライン。

(写真:ボストン、2018.10)

こちらはレッドラインの「今」の新型。何となく昭和なデザイン・・・。 ちなみに一昔前のレトロ車両のほうは置き換えが決まっており見れるのはあと数年です。

(写真:ボストン、2018.10)

かわってこちらはブルーライン。車両は2011年に置き換えが完了。 ここを走る車両も武骨な外観。で、面白いのは地上部分はこうしてパンタグラフを使うんですが・・・

(写真:ボストン、2018.10)

地下区間は第三軌条、地下に入る前にパンタを畳んでしまいます。どうやら地上で海沿いを走るため第三軌条だと冬場に軌道が氷結するとのことで、かなり以前からこのスタイルだそうです。

(写真:ボストン、2018.10)

こちらはオレンジライン。 車両は古めかしい外観ですがレッドラインより若いも、車齢40年近くの車両が使われてます。こちらもここ数年での置き換えが決まってます。

(写真:ボストン、2018.10)

こちらはグリーンライン。ん?路面電車じゃん!・・・なんですが、いわゆるライトレールの部類になります。写真は旧型車同士の並びのシーン。なんと近畿車両製で見た目ほど年取ってません(車齢30年くらい)。このほかにも2タイプの車両形式があり全3タイプの車両が走ります。 他にもシルバーラインってのもあるんですが、BRTそのものです。空港からダウンタウンへ移動するのに便利。

(写真:ボストン、2018.10)

そしてこちら、レッドラインの末端駅アッシュモントから延びる変わり種路線マッタパン・ハイスピードライン。 使われる車両はすべて古豪のPCCカー。PCCが現役で走るのはサンフランシスコ、フィラデルフィアとここくらいじゃないでしょうか。

(写真:ボストン、2018.10)

こちら、パープルラインと呼ばれるコミュータートレイン。 いわゆるアメリカあるあるのDL+客車のプッシュプルタイプ。ダブルデッカーとシングルと混在しています。ELは使われてないようです。

(写真:ボストン、2018.10)

最後はボストン=ニューヨーク=ワシントンの回廊を結ぶ高速鉄道アセラ。飛行機とまともに競合してる鉄道はこのアセラぐらいだと思います。

(写真:ボストン、2018.10)