台湾の鉄道 TITLE
鉄道がある風景

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Page Start 2006.5.7 最終更新日【2014.8.27】
「臺灣桃園國際機場 自動電車輸送系統(Sky Train)」
   (台湾桃園国際空港 スカイトレイン)



DATA
自動電車旅客輸送系統(SKY TRAIN)
第一航廈~第二航廈
南北 各1系統
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解説
台北市の西40kmに位置する台湾の国際玄関口、台北桃園国際空港には2001年に開業した第2ターミナル(第二航廈)と従来のターミナル(現第1ターミナル:第一航廈)を結ぶ「自動電車輸送系統(Sky Train)」と呼ばれる新交通システムが運行されています。日本の成田空港や関西空港にあるのと同様、ターミナルビル施設内の無人運転システムです。

ターミナル北側と南側の2本の連絡線(北側電車、南側電車)で構成され、北側は1両、南側は2両で運転されています。車両はゴムタイヤ式で貫通扉のないタイプとなっており、ホームドア装備となっています。所要は1分半で途中列車交換はなく(設備上は可能)、両ターミナルを行ったりきたりしています。

さらに、南北両路線には線路がそれぞれともに2本ずつありますが、もともとイミグレーション前のラインとイミグレーション後のラインに分かれていたものです。現在は南側路線で2両編成のうち1編成をイミグレ前、残りをイミグレ後に仕切って使っています。イミグレ前の路線は現在運行を停止しており、この先どのようになるかは不明です。

現在も空港施設改善の工事中は進行中で第3ターミナルの建設も予定されています。もともと第3ターミナルで南北両線がつながってC字で運行される予定なのですが、建設計画だけでまだ工事されていません。

なお、車体の塗色ですが、2011年以降、白地に青のラインが入ったものに塗り替えられ、中国本土を走る和諧号のような雰囲気になっています。



「鉄道がある風景」/RailScape
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