Page Start 2008.9.21
【最終更新日 2010.10.2】
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Britomart - Newmarket South or Glen Innes - Pukehohe ベオリア・トランスポート・オークランドWEBSITE ■オークランド鉄道マップ あとは駅撮りやオーバークロスする橋上からなどが狙い目です。 |
路線は4路線あり、このうちのイースタン線(Eastern Line)とサザン線(Southern Line)、オネフンガ線(Onehunga Line)はブリットマート(Auckland Britomart)駅から東と南に系統が伸び、途中オネフンガ線はサザン線ペンローズ(Penrose)で分岐、ウェストフィールド(Westfield)でイースタン線とサザン線が再び合流してプケコヘ(Pukekohe)までを結びます。イースタン線とサザン線は途中経路が違うだけで最終目的地は同じとなっています。 もともとの路線はイースタン線が北島本線(North Island Main Trunk)で、トランツ・シニックのオーバーランダー号はこのイースタン線を走ります。貨物列車はこの線には入らず、ウェストフィールドからそれぞれのヤードへ、また北島北部へはサザン線からニューマーケット(Newmarket)を経てウェスタン線へ入っての運転となっています。 路線風景ですが、まずイースタン線はブリットマートを出て小高い丘の下を右にカーブするとすぐにホブソン・ベイを横切ります。湾の中心に線路がまっすぐ引かれ、さながら海の上を走っているような感じです。この湾は個人所有のヨットハーバーを兼ねており、車窓からヨットを眺めることができます。 湾を横切ると次の駅オラケイ(Orakei)に到着、駅の周りは少々さびれています。次のミドウバンク(Meadowbank)からウェストフィールドまでは住宅街の中を走ります。 一方サザン線はブリットマートからウェスフィールドまで住宅街の中を進みます。最初の停車駅のニューマーケットはウェスタン線との分岐駅。かつてはブリットマーケットから直接ウェスタン線に入れませんでしたが線路改良でこのジャンクションはデルダ構造になりました。 住宅街を進み、4つ先の駅ペンローズ(Penrose)は現在空港までの路線延長を兼ねたオネフンガ支線の分岐駅。オネフンガまでは2010年9月に暫定開業しました。 イースタン線とサザン線の合流駅であるウェストフィールドは貨物基地も兼ねており、駅の回りも工場地帯の感じで少し雰囲気が違います。ウェストフィールドからはヤードや工場への専用線が伸びています。 ウェストフィールドを出ると操車場を横目にオタフフ(Otahuhu)に。オタフフには車庫があり、オタフフ発着の区間運転や回送列車も設定されています。 オタフフを出ると再び緑多い住宅街の中を進みます。少し下町っぽい風景になるとパパクラ(Papakura)に到着。ほとんどの列車はこのパパクラまでとなります。割と広めの構内ですが、実際に使われるのは駅舎よりのホームがメインです。 パパクラから先は平日のみの設定でプケコヘまで列車が運転されます。パパクラを出るといきなり草原地帯に入り、オークランドの市街へ出たのを実感できます。牧場をながめがら列車が進み、やがて街が見えてきたらプケコヘに到着です。 この路線ではDCの他にも客車が全線で運行され、日中の運行もあります。またプケコヘまでの列車のうち2往復はシルバーファーンと呼ばれる川崎車両製のステンレス列車が使われます。 シルバーファーンは以前オークランドと温泉で有名なロトルアとを結ぶ急行列車専用に使われていましたが90年代後半に廃止され、それ以降はプケコヘ行き限定列車として使われています。 旅メモ 南方面には観光地もなく、ちょっとした乗り鉄をするくらいかと思います。車窓で面白いのもイースタン線くらいで、ブリットマートからウェストフィールドまで、イースタン線~サザン線をぐるっと回るのもいいかもしれません。 ただ注意点として、土日は運転本数が極端に減るので乗るなら平日がお勧めです。平日だと日中でもサザン線とイースタン線とが30分ごとに運転されていますので便利です。 |
「鉄道がある風景」/RailScape
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