Start 1999.1.4
最終更新日【2007.11.11】
「1521系電車が最後まで活躍」
南海天王寺支線は南海天下茶屋駅から今池町をとおり、JR関西本線天王寺へと伸びるミニ支線でした。地下鉄堺筋線の延伸とともに1993年3月31日をもって営業終了となりました。
この線はかつては急行も走っていた準幹線でした。新今宮駅がなかったころ、国鉄接続の支線として活躍したそうです。しかし、廃止前には1両だけの電車が走る、地方さながらのローカル線になっていました。
廃止は段階的に行われ、地下鉄工事部分と重なる天下茶屋−今池町間がまず廃止され、南海電車に接続しない盲腸線となります。路線はこれまでの複線から単線の折返し運転となり、沿線サービスとして飛田本通という駅ができました。ただこの駅はいったい誰が使うの?という中途半端なものでしたが利用客は結構いてました。そして地下鉄堺筋線の延伸工事が完了後、残った1.2Kmも廃止されました。
私は南海七道駅の利用者だったので、天王寺に用がある時にはしょっちゅう使ってました(電車賃がやすかった)。そのため、部分廃止されて以降、結構不便になった記憶があります。
現在も遺構は結構残っており、阪堺電気軌道今池町には当時をしのばせる跨線橋などあります。
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