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Page Start 1998.1.15 最終更新日【2002.7.1】
「近鉄 東信貴鋼索線」+α  (ひがししぎこうさくせん)
*写真は乗車券から抜粋
DATA
・信貴山下−信貴山 1.7km
・1983年8月31日終了
さよなら乗車券
・駅数 2
信貴山下、信貴山
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解説と思い出
近畿日本鉄道 東信貴鋼索線 信貴山下−信貴山は、現在の近鉄生駒線信貴山下から信貴山までのケーブルカーでした。

このケーブルは、朝護孫子寺などへのおまいりのお客さんが大半でした。正月やお祭りのときにはそこそこの乗客はあったものの、普段はがらがらの閑散路線でした。また、沿線の宅地化が進み、生活道路が分断されることから沿線からも評判がよくなかったと聞きます。参拝客も年々減少し、信貴山参拝のお客さんもほとんどが西信貴鋼索線を利用することなどから、存続意義なしと判断、廃止となりました。

廃止直前の沿線は、すでに途中の3分の1がニュータウン内を走る状態になっていて、なんかこれってケーブルカー?といった感じでした。廃止後の一部跡地は現在道路となっています。

このケーブルカーは正月の初詣でよく利用しました。近鉄信貴線と西信貴鋼索線で高安山、そこからお寺へ初詣をし、茶屋で一服、そしてこの東信貴鋼索線で帰りは山を下り、王寺から関西本線で大阪まで帰るというパターンでした。当時の関西本線はまだ電化されておらず、キハ35のボロボロ気動車が走っていました。

あまり廃線区間の写真がないので、近鉄生駒線の懐かしの車両と田原本線のなつかし車両をつけました。ちょっとババっちい写真で申し訳ございません。(再修正し,できる限りきれいにしました)


「鉄道がある風景」/RailScape
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