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Page Start 2000.4.4 最終更新日【2011.5.23】
国鉄 興浜南線 (こうひんなんせん)
DATA
・国鉄興浜南線
・興部-雄武 19.9km
・1985年7月15日終了
・駅数 4、乗降場2

興部、沢木、(元沢木)、栄丘、(雄武共栄)、雄武

《GALLERY》
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解説
国鉄興浜南線は、旧名寄本線興部駅からオホーツク海沿いに北西へ延びていた路線で、旧天北線浜頓別から同じくオホーツク海沿いに延びていた興浜北線と接続の予定があり、その南側ということで「南線」が名前についていました。この両線に加え美幸線も途中で接続するという雄大な(「無謀な」といったほうがいい)計画が組まれていました。もちろんどの路線も赤字対象として早いうちに廃止淘汰されてしまいました。

この路線はなんといっても車窓がすばらしく、オホーツク海をじっくりと堪能できることでした。名寄本線は海沿いを走っているわりに一部区間しか海が見れなかったのですが、この路線は終点雄武までずっと海が併走してました。冬になれば流氷が間近で見られ、釧網本線と並んだ隠れた観光路線でした。

運転状況は1日6往復、学生が旅客の中心で日中は疎らな状態で、とても採算なんて合わない状態でした。バス転換時の廃止反対も盛り上がらず、静かにその歴史に幕を閉じました。れません。車窓からは流氷が見渡せました。


思い出

乗り潰しで訪れたところで、雄武駅も入場券とスタンプだけで散策もせず単純折り返しで戻ってしまいました。今となっては大後悔ものですね。。。写真もほとんど撮ってません。


GALLALY

■興部

・名寄本線列車との接続を考慮し、列車交換+興浜南線列車乗り換えで写真のような3並びが見られました。

    -1985.3.10

■雄武

・木造駅舎も売店もあった雄武駅。駅名標は「おむ」ですが実際の町の名前は「おうむ」。

   -1985.3.10



「鉄道がある風景」/RailScape
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