国鉄勝田線
最終日1985年3月31日
路線営業キロ:13.8km
吉塚(よしづか)
御手洗(みたらい)3.4km
上亀山(かみかめやま)4.5km
志免(しめ)7.3km
下宇美(しもうみ)10.2km
宇美(うみ)11.0km
筑前勝田(ちくぜんかつた)13.8
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国鉄勝田線はJR鹿児島本線吉塚駅から南東に延びていた路線で、現在の香椎線宇美駅を近くを経て終点筑前勝田までを結ぶ約14kmの鉄道でした。
もともとはこの地方特有である石炭運搬用に作られた路線で、晩年は福岡ベットタウンを走る立地に関わらず運転本数を減便、平行して走る西鉄バスが時間3~5本ということもあって地元にもすっかり見放された路線となっていました。国鉄赤字路線の第一次候補として指名されたこともあり、民営化を待たずして1985年春に廃止となりました。
現在は大半が遊歩道となっており路盤が残っているようです。ただ鉄道をにおわせるものは大分減っているようで、旧志免駅など鉄道公園として整備されたところ以外は 線路跡がわからないところも結構あるようです。
写真はほとんどがスナップ写真がですが、懐かしく拝見していただければと思います。
想い出
ここへは福岡近郊区間の旅で訪れたところです。勝田線宇美駅と香椎線宇美駅で接続するのですが、駅舎が100mほど離れており、どうどうと途中下車ができる近郊区間の旅とあって興味もって訪れたのを覚えています。
当時廃止前と合って勝田駅では入場券を買うと近くで取れた石炭の破片に金墨で廃止記念と書かれた石炭をもらえたのを覚えています。今も宝物として箱にしまわれています。(ただしどこへ行ったのかわからなくなってしまい意味がない状態)
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