魚梁瀬森林鉄道
・路線:406m、乗降口1箇所ループ構造
魚梁瀬森林鉄道遺産Webミュージアム (公式サイト)
やなせの湯(馬路村魚梁瀬丸山公園内)
思い思いのところで撮影してみてください。望遠系、広角系でいろいろと試して見てください。ちょっと危険ですが俯瞰撮影もできます。
なお、列車はお客さんがいないと走りませんのでご注意を。また撮影だけでなくせっかくですから乗車貢献もお忘れなく(きっぷも発行してくれるので記念にもなります)。
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魚梁瀬森林鉄道は馬路村魚簗瀬地区のやなせ保養センター(やなせ温泉)がある丸山公園内にある遊戯鉄道で、施設まわりをエンドレスループに敷設され、全長406mを1週5分で運転されます。遊戯鉄道とはいうものの、ポイントあり車庫あり踏切ありとまさに森林鉄道を彷彿とさせるものになっています。
この鉄道は91年に当時はやっていた地域おこしの一貫として作られたものです。以前ダム建設や道路整備に伴って廃線となった魚梁瀬森林鉄道を復元しようということになり、丸山公園を外周する形でレールが敷設されました。
現在運行されているブルーのDLや客車は後で作られたものですが、森林鉄道時代のDLは、乗り場横の博物館(といっても単なる車庫で中に自由に出入りできる)内に動態保存されています。
運転は日祝日および8月の土曜日の10:30~11:30・13:00~15:30となっていますが念のために確認されたほうがいいでしょう。馬路森林鉄道と同じくお客さんがいればその都度運転される方式で、1人であっても運転してくれます(採算取れてないだろうなあ・・・)
運賃は大人400円小人200円で1回乗車で2周運転してくれます(2000年当時)。車両はDL+木材貨車数量+木造客車で運転され、DLはレバー一本でタコメーターがちょろっとならぶ工作機械のような感じ、木造客車は木の香りがする森林鉄道らしい車両です。馬路のほうと比べるとやはりこちらのほうが本格的で、鉄道に乗っている気分がします。車窓からは魚梁瀬貯水池、ロバの放牧(大袈裟かな?)が楽しめ、特に紅葉の時はかなりいい景色になるようです。
なお、この施設内にはテニスコートやビジターOKの日帰り温泉がありますので併せて楽しまれたらと思います。
魚梁瀬までの足ですが、車だと高知市内から約2時間半、馬路市街からだと20~30分と結構奥まったところにあります。魚梁瀬貯水池が見えてきたらもうすぐ。先に見える赤いつり橋を渡りしばらく走れば左手に線路が見えてきます。途中の山道は結構きついので運転には気をつけてください。
また、バスも運行されていますが、1日数本と限られていますので少し利用しにくいと思います。交通の便が悪いので馬路と併せて訪問すると効率的です。また、魚梁瀬には宿泊設備もありますのでのんびり保養がてらに訪れてもいいでしょう。
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