←BACK  NEXT→


Page Start 2008.4.27 最終更新日【2015.3.8】
「卯原内交通公園」 (旧国鉄湧網線卯原内駅)
DATA
卯原内交通公園
北海道網走市卯原内

1987年3月20日湧網線廃止にともない廃駅、以降公園として駅跡地を整備。
《GALLERY》
PHOTO→
TICKET→
STAMP→
解説
卯原内交通公園は、かつて網走から中湧別までを結んでいた国鉄湧網線の卯原内駅跡地を公園として整備し作られた公園で、公園に隣接してこの廃止された湧網線の資料を集めた「網走市鉄道記念館」(併設で「卯原内小学校資料館」の機能もある)があります。

公園として整備されてしまったためかつての面影はほとんどない面白くない雰囲気になっていますが、能取湖を目の前にした風景は当時のまま。また、ホームと廃線路には9600形蒸気機関車と旧型客車1両が置かれ、なんとか昔の鉄道風景は保っているような感じです。

ここに置かれている客車ですが、こちらは夏場にライダーなどの旅行者向けの簡易宿泊所の機能を兼ねており、網走市鉄道記念館が開館しているときに申し込みをすれば泊まれるようです。ただ最近はこうした施設の利用が減ったり、老朽化などで閉鎖されていくケースが増えており、現在もここで泊まれるかは不明です。

もし、ここを訪れるなら8月終りから9月にかけてのサンゴ草の色付く時期がお勧め。汽水にしか生息しないサンゴ草はここ能取湖ととなりのサロマ湖が有名で、一度は見ておきたい観光ポイントです。真っ赤に色付く大地と青い湖とのコントラストは圧巻です。

またオホーツク海側のドライブの休憩ポイントとしても便利で、きれいなトイレがあるのと、駐車場が大きく夜の車での寝泊まりもOK。手軽に立ち寄れるスポットです。

なお、同様の施設が旧湧網線計呂地駅の跡地にもあり、C58 139のSL1両+旧型客車2両のセットで保存されています。こちらの客車も夏場の簡易宿泊所として開放されているようです。


「鉄道がある風景」/RailScape
Copyright ; © Yukihiro Minami, © Kazumoto Ogawa, All rights reserved. / 版權所有 不得轉載

当サイトの写真・ページ等の転載、商用でのご使用はご遠慮いただいています。また写真の貸し出し等は理由如何に問わず行っていませんのでご了承ください。リンクはフリーですが、トップページにお願いします。なお「相互リンク」は管理上お断りさせていただいてます。ご了承ください。
Copyright Notice: All images on this site are © Copyright and remain the property of the photographer "Yukihiro Minami" and other photographers, copyright persons. These images may be downloaded and be used for non-profit personal use. Any other use of these images is strictly forbidden.