白樺リゾートファミリーランド「森林鉄道」
遊戯鉄道 920m
乗降駅1ヶ所ループ線
白樺リゾートファミリーランド(公式サイト)
森林鉄道所在地(GoogleMap)
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長野県蓼科の麓にあるリゾートエリアの白樺湖。ビーナスラインと国道152号線が交差することもあってこの辺りにドライブに出かけた人はこの名前を知ってる方も多いかもしれません。「池の平ホテル」のTVコマーシャルもかつて流れていたこともあり、知名度はまあまあの白樺湖であったりします。
この白樺湖、もともとは湿原だったところをせき止めて湖したのが始まり。戦前に農業用水確保のために造られたのが地の利から別荘やホテルなどリゾート開発が進み、現在の形になったとのこと。テーマパークであるファミリーランドは池の平ホテルが管理し、ホテルと遊園地、スキー場をセットにした一括管理を行っています。ガイドブックなどには白樺湖ファミリーランドと書かれていることが多いですが、正式名は白樺リゾートファミリーランドです。
ホテル開業が1955年、それ以降遊園地の開発も行ってきたようで、広大な敷地に遊戯類が点在しています。白樺リゾートは池の平ホテルから時計回りに、ゆるゆるの丘、ツインパーク21、ふるふるの湖畔、すくすくの森、くるくるの国(キッズストリート)、スポーツワールド と並びます。主に遊園地らしいところはふるふるの湖畔、すくすくの森、くるくるの国で、ほとんどの遊具がここに固まります。
園内鉄道はふるふるの湖畔エリアに「森林鉄道」が、鉄道とはいえませんがレールがあるということで言えばくるくるの国エリアに手押しトロッコの「のろっこ」があります。
それぞれのエリア設定については以前はふるふるの湖畔=ミニカナダエリア、すくすくの森=子どもの国エリア、くるくるの国=レイクランドエリア と呼ばれてました。以前も今もなんのこっちゃ?という名前でよくわからないので、名前を覚えるより、どのあたりに遊具が固まってるかを覚えたほうがいいでしょう。
また、パンフにはエリアにキャッチコピーを振っているのでそちらも参考になります。くるくるの国は「乗り物ランド」、すくすくの森は「冒険・体験」、ふるふるの湖畔は「スポーツと鉄道」って具合です。また止める駐車場の位置でエントランスも変わってくるので注意が必要です(とにかく広い!)
入園料は冬季閉鎖と合ってかなり高めの部類。入園料は大人1000円子供700円、遊具類は点数制で1点が大人400円子供300円となってます。休日フリーパスは大人3900円子供2700円で、8点以上の利用があればフリーパスがお値打ちです(2013.6現在)。クーポン券も結構ばら撒いていたりするのでググってみましょう。
この遊園地、夏休み期間中は混雑しますが、前後外した週末だとそこそこのお客さんになって待たずに乗れて結構楽しめます。緑もいっぱいでとても気持ちいいところです。
森林鉄道
ふるふるの湖畔エリアを走る遊戯鉄道の「森林鉄道」は朝日テック製の弁慶号シリーズ。軌間600mmの遊園地仕様もここの特徴は芝生や半路面の中を約1kmも走るという、乗車の長さでしょうか。ループの乗降一カ所という乗って楽しむタイプなのですが、1kmもあれば途中に駅でも作ればいいのにって感じです。
時計回りに所要15分強、休日などは30分ヘッド(12時30分発は運休)で運行、平日も1時間ヘッドで運行されます。乗車を楽しむタイプなのでお客さんがいなければ運休になります。蓄電タイプのブルーのSLが4両の客車をけん引、結構な距離を走るのですが第三軌条は持たず、駅での強制充電タイプとなっています。
ループ構造のためポイントもなく、運行管理はかなり楽ちんです。冬季はビニールで車体をカバーして駅に固定で冬籠りするんでしょうね。
ループの内側は半分はパターゴルフ場となっており、芝生の中を走る感じで気持ちいいです。あとの半分は休眠施設の裏庭のようなところを走り、欧風の立派な建物も見えてきますがこれは別資本のリゾートホテルで関係なく、すーっと通り過ぎます。
1回乗車が400円(1点分)と割高ですが、乗った感は十分味わえます。とはいえ、このテーマパーク、全体的に値段が高いのでフリーパスで1日楽しむくらいじゃないとちょっと元が取れた感じがしませんね。
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