JR東海浜松レールセンター専用線専用線
JR東海道線西浜松貨物駅-レールセンター 0.5km?
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西浜松の専用線は 浜松駅と高塚駅の間にあるJR貨物西浜松貨物駅から分岐する専用線で、もともとは日本たばこ浜松工場への路線だったのを途中分岐してJR東海レールセンターへ続く路線となり現在に至ってます。
(在りし日の日本たばこ線はこちら)
JRと専用線の分岐はヤード北側で、新幹線をくぐり北へ伸びるへろへろレールがそれにあたります。井戸田第二踏切手前で別れたレールは、西側はかつてまっすぐJT工場があったほうへ(レールは撤去)、東側が現役でレールセンターへ伸びています。
ここのレールセンターへは新幹線で使われる交換用のレールが北九州八幡から送り込まれており、週に2回程度不定期にやってきます。かつては写真のスイッチャーが使われてましたがロングレール搬入となって今はJR機が搬入に使われているとのこと。
レールセンターからはこの専用線に並行して新幹線本線への引込み線も走り、レールセンターを経てJR東海浜松工場につながっています。レールセンターは新幹線ともつながっているため厳重な柵に囲まれており、外から中をうかがうのは少々難しいです。
運転はかつては月曜日と木曜日、祝日に関係なく運行されてましたが今はどうなったか不明。西浜松北側のコキ受け取り場所にレール貨車があるかないかでウヤかどうかの判断ができましたがJT専用線が廃止されてからわかりません。
入換風景(2010.夏現在)
ここの入換は2015年からJR機で行われるようになった模様。以下はかつてのスイッチャー時代。
朝8:45~9時頃にレールセンターからスイッチャーが出庫。踏切の安全確認要員としてレールセンター職員が出てきます。基本、JTの運行パターンと同じで、西浜松までの踏切3ヶ所にそれぞれ職員が張り付く安全体制が取られています。JTと違うのは職員がレールセンターの方々に変わるだけですね。
所定の位置に要員がスタンバイするとスイッチャーが単機で西浜松へ。留置された貨車にスイッチャーをつけて引っ張り出すだけなのであっという間に入換が終了します。
レール貨車の仕立てができたらすぐに発車。ゆっくりと安全確認しながら進んでいきます。レールセンターへそのまま搬入し、編成が場内に入ったらすぐに柵が閉められてしまいます。多少中で入れ替えなど行い、午前の運転が終了です。
午後は午前と同じ要領で空貨車を引き出します。1600頃レールセンターから出てくるとそのまま西浜松へ。スイッチャーを切り離し単機で戻ってきます。これですべての入換が終わります。
かつてはJTの運転が平日毎日行われていましたので、レール運搬がオプションのような感じでしたが今は週二回のために残った利用頻度の低い専用線となりました。
なお、おまけで、新幹線側の引込み線上を8時過ぎに作業用スイッチャーが走るのと、8時半くらいに浜松工場へ送り込む列車が運行され、併せて楽しむことができます(高架橋を走るので撮影はちょっと難しい)。また浜松工場とレールセンターの間には公道の踏切があり、検査中の新幹線車両がスイッチャーに引かれて動く様子も観察できます。(運行時刻不明も平日日中は割りと動きがあるようです)
撮影ポイント
レールセンターから出てくるあたりが手軽。新幹線ガード付近のカーブも狭いながら開けています。西浜松受け取り場所あたりの跨線橋も使えますね。距離が短いのであとは工夫次第の絵づくりになるかと思います。
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