JR貨物西大分(場内入換)
大分県大分市
約200m?
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JR日豊本線西大分駅には、隣接する貨物ヤードが専用線となっており、そこで専用スイッチャーが活躍しています。(専用線といっても正確にはただの構内入換だけかもしれませんが細かな知識はないので悪しからず)
もともと西大分駅からは大分港まで貨物支線が伸びていましたがすでに廃止され、また駅南西方向にある紡績会社へも引込線があった模様。どちらもそれらしい残骸が残っています。
今残っているのは専用線とはいえ単なるコンテナヤードで、本線機が入ってこない入換を行う、駅隣接タイプの石油専用線と同じタイプです。入換はJR貨物が担当。西大分を発着するコンテナ列車の入換を行います。
ここのスイッチャーは2台おり、オレンジ色のカラーをまとった協三20t機の「505」と、鵜殿の専用線からやってきた黄色の日車製「DB25-106」です。メインは505で106はサブで動いているようです。かつては予備機として「001」がいましたがどこかに行ってしまい、廃車になったと思われます。106はかつて001が止まっていた場所ではなく505側に置かれてます。
ここの入換は北側のコンテナヤード側だけで行われ、南側は使われていません。
入換風景
ここの入換は朝9:00過ぎから始まります。北九州から来た貨レが到着後、EL機が西大分どまりのコキを切り離します。1番線上で切り離し作業を実施するので、特急がバンバン走る本線上停車のため、素早い入換が必要となります。
コキはこれまで先頭についていた何両分かをELが直接大分方へ引っ張った後、0番線側線へ押し込みます。ELが切り離されて転線し、1番線に放置されたもと編成にくっつき、安全確認後延岡に向け発車します。この間約10分の作業ということで、結構バタバタです。
と同時にスイッチャーが動きます。0番線へ転線された西大分どまりコキをコンテナヤード側線へ移動させます。まずスイッチャーが0番線へ転線します。スイッチャーはヤードの構造上大分方につく入換を行います。
続いて連結後、北東に1本ある入換側線へ引っ張り込み、ポイント切り替えが終わると押し込みでコンテナ荷役線へ押し込んでいきます。コンテナ荷役線は南北2本あり、9時の入換では南側に入れます。
押し込みが完了すると入換も終わり。ほんの10分ですべてが終わります。あんまり特徴もなく、ちょっぴり物足りない専用線だったりします。
そのあと到着する北九州方面行き16時台、22時台の貨物発着に合わせても入換が行われるようです。つなぎこみについてはELが切り出しの逆を行うのでしょう。側線の関係からスイッチャーは0番線への押し込みまでしかしないでしょうから、上り線についてた貨物からELが切り離され、0番線に転線後、連れてきた貨車の頭に押し込んで連結でもするのでしょうか。
となると早朝5時台の北九州からの到着便でもやってるのでしょうか。。。早朝深夜勤務はコストが嵩むため、会社側は9時と16時だけにしたいと思いますがどうなんでしょうね?
ちなみに、運行は発着する貨物列車に合わせて行われるので、接続する貨物列車が運行されるなら土日祝日とも入換があるようです。
撮影ポイント
基本スイッチャーはわずかな距離だけしか動きませんので、駅東側すぐにある踏切脇から撮影するのがベストです。ホームからだとコンテナがかぶったりして撮影はあまり気持ちよくできません。
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