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Page Start 2006.9.9 最終更新日【2014.7.29】
関西国際空港「ウィング・シャトル」
DATA
関西国際空港
ウィング・シャトル

北ウィング線 545m
本館駅-中間駅-先端駅
南ウィング線 545m
本館駅-中間駅-先端駅

MAP / MAP(関空サイト)

関西空港所在地(GoogleMap)
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解説
関西国際空港には旅客ターミナル内移動用に新交通システム「ウィング・シャトル」が導入されています。南北に伸びるターミナルに中央付近を国内線スポット、南北両端側に国際線スポットを配置しているため、中央付近にあるイミグレーションから国際線搭乗口へは少し離れた所に位置します。

建物自体はつながっているのでシャトルに乗らなくても搭乗口まで辿り着けるのですが、親切にも北ウィング、南ウィングとも新交通システムが設置されています。イミグレーションを出たところにありますので、乗車するには関空から海外へ出入国するときしか利用できません。

両ウィングとも中間駅と先端駅と行き先が2つ用意され、それぞれ線路も独立しています。どちらとも1線構造で中間部分に行き違い設備がある構造となっています。また、運転は無人運転となっており、3両編成の車輌のうち、出発用が1両、到着用が2両と、出入国にあわせて車輌が締め切りされています。

乗り場もそういう構造になっていて、到着と出発との混ぜこぜにならない工夫がされています。そのため、一旦乗り込んで先端駅に行っても中央の免税店売り場などへ戻ってこれるようになっています。

車内は単なる移動用ということで椅子などもなく、さっぱりした構造となっています。最高速度は30km/hとのんびりしたスピードで2.5~3分間隔で運転されています。こうした施設の乗り物は鉄道扱いではなくエレベーターなどの扱いになるそうです。確かに水平に動くエレベータといえないこともありませんね。

なお、このような乗り物はかつて成田空港にもありますが廃止され、ここだけになってしまいました。世界的には普及が進んでいってるんですが、なぜか日本では受けが悪いようです。


「鉄道がある風景」/RailScape
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