上越国際スキー場 上越国際プレイランド「弁慶号」
遊戯鉄道 走行距離約500m、 路線長約375m
乗降駅1ヶ所メガネループ線
上越国際スキー場 (公式サイト)
上越国際プレイランド(GoogleMap)
|
|
《GALLERY》
PHOTO→
TICKET→
STAMP→
上国(じょうこく)こと、上越国際スキー場は、スキー場としての「上越国際スキー場」、場内のリゾートホテル「ホテルグリーンプラザ上越」、冬シーズンクローズの遊園地「上越国際プレイランド」があります。これらセットで上越国際スキー場という総称になってます。ややこしいので運営側は「上国」という呼び名で全体を意味するブランドにしています。
名前には「上越」とありますが、位置するのは中越の南魚沼だったりします。付近を走るJR上越線の名を意識して名付けてしまったんでしょう(上越線の上は旧群馬県の呼び名だった「上野国(こうずけのくに)/上州」の「上」と「越中」の「越」を取ったもの)。
このスキー場はかなり広く、山の中腹にホテル棟が並び、谷を挟んだ中腹に遊園地、その上と挟まれた谷にゲレンデという構成。最寄駅はその名も上越国際スキー場前駅も、送迎バスがなければ歩きでは相当の登山となります。
送迎バスは宿泊者のみなので車で行かないとしんどいです。リフトは駅付近まで来ているので、冬場は板を履いてホテルへ行けばチェックインもできますが、荷物あるのでちょっとしんどいでしょうね。
上越国際プレイランド
この場内にある遊園地「上越国際プレイランド」は冬場にスキー場中腹の休憩所になるところ。夏場の遊び場として考えたのでしょうか、ロッジは夏冬使えるものになってます。遊園地の構成は幼児低学年向けのいわゆる乗り物集めた小さな遊園地と夏場のみ開業のウォーターガーデンの組み合わせ。
遊具は遊戯鉄道の弁慶号の他、ゴーカート、メリーゴーラウンド、水遊び場、フワフワ滑り台、コインライド、足湯・・・という感じでコースター系や空中系がありません。夏場じゃないと遊べるものが少なく、幼児だけの世界って感じです。ただし夏場は長いウォータースライダーがあって、水着でウロウロOKの、ちょっとしたパラダイスになります。夏休みの家族向けには最高なところです。
遊園地の開業は1984年と30年の歴史がありますが、この最近手を入れてさっぱりした感じになったのでしょう(外資傘下になってるので)。スイス調のホテル類が並ぶ、リゾートぷんぷんの景色の中に、ちょっと溶け込まない遊園地があるって感じなのですが、ある部分、うまく植栽にごまかされてケバケバ感がないようになってます。
弁慶号
遊園地部分をメガネ型ループの線路を走り、乗って楽しむタイプの遊具です。機関車は旭テック製の典型的な日本の遊戯鉄道で軌間600mm規格、バッテリー駆動となっています。高原に位置するため南魚沼の田園風景を楽しめる列車ともなっています。
2014年夏シーズン時に更新されたのでしょうか、機関車はピカピカ、踏切も一新された感じ、ホームも森林鉄道風にアレンジし直されています。給電は停車時の強制充電方式で、踏切は2か所あり、1か所は駅発車時に作動、もう1か所はセンサーで下りる仕組みです。両端がループ構造のメガネループとなっているのでカーブ部分は脱線防止のためかなりゆっくりと走ります。
乗車口は遊園地入り口側ループ上にあり、ガラガラ時はお客さんが乗りたいとき、ある程度お客さんが集まってきたら10~20分おきくらいに走ります。走行距離は約500m、所要は5分ほどです。
列車は客車3両編成、ループ線を回って足湯裏側を通って左手に視界が開けたら展望ポイント。眼下に広がる田園風景を望めます。すぐに分岐点で反対側のエンドループをぐるっとまわり、今度は反対側の座席の人にも展望を見てもらいます。行きと同じく足湯裏を通ってそのまま乗車駅へ。雰囲気的な山向こうの渋川スカイランドパークに似てるかな。こっちのほうが遊園地っぽくなくていい感じです。
旅メモ
設備の割に遊園地単価が高いのが問題ですが、実はホテルグリーンプラザ上越の宿泊プランでフリーチケット付プランを選ぶとかなりお値打ち。宿泊費+1000円ほどで3000円くらいするフリーチケットがついて、さらにホテルや園内で使えるクーポンもくれます。送迎バスがありますが宿泊者向けだけなので遊園地利用のみだと使えません。
行くなら宿泊かねてがいいかも ですね、ホテルも悪くないですし温泉もありますし夏場は縁日もあります。小さなお子様がいらっしゃるご家庭ならワンストップリゾートなので、面倒くさくないところがメリットですね。
|