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フランスの鉄道 TITLE
Page Start 2007.1.20 【最終更新日 2011.1.3】
RATP -Metro  パリ市交通公団 地下鉄
有名なビル・アケム橋を渡る6号線

DATA
RATP Map
[PDF:209KB]
  (C)RATP

"RATP" website   


撮影地ガイド
手軽なのがエッフェル塔観光とかねての6号線のセーヌ川に架かる2階建て鉄橋「ビル・アケム橋」。コマーシャルなんかでもよく使われる有名なところです。ここからつながる「白鳥の小径」もガイドブックに載るいい感じのところです。

なお、屋外で撮影できるところは限られており、6号線が比較的高架橋を進むほかは、1号線、5号線、13号線がセーヌ川鉄橋部分などでちょっとだけ地上に出るくらいです。

《GALLERY》
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解説
パリ市内の地下鉄は「メトロ」と呼ばれ、「Régie autonome des transports parisiens(パリ市交通公団);RATP(エル・アー・テー・ペー)」が運営しています。このメトロという名称は地下鉄開業時に担当した会社がパリ・メトロポリタン鉄道会社で、その略称でメトロと呼ばれるようになり、これがその後地下鉄をさす言葉に変化していったそうです。

メトロの規模は大きく、パリ市内をくまなくカバーする路線網となっています。現在14本の路線とBisと呼ばれる支線が2つあり、全長212kmにもなっています。軌間は標準軌の1435mmで右側通行になっています。車両は白地の車体にライトグリーンをまとったカラーリングが全線共通になっています(車内の様子)。セーヌ川の鉄橋部分などを除きほとんど地下を走行します。

凱旋門をバックにセーヌ川を渡る パリメトロの特徴はゴムタイヤ式があること。1、4、6、11、14号線が日本の札幌地下鉄同様、ゴムタイヤ式となっています。また最近作られた14号線(メテオール線)はホームドア装備の無人運転を行う最新設備となっています。他にところどころの駅でデザインの国らしく工夫がされており、オブジェがあるところ、全面広告の壁や照明を使った空間作りなどがあります。

メトロの乗車にはカルネと呼ばれる回数券が便利です。しょっちゅう乗り降りする場合は1日券があるといいでしょう。乗車ルールは乗る際に改札を通りますが、下車時は回転ドアなどで下車しかできない改札を通ります。乗るときだけキップが必要になります(キップは手元に残る)。ただ、一番安い切符を買って遠くまで乗ったりするのは違法行為です。検札をたまにやっていますので下車時に切符がないと罰金となります。なおRER(エル・ウー・エル)には下車の改札があります。

また、ほとんどの車両でドアは自動開閉になっていません。乗るとき、降りるときはドアにあるフックをあげるかドア脇にある開閉ボタンを押します。わからなければ乗車する人の後ろにたって学習しましょう。最近のガイドブックには乗車ハウツーが書かれていますので学習しておきましょう。あと気をつけなければならないのがスリ。メトロは観光客にとってはとても便利のいい乗り物ですが、観光名所の多い1号線とか3号線には必ずスリが乗っていますので十分に気をつけましょう。シーズン中はなんだかんだで混雑します(エスカレーターでの集団スリも注意)。


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