解説

小松市立ポッポ汽車展示館はかつて非電化軽便鉄道として最後まで残っていた尾小屋鉄道の車両を保存した展示施設です。

もともと有志で保存されていた旧尾小屋駅構内にあった車両を、駅上にあった県立尾小屋鉱山資料館の近くに移して2002年4月に作られました。

雨のぬれない駅風の大屋根の下に、SL、DC、客車の3両が保存され、保存会の方々のボランティアなどによってとてもよく整備されています。さらにはこれら車両は年に数回20mほどの建物外にちょっぴり延びたレールを走行します。また2011年8月には設備をU字で囲む新たなトロッコ線「尾小屋鉱山電車」が開業。前述車両運転時に動きます。

※(運転日は小松市のホームページで確認します)

なお、ここへのアクセスですが、JR小松駅から尾小屋行きバスで来ることができます。ただ本数も少なく、できれば車利用が便利です。近くの尾小屋鉱山資料館も館内に尾小屋鉄道の乗車券や鉱山トロッコもあるのでついでに訪れるのもいいでしょう。坑道にも入れます。

粟津にある「なかよし鉄道」との連携イベントも多いので特別運転日になかよし鉄道と掛け持ちするのもいいでしょう。

遊鉄「なかよし鉄道」のページは⇒こちら


 ※GoogleMap

PHOTO GALLERY

■展示館

・概観はとても立派。駐車場も広々です。

    -2007.8.26   -2014.8.24

・このちょっぴりはみ出した線路を使って運転が行われます。現在は・・・

    -2007.8.26



・こんな感じでU字にトロッコ電車の線路が敷かれてイベント時に運転されます。

       -2014.8.24



・ホームになったところが展示パネルなどを設置されたちょっとした展示スペースとなっています。ちなみにこのSLは動態保存です。

      -2007.8.26


・各車両は本当にきれいに整備されてます。

      -2007.8.26



・将来はぜひレールを少し延ばして大運転してほしいですね・・。展示だけとはもったいない。

   -2007.8.26



・この日はキハ3が児童公園に貸し出されてスカスカになってました。

       -2014.8.24



・展示品の1つ。いやあ、こんな写真撮ってみたかったですね・・・。ちなみにうち1枚の写真のような編成は現役のなかよし鉄道でたまに走ります!

    -2007.8.26



▲TOP