さらば青春のキハ183系①

ラストランが4/10とあと2日となったキハ183系。すでに定期運用からは離脱、臨時列車として単発運行となっており、最終運行は4/10となっているのです。またリゾート列車として新造されたノースレインボーエクスプレスことキハ183系5200番台はラストランまでもう少し余裕があるようですが、疎開や廃回を除きいわゆるキハ183系は4/10の運行が最後となるでしょう。↓

(写真:伊香牛~愛別、2022.10)

1979年に登場し国鉄時代に北海道だけに配置された特急用気動車。2回の追加増備で外観が全く違うキハ183系500/1500番台=N183系とそれらを時速130km対応とした新造車のキハ183系550/1550番台=NN183系の3タイプがいます。外観だけだと元祖183とN183&NN183の2グループかな。N183は1986年登場、NN183は民営化後の1988年登場と、元祖含めすでに30年以上の経年車両となってました。ちなみに元祖は一足早く引退しています。↓

(写真:愛別~伊香牛、2022.10)

2021年12月、キハ183系の2023年春の引退を発表。「いまこそ輝け!北のキハ183系」というキャンペーンが始まりました。で、この復刻塗装が2022年春からスタート。予算がなかったのか、2両だけの塗装復活となりましたが、いやあ懐かしさ込み上げの塗装で・・・↓

(写真:苗穂~白石、2022.9)

しかもヘッドマークの幕も昔のオホーツクになってるではないですか。私にとってこれぞキハ183!って外観なんです。↓

(写真:苗穂、2023.3)

ちょっとサイドからだと中途半端感はありますが、大赤字の会社がよくぞやってくれたって感じ。1両ハイデッカーキロを選んだところもにくいねぇ。↓

(写真:瀬戸瀬~遠軽、2022.10)

懐かしのヘッドマーク、復刻塗装車両だけじゃなく、石北本線走ってるすべてのオホーツクが対応してたんで、これまた懐かしで。。。↓

(写真:白石~苗穂、2022.9)

キャンペーン前はこのOKストアみたいなロゴで・・・↓

(写真:愛別~伊香牛、2021.4)

ずっと違和感。↓

(写真:伊香牛~愛別、2021.4)

老朽化対策の運用数削減で爆誕した特急大雪がこれまた夜行急行大雪のヘッドマークだったんで余計にイラつくマークになってたんで(知ってる人だけだけど)かつてのヘッドマーク復活は何よりのサービスだったりする。↓

(写真:桜岡~当麻、2021.4)

宗谷との並びなんかも・・・そういやこの時間帯って40年ほど前は夜行が旅立っていく時間だったなあ。駅ラーメンでみそ食って夜行で爆睡する周遊券激安旅行をしてたもんだ。↓

(写真:札幌、2022.9)

スラントノーズ車でこのヘッドマークやってほしかったなあ・・・↓

(写真:伊香牛~愛別、2022.10)

湧別川沿いの白滝発祥の地付近を走るオホーツク。新しいオホーツクは283系3両なんでちょっと物足りなくなるけど・・・風景は変わらずかな。とにかく183は周遊券時代に乗りまくった気動車特急でいろんな思い出が多い車両。まあ相当の距離を爆速で雪もあり鹿もぶつかり走りぬいたとあってよく令和まで持ったなあというのが素直な印象。あと2日なんですよね~ヨンマルと183がなくなったら北の鉄路に旧知の車両がいなくなるわ。さみしいねえ・・・続く。↓

(写真:白滝~下白滝(信)、2022.10)