完全引退?!JR東651系
かつては常磐線特急の高速化に貢献した651系交直流特急電車。1989年春のダイヤ改正から運用開始となり長らく特急ひたち号として活躍も2014年秋に常磐線での特急運用を終了。一部直流化にて高崎線系統の特急電車として651系1000番台として再就職。これまでの185系特急電車を置き換えました。↓
置き換えは一気にではなく段階を踏んだものとなりました。たとえば平日運行のスワローあかぎ号。↓
確か2年ほど185系も残ってました。10両編成で運転してたんですね。↓
651も導入当初は7+4の11両編成で走ってたんですがほどなくして7両編成での運行に変更。4両編成の付随車が転属すぐで手余りになるという、ちょっとした失態になってしまうんですが、すでにこのころから旅客の減少が始まってたのかもしれません。↓
混じって走る185も引退セレモニーでいろんな塗装を纏ってて楽しかったです。↓
土日運行の特急あかぎは先週末ですでに最後の運行を終了。まあ、スワローあかぎと同じようなもんですからヘッドLEDの模様が見れなくなった ってことかな。↓
あかぎのLED表記は185系の方向幕からデザイン引用。↓
・・国鉄特急色の185もいましたな。↓
185&651で、かつ185はいろんなカラーバージョンがあったし、寝台も貨物も走るから高崎線撮影が面白かった時期。↓
あかぎのヘッドマーク、2つ種類あったんですが、こちらは正式バージョン かな。↓
ただ、赤城山と大沼の風景画?バージョンもある。10両編成はこちらのヘッドマーク。↓
でもそれって、スワローのヘッドマークから「スワロー」を消しただけなんです。というか、あとから「スワロー」を書き込んだんでしょう。↓
特急草津は?って、LEDだと温泉っぽいマークが入るんだけど・・・↓
幕デザインは冷泉?温泉っぽいけど寒冷色だったんだねえ。↓
水上の幕はこんなんだったけど・・・651で収めてませんでした・・・↓
・・ってか、651に話し戻して・・・常磐線時代の651、昔のファイルを調べたらなんと1枚だけしか写真を撮ってなかった!まあオレンジ帯がないくらいで他は変わらない外観だけど、1枚だけとは・・・ま、こんなことってあるよね。↓
で、この651、この週末3/18からすべてがE257系5500番台に置き換えとなりますが、当初は何編成かが残るような含みがあったんですよね。で、いろんなニュースソースから見るに最終的には予備編成としては残すも故障代走しか使わないというから、波動用としても使わないってことになり、ほぼ完全離脱の様相。↓
どうも廃車を急いでるような感じがありますね・・・E257-5500ってもともと波動用だったのに本チャン運用に使うってことからも、何かしら重要部品が手に入らなくなるとか、設備面での急ぎの問題がありそうですね。↓
そういう意味ではダイヤ改正後はほぼ走らないってことになってしまう651。特急の風格を意識した、先頭が流線形のスタイルが格好良かったんですがもう見納めになりそう。↓
こちらは八ツ場ダムで水没した旧線を走る651。↓
この鉄橋も水没しましたが・・・↓
651独占の特急草津は草津温泉や油屋っぽい旅館がある四万温泉へのアクセスとして根強い人気があり、行楽シーズンの週末は臨時便出して運行。↓
週末の臨時は土曜日と日曜日で片運行となるんですが、同じような時間で空きの片運行時刻に回送で車両を出し入れしています。バックの橋脚は上越新幹線。本当は乗換駅でも作りたかったんでしょうけどこの高低差だとねえ・・・↓
現在は7両編成という立派な特急草津。でも置き換え後は5両に減車となりますし、E257って正面がちょっとモサッとしてるから特急らしさがちょっと減るかな。↓
こちらのスワローが明日17日の651最終定期運用になりますね。直流651は2014年から9年というちょっと短い活躍だったんですが、高崎線系列の特急がなくなるわけではないので、新しいE257に引き続き頑張ってもらいましょう!さようなら651!↓