解説

イングランドの鉄道は各社入り乱れて運営管理され、素人目にはどこがどの鉄道なのかがよくわからなくなっています。よって、地元でも○○鉄道に乗るというよりも、どの方面へ行くということで識別しているようです。特にロンドンでは、出発駅が目的地別になっているので、旅行者でも迷うことはありません。

列車運行の形態はディーゼルカーが多く、ヨーロッパ風の客車+機関車という組み合わせは特急のインターシティーや都市間輸送の列車に限られているようです。電車は幹線とケンブリッジ方面などのロンドンと郊外を結ぶ路線ぐらいで、なぜか非電化区間が多く存在しています。

列車の車窓はいたってヨーロッパチック、羊の放牧がところどころに見られ、古い石造りの家々が見え出すと駅。車窓はほんとに美しく飽きることがありません。特に内陸部の丘陵地を貫く路線は車窓が立体的で美しく、どの駅でもいいからふらりと降りて散策してみたくなります。

幹線での乗車率は高く、東海岸線ロンドン~ヨーク、西海岸線ロンドン~マンチェスターは結構乗客が多くて、朝夕の列車に限っては座ることさえ難しい列車があります。座りたい場合は座席予約が可能なので(有料)、あらかじめ予約しておいたほうがいいでしょう。一方、ローカル線は日本と同じくガラガラで、一昔前の国鉄ローカル線を彷彿とします。

このときの旅行では都市間移動を中心に鉄道を利用したのであまり鉄道写真がありませんが、次回はレンタカーを借りてあちこちいってみたいなあと思っています(いつになるやら・・・)。特にウェールズ、古城と列車との撮影ポイントやマン島の保存鉄道が魅力的です。



PHOTO GALLERY

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 Skipton-1997.9.3.(JPEG:58KB)

 Leeds-1997.9.3.(JPEG:62KB)

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 Bury St Edmunds-1997.9.9.(JPEG:51KB)

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■ロンドン地下鉄

 Hammersmith-1996.8.9.(JPEG:47KB)

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