![]() 宇部市は石炭や石灰などを近隣から産出、工業都市として戦前から発展しており、当時財力もあったことから早くからの整備が行われていたのでしょう。 さて、ときわ遊園地は、このあたりで遊園地がなく、特に小さなお子様向け遊園地として貴重な存在となっています。現在は入園無料、中は昭和の香りたっぷりです。いきなり入って目に入る猿山も今ではかなり少なくなった見世物。しかも山ではなく船をモチーフにしたところも面白いです。 遊園地自体は小高い丘の上にあり、観覧車、ジェットコースターといったメインディッシュに回転モノ、コインライドなどが並び、小さな縁日に機器があるようなこじんまりした遊園地です。骨董品クラスの乗り物もあり、なかなか興味深いです。 遊鉄は「子供汽車弁慶号」を名乗り、両端がループとなったオメガ構造で、1回2周運転で走ります。オメガクロス部分に乗車駅があり、バッテリー機関車がセミオープン客車をけん引します。レール中央の集電レールから電源を確保する、典型的な遊園地豆汽車です。 乗車時間は3分ほど、200mほどの走行距離を走り、あっという間の乗車体験です。運行はお客さんがいたら動くという感じで、スタッフは別の業務と掛け持ちなのか、詰め所に常駐してません。 ![]() またここの特徴は機関車は自動運転となっていること。運転手は機関車には乗車せず、駅詰め所から安全確認をしてコントロールします。鉄道模型と同じですね。 旅メモ ときわ公園は四季の花が楽しめる優雅な大きな公園。こちらにちょっと立ち寄る際に見てみる感じでしょうか。隣接する石炭博物館も見て回ってもいいかもしれません。ただ展示主体なので興味ない方はあまりお勧めしません。 ここへは津和野、秋吉台や萩への観光でまだ時間手あまり、宇部山口空港発着で時間が余った というのに序で寄りするのがベストでしょうか。 所在地 ときわ公園(GoogleMap) |
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■乗り場 ・さっぱりした乗り場。 1 2 3 -2011.8.15 |
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・乗り場は丘の上にあります。大きな観覧車とのマッチングは遊園地らしい風景。
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■乗り場~(左サイド) ・発車した列車には運転士がいない!なんと、ホームブースから目視で遠隔コントロールしています。 1 2 -2011.8.15 |
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・中央のレールは集電用か位置確認用と思われます。
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・客車2両なのでコインライドと同じ扱いなのでしょうね、運転員が乗らない汽車もちょっと味気ないかな。
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■(右サイド)~乗り場 ・列車はくるりと回ってあっという間に戻ってきます。お盆時期とはいえちょっと客の入りが悪いですね。 1 -2011.8.15 |
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◆その他1 ・猿山が残るなどいたるところに昭和を感じさせられます。 1 2 -2011.8.15 |
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◆その他2 ・ゲートは以前有料だった名残。今は開園時間内は自由に出入りできます。 1 2 3 -2011.8.15 |
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◆その他3 ・入り口わきにある石炭博物館もちょっとレトロ。各施設ともレトロ感たっぷりです。 1 2 3 -2011.8.15 |